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迷車両で行こう27

うP主:どうも。永島光です。今日は久しぶりに電車に登場していただきました。

「どうも。皆さんおはこんばんちは。113系「ブルーライナー」です。」

うP主:今日はよろしくお願いします。

「ええ。じゃあ、今日は大阪を走っているレールガンの新快速のお話。大阪が阪急や阪神、京阪にコテンパンにされていた時、国鉄の大阪管理局はこのままでは利用客がさらに減って、国鉄の赤字を増幅させると思っていた。そこで、ここら辺の私鉄をあっと言わせるためのイダテン走りする列車が考えられた。それが今の新快速である。最初は1時間に1本しか設定されないL特急並みの列車であったが使った車両は私113系のような通勤型電車。しかし、京都から西明石までのイダテン走りは利用客から好評で、だんだんと列車の運転本数も増やしていった。もちろん、運転区間も延ばされて、今は北は敦賀から西は播州赤穂まで運転される運転形態となっている。」

うP主:あれ。これじゃあ、列車の紹介だけじゃないですか。もちろんそれだけでは終わりません。問題はこの列車の扱いです。日本語の案内は新快速ですが、英語の案内はスペシャルラピッドサービス。そう。日本語と英語の意味が全然違うのである。どうしてこうなった。

「それは当時の大阪管理局の言い分を再現してみないとね。」


「うーん。このままでは利用客が伸び悩む。」

「そうだ。京阪神間をイダテン走りする快速列車作ろう。」

「おお。それがいい。でも、ただの快速じゃあ、今走ってる快速と見分けがつかない。どういう快速列車にしようか・・・。うーん。」

「東京には特別快速っていうのが走っているな。」

「特別快速か。」

「こっちのも特別に飛ばすから、その名前はつけたい。でも、東京に真似されたなんて思われたくないから、どういう愛称にしよう。」

「そうだ。新しく快速を走らせるんだから、新快速でよくね。」

という感じ・・・。

「そう。新快速という愛称自体は大阪の東京に真似されただなんて思われたくないという精神で名づけられたものなのである。新快速はその名前の通り新幹線と同じような存在感を見せつけ、今や関西の大手私鉄どころか、車の利用客までもぎ取るぐらいに成長。さらに全区間において130キロで飛ばすから、特別に飛ばしている快速というのが外国人にもわかりやすいように英語案内はスペシャルラピッドサービスのままなのである。」

うP主:こんないきさつのある新快速だが、その両方が走っている名古屋はというと新快速の英語案内は大阪のままだとその上を行く特別快速とかぶるためニューラピッドと案内されている。

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