4 フレンチキス?
もう少しで、新しい世界が開拓される所でした。
オープン・ザ・ゲート!
事案があった近くの木の下に移動しました。
「今日は、風が騒がしいな……」
独り言を俺は呟くが、女神達はそうなんですか? と、不思議そうな目で語り返してきます。
(でも、少しこの風泣いてます)
とか、女神にツッコミを貰いたかった!
乗るしかないっしょ! このビックウェーブに! 乗っかって来てほしかったぜ!
どうでもいいけどね!
とりあえず、俺は女神達の前で正座してみます。
日が暮れるまでに俺は、決断する必要があります。
さっきみたいな、商人とか盗賊団に遭遇し誘拐されないようにする。
後ろの貞操を、破られないようにする。
死ぬより恐ろしい事が今後、二度と無い様に決断しないといけない。
異世界で安全に生きる為に。
俺は女神達に魔力を与えて守ってもらうしか無いと考えます。
俺は覚悟を決めて……女神の一人である戦女神に近づきます。
じーっと、女神が見つめています。
俺は、女神の顔の近くで止まります。
女神の吐息が近いです……。
小刻みに震えたり、悩み、戸惑い、最後は、泣きながら、フレンチキッスを……!
「…………」
あれこれ、1時間位経ちました。
……俺は戦女神のほっぺに軽いキスをします。
そんな悩んだ結果がほっぺかよ!?
チューじゃなくてフレンチかよ!?
その心笑ってるね!
さすが30歳童貞のへたれだよ!?
俺にとってはとても辛い。
だが……我慢できる!
自分が危険無く生きる為に、これが今の自分ができる限界!
苦渋の選択!
ごめんよー、キスしちゃってごめんよー。
戦女神の魔力が回復されような感じがします。
ヴァルキリーの頬が赤っぽく見えます。
……熱かな?
ふぅ……。
何とか一人終わった……かな……?
深いため息をして後ろを振り向くと、残っていた女神達から「次は誰なのでしょう?」とワクワクとした期待を感じさせます。
俺は女神達から視線を外し、今の苦行を後6人も行うの!?
なんで、俺こんなに苦労してキスをせねばならんの?
ねぇ、馬鹿なの?
死ぬの?
俺、死ぬの?
はいー!
俺、死んだー!
今俺! 死んだよー!?
と、心の中で叫んでいました。
先ほどの茶番劇が6人分。
日が暮れるまで……俺は茶番劇を繰り広げるのでした。
安心父さんですか?
ほっぺは、魔力25%回復です。




