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第三十二話

 その夜、四之宮邸は騒々しい動きを見せていた。巨大な日本庭園には多くの使用人が駆けずり回るように闇の中に消えていく。ただ事ではなかった。


 今夜この建物に日本を総べる十二宮家のうちの2つ、四之宮と御門が会合を開いていた。それも十二宮家の中でも重い掟を話し合うための場であり、この会合には他の十二宮家も関心を寄せ、その日の四之宮邸には他にも何名かの十二宮家関係者が訪れていたため、普段の2倍以上の警備を割いていた。


 そんな日本でも有数の警備を誇る建物に、あろうことか思わぬ闖入者が現れた。


 彼ら51人は四之宮夏陽の学友を語り、四之宮邸の門の前に集まると、そこから何かを四之宮邸に投げつけた。それは綺麗な孤を描き、見事に四之宮邸の会合が行われる応接室の手前に着弾する。


 それが合図となり、彼らはなだれ込むように四之宮邸に突撃した。だがしかし、その殆ど全てと言っていい人数が配置された警備員により四之宮邸の玄関を潜ることなく、力ずくで取り押さえられてしまう。彼らは鍛え上げられた警備員になす術なく敗北した。


 しかし、ここで予測外の事態が起こった。取り押さえた人数は50人、あと1人捕まっていないことが判明したのだ。


 この事態を重く受け止め、警備員は総力を挙げて屋敷の捜索を始めた。


 しかし捜索を始めて30分、最後の1人は未だ確認できていなかった。

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