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Free World  作者: DreamNeon
25/30

その言葉は凶器

私は死にました。

でもまだ生きています。


君が

「死ネ」

と言うから。

私はまた死にました。


「ごめんね」

まだ生きてるよ。

死ねないんだ。

言葉だけじゃ。


何度君のその言葉を聞いても

「死ねなくてゴメンね」と

私は言うしかないの。


もし君のその言葉で

本当に死んでしまったら、

君の側に誰も居なるんだよ?


もし君のその言葉で

誰もいなくなったら

「死ネ」なんて言葉

使わなくて済むようになるのかな?


それなら、死んでみるのも良いかも

なんて思ってしまったけれど。


もう君の側にいるのは私だけ。

周りの人は皆、君の言葉で死んでしまった。

私が最後の一人。


私が死ねないのは、

君を正しい道を歩ませるようにするため。


誰もいなくなったら独りぼっちの君は

自分に「死ネ」と言うのだろうから。




本当はその言葉だけじゃないけれど、

その言葉は凶器なんだって事。

その言葉が傷付けている事。


一度放った言葉は

もう一生消えないから。


私が教えるのは

「言葉が人を傷つけること」

それを知ってほしいだけ。


君にこの言葉が届くまで

私は君の側で生きていくよ。


最近の出来事について

書いてみたら物語風になってしまいました。

※実際誰も死んでませんよ。(笑)

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