あまおと
ぽつりぽつりと ふっていたのです
きのうの よふけからのあまおとです
あさがた めをさますと
ごおごおと そらがなっているものですから
わたしは おどろいて
しゃったあをあけたのです
あさだというのに
あたりは よどんでいるのです
そらをみあげると もんもんと
くもが うずまいているものですから
わたしはきのうの よふけのように
しゃったあをしめたのです
こんにちも まなびやにゆくもので
わたしはわたしの あたたかさの
のこるふとんをぬぎすて
いやいやしたくをするのです
はくまいとすいものをたべ
いやいやしたくをするのです
しゃったあのむこうでは いまもあまおとが
ざあざあと なっているのです
そのうち ごろごろと
いかづちがなるものですから
わたしは れいんこおとをきるのです
そして まなびにゆくのです
きょうも わたしはゆくのです
こんにちは。黒胡麻です。
今回はいつもの書き方とは違う
方法で詩を書きました。
名前は忘れてしまいましたが
こんな書き方だった気がします。
全てひらがなの意味は
明治や大正のイメージが強かった
からです。
読みにくいかもしれません。
それではまた明日。