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なんかよく分からないけれど怖い話  作者: 日暮キルハ


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20/26

テレビ電話

 私は、遠距離恋愛をしている彼氏と、毎晩寝る前にテレビ電話をするのが日課でした