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Free World  作者: DreamNeon
13/30

砕心

君は私を嫌うよね。

君はどれほど苦しんだかな。

私の存在一つで。


それを知らなかった私は

毎日変わらず、友人と話し笑っていた。

君と私はあまり接点が無かったのにね。


君が泣き、恨み、そして心が乱れるまで

何も知らなかった私は

何を謝ればいい?


だけど何も言わない君に

私が出来る事なんて一つしかないよ。

私を許してもらおうなんて思わない。

きっと私が酷いんだから。


私は君の視界から消えればいい。

此処じゃない何処かへ行こう。

君から全てを消して

記憶は薄れて思い出せなくなるくらい。

この出会いさえ、なかったように。


でも、私は忘れない。


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