97 魔法都市 臨時講師
臨時講師依頼、初日です。
俺は迷宮都市にある屋敷のリビングにて目を覚まします。
俺は頭をかきながら上体を起こします。
今日で異世界に来て13日目の朝かな?
曜日も無いので日付感覚は段々あやふやになります。
周りを見ると女神達も寝ています。
隣にはラッキーちゃんとすーちゃんが寝てます。
寝顔も可愛いです。
俺が起き始めると、女神達も目を覚まし起き始めます。
「おはよう」
「「「「「「「アキラ様! おはようございます!」」」」」」」
「おはようございますー」
(よよー)
俺は女神達に挨拶をすると、女神達も俺に挨拶をします。
フルちゃんやマツカも挨拶をしてきます。
フルちゃん? 別に一緒のリビングで寝なくてもいいんだよ?
屋敷だったら部屋まだ空いてるからね?
女神達の抗争に巻き込まれても俺知らないよ?
俺は女神達に魔力補充をしました。
女神達の頬にキスをします。
キスをされた女神達は満足気です。
フルちゃんはものほしそうに俺を見ています。
フルちゃん? フルちゃんにキスしても魔力補充されないからね?
なんでキスしてるか分かるでしょ?
作業なんだからね!?
キスしないと俺死ぬからね!?
勘違いしないでよねっ!
そんな事を思っていました。
「アキラ様、おはようございます」
「アキラ様、オハヨウゴザイマス」
「アキラ様! おはようございます!」
「ア、アキラ様……お、おはよう……ございます……」
ジョアちゃんと、ガゼリさんと、ルフちゃんと、ミーちゃんのメイド達が俺に挨拶をしてきます。
昨日屋敷に侵入してきた黒猫のミーちゃんは、何故かメイド服を着ています。
「あれ? ミーチャン? メイド服に着替えたんだ?」
「はい……無料で、泊めさせて貰うのも悪いと思いましたので……お手伝いする事にしました……」
ミーちゃんはメイド服に着替えて、俺に答えました。
くノ一のミーちゃんも可愛かったけどね?
メイド服姿で猫耳をピコピコさせています。
可愛いです。
メイド達は布団を片付けてくれます。
片づけた後、直ぐに飯の準備をしてくれます。
今日のご飯は、パンと、川魚のムニエルと、ワニ肉のソテーと、サラダと、野菜スープでした。
パンは焼きたてのパンを焼いて作ったそうです。
いつの間に作ったんだろう?
フルちゃんはパンとサラダと野菜スープを食べてます。
長老ルフちゃんは、ルフちゃんの食べる様子を腕を組みながら見ています。
「フル? もっと肉食べないと? 筋肉が付かんぞ?」
「長老? 私は肉を食べれませんよ? 後、筋肉は必要ないです!」
「そうだけどな? エルフだからって好き嫌いは良くないと、ワシ思うぞ? 筋肉つける為には肉を食べて、タンパク質取ったほうが効率がいいからの?」
「長老? 私は肉が食べれないんじゃなくて、エルフだから食べないんですよ!? 長老……秘宝になってから少し考えが変わりましたね?」
長老ルフちゃんがフルちゃんに聞いてました。
エルフってベジタリアンだと思ったけどさ? 肉って食べようと思えば食べるのかな?
俺、一杯食べる子は嫌いじゃないけどね?
とりあえずフルちゃん?
食事中だから静かに食べよ?
メイド達は一緒に食べないのかな?
俺は思ってルフちゃんに聞いてみました。
そうしたら「主人とメイドの差を明確にする為に食事は別々に取った方がいい」と、ルフちゃんが答えてくれました。
へーそういうものなのか?
俺は納得しました。
飯も食べ終わったし行こうかね?
今日から、臨時職員依頼するから、魔法都市の学園に行く準備しないとなぁ。
女神達も教えるからさ?
街人の服のまま教えるってなると何か物足りなさを感じるな?
ちょっと女神達に聞いてみるか。
「思ったけどさ? 学園の先生みたいな服装になれる? その街人の服だと様にならない気がするからさ?」
「「「「「「「それでは、着替えます!」」」」」」」
俺は女神達に、先生の服装に着替えれるか聞きます。
女神達の着ている服が淡い光に包まれてます。
見てみるとなんて言うんだろう?
