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なんかよく分からないけれど怖い話  作者: 日暮キルハ


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無くした鍵

 最近、僕が住むアパートの近辺では不審者情報が頻繁に目撃されていました。

 なので、夜道はなるべく早く通り過ぎるように心がけています。


 しかし、そんな不安な日が続く中、僕は仕事帰りの道で決定的な失敗に気づきました。


「しまった、家の鍵がない」


 ポケットやカバンの中を何度も探しましたが、いつもの場所に重みを感じません。どこかで落としてしまったようです。


 僕は全身から血の気が引くのを感じました。不審者が出ている地域で鍵をなくすなんて最悪です。


 大家さんに連絡して鍵を開けてもらうしかない、と半ば諦めながら玄関のドアノブに手をかけ、回してみると――。


 カチャリ。


 鍵は、開いていました。


「もしかして、誰かがすでに……」


 恐怖を感じました。

 僕は恐るおそる中に入り、電気をつけました。

 部屋の中は荒らされた様子もなく、何も異常はありません。


 そして、リビングのテーブルの上に、それは置かれていました。

 僕が先ほどまで必死に探していた、僕の家の鍵です。


 鍵は、机の中央に、真っ直ぐ揃えて置かれていました。

 僕は全身の力が抜けました。


「なんだ、ただの閉め忘れか。落とした訳じゃなくてよかったよかった」

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