勇者と魔王――マジかよ!やめてくれよ!――
よろしくです
時は魔の時代。
魔王が君臨している剣と魔法の世界。
勇者は魔王を討伐しようとし旅をはじめた。
そして今、勇者は魔王と対峙していた。
「おいおい、マジかよ」
「嘘だろ、やめてくれよ」
「魔王が男とかマジかよ」「勇者が男とかやめてくれよ」
「「いやいやそれこっちの台詞だから」」
「ま、とりあえず居間に行くか」
「え、マジ?魔王城に居間とかあんの?」
「あるぞ一階から四階はダンジョンで五階が魔王の間で地下一階から地下五階が俺と側近とか四天王のプライベートゾーンだな」
「地下とか金持ちか」
「王様だからな」
「あーそっか」
「とりあえずワープホールで移動するか」
「王の座の下にワープホールとかワロタ」
――移動中――
「で、ついたわけだがめっさ普通じゃん宿屋並みに普通じゃん」
「いや、だってさ、広いの落ち着かねーじゃん?やっぱりこう世間じみた感じの部屋が落ち着くじゃん?」
「世間じみた魔王とか(笑)」
「笑うなよ、親近感わいて良いだろ?」
「いらねーよ魔王に親近感いらねーよ!つーかきたねーな」
「大丈夫、後で側近が片付けてくれるし」
「え、何お前、え?側近って確かショートカット巨乳だったよな?」
「ん~?そうだけど~?」
「うっぜ、マジうっぜ、もげろリア充」
「いやいや、待て待て、お前んとこの魔法使い巨乳だし良いじゃん」
「アレはマジやばいなフカフカだわ」
「ん?え?さわったことあんの?」
「おま、当たり前だろ?俺勇者だぜ?ラッキースケベぐれーあるよ。ぎゃくにねーの?」
「吸い付くようでした」
「あるじゃねーか」
「うむ、オレも魔王だし」
「つーかさ、何で男なわけ?魔王つったら可愛いロリっ娘だろ」
「お前こそ何で男なんだよ。普通勇者っていったらドジっ娘のボクっ娘だろ」
「は?女勇者つったら凛々しい赤髪だろ」
「は?それは女剣士だろ」
「あ、そーか。わり、ミスった」
「いや、良いんだよ。人は間違いをこえて成長するんだからな」
「いい感じにまとめんなや魔王だろーが」
「いや、そこ魔王とか関係なくね?」
「あー、確かに。つか何の話してたっけ?」
「忘れた。そーだこないだ対戦型のギャルゲ買ったんだけどやらね?」
「え、それラブぽ~しょん―薬草からエリクサーへ―じゃね?やるやる!」
――魔王の間――
同時刻
「えっと……何これ」←女剣士
「はぅ」←女僧侶
「どうなってるんですか…」←女魔法使い
「私もわかんない」←側近
ご希望があれば連載にしようかと思います