15 ゴブリンマスター軍の奇襲
美味いものを食べても、口からビームは出ません。
露店巡り後、昨日泊まった宿屋に向かいました。
「いらっしゃいやせ、休憩ですか? 宿泊ですか?」
宿のフロントに昨日と同じよう、受付の女将に聞かれます。
俺は、もう一泊すると女将に伝えます。
昨日と同じように、全員で8人分かな?
金貨10枚を女将に渡します。
(流石ですね……性欲をもて余してらっしゃる……)
「ん? なんか言った?」
「いえ……独り言でございやす」
俺は宿屋の女将と話しました。
さて? 今日は疲れたし、早めに寝ることにします。
大したことしてないんだけどね。
寝る子は育つ~、育つものはないけどね。
寝る時、なんか女神が少しうるさかったけど、無視して寝ました。
朝起きて、女神の魔力補充のお時間です。
ほっぺにキスは、女神達7人に対して、1時間位掛かりました。
昨日より、1時間も時間短縮しました。
それでも……まだ1時間。
俺はなんて……無駄な時間を。
鬱スパイラルマタイ!
気を取り直して次にいきましょう。
俺達はギルドマスターに言われた通り、ギルドに向かいます。
昨日の報酬金を貰います。
特例で、ギルドランクE→Cランクへ昇進します。
ギルドマスターから、今後の活躍に対して期待の眼差しを受けます。
受け流すことにします。
その動きトキ!?
また屋台とかやってみたいなぁ~。
そんな事を思いながら、食材探しに女神達を連れて、森に出かけます。
キャッキャはしゃぐ女神達と一緒に、森の中を物色しながら歩いていくと、巨大な猪が突進してきます。
猪は突進してくるが10mを切った辺りで、その場で事切れるように崩れ落ちます。
ヴァルちゃんの急所突きみたい。
いい肉付です。
思わぬ食材ゲットだぜ!
俺達が森で食材探しの最中、四天王の一人ゴブリンマスターが率いる軍団に、街から少し離れた村が落とされました。
敵数約5000体。
ゴブリンエンペラーが、何十体も確認されています。
次はこの街だと兵が、早馬にて急いで国王に連絡します。
既にゴブリンマスターを率いる軍は、この城下街に向かってる報告をうけます。
緊急避難警報が出て、街人は混乱し避難を始めます。
ギルドにいるすべてのギルド冒険者は、防衛に駆り出されます。
その頃、大和アキラと女神達は食材探しを楽しんでいました。
味探しかな?