女神達は女性が着るスーツを着ています。
パリッとした印象を持つ姿に変わります。
それに、魔法使いが使ってる、大きい黒い帽子をかぶってます。
うん、わかりやすいかな?
俺はどうしよう?
「こんな事もあろうかト! アキラ様とフルちゃんノ、学園教師用スーツも用意してありまス!」
「マジちゃん? 何でもあるんだね? ビックリだよ!」
「何でもはありませン!」
マジちゃんが俺のスーツを出してくれます。
マジちゃんマジ便利!
何でもはありませんっていってもマジちゃん、何でもありそうな気がして仕方ありません。
要塞とか戦車とか空母出して! って言ってら出してくれるかもしれません。
使う用途が無いので聞くのをやめます。
俺! 異世界征服とかしないから!
着替えたしそろそろ行こうかね?
フルちゃんも少女なのに先生みたいです!
様になってるね!
「あの? この服装になってどこに行くのでしょうか?」
フルちゃんが疑問そうな顔を浮かべて聞いてきます。
フルちゃん? コピーのフルちゃんと入れ替わってたから、知らなかったのかな?
「今日から魔法都市の学園にある臨時講師やるからさ? フルちゃんも先生として教えるんだよ?」
「えええ! 聞いてませんよ!!」
「今言いました」
「……分かりました」
「頑張ってね! フルちゃん!」
俺はフルちゃんに伝えます。
さて? そろそろ行こうかな?
すーちゃんに頼んで魔法都市の学園に移動して貰おうか。
「すーちゃん? 俺達を魔法都市の学園に転移してもらっていい?」
「了解ですー」
俺はすーちゃんに頼みます。
俺達は魔法都市の学園に転移します。
俺達は魔法都市の学園に移動しました。
俺と、女神7人と、フルちゃんと、マツカがいます。
上級妖精のマツカには、姿を消してついてきてもらいました。
俺になんかあった時の保険みたいな感じかな?
見える事は無いし。俺についてきて貰おうかな?
学園の入口に突如転移してきた集団に、学生達は驚いています。
うん、次からは目立たない所に転移しようか。
俺達は学園の中に入っていきます。
とりあえず学園長の所に行こうかな?
学園の敷地は広いので、女神達に頼んで案内をしてもらいます。
迷わずに学園長室に着きました。
「学園長? いますか?」
「どうぞ」
「失礼します」
俺達は学園長室に入っていきます。
学園長室の中では、6歳位の幼女になったままの学園長『ラル・ルミナス』が書類作業をしていました。
隣には6歳位の男の子になったままの『モル・サイエンス』が、学園長の書類作業の手伝いをしてました。
なんか忙しそうだね?
大丈夫かな?
「今日から臨時講師依頼に来ました。場所とか講師方針等、詳しい内容を教えて下さい」
「はい、こちらに担当する教室の場所が掛かれています。後は、好きに教えて下さい。他人任せと思われるかもしれませんが、貴方方達の計り知れない力を、私は分かっています。とても期待しています。宜しくお願いしますね」
「あ、はい。わかりました」
俺は学園長ラルさんから、担当場所の用紙を貰いました。
いいのかな? 適当に教えてお金貰えるなんていい仕事だけどさ!?
後でクレーム来ても知らないよ!?
俺達は学園長から部屋割りをもらって学園長室から出ました。
担当する教室まですーちゃんが案内してくれます。
俺達はは教室に向けて、歩き始めます。
歩いてる最中、俺は考えてました。
俺はどの女神の講師サポートに回ればいいのかな?
うーん、一番不安なのがラッキーちゃんかなぁ?
だってさ? 見た目8歳位の少女がいったい何を教えるだろう?
そもそも教える事が出来るの?
どのように教えるのか想像もつきません。
何かあったら俺がサポートすればいいしさ?
いいかな?
俺はラッキーちゃんと一緒に講師をする事を考えました。
「それじゃ俺はラッキーちゃんと一緒にやるからさ? 半径50m範囲内から教えるように様にしといてね?」
「「「「「「「はーい」」」」」」」
「フルちゃんは適当に教えちゃて?」
「あ、分かりました」
俺は女神達に伝えて、フルちゃんにも適当に教えるよう伝えます。
教えれるかな?
俺は初めての臨時講師に、ワクワクとドキドキを混ぜながら教室に向かいました。
どうなるんでしょ?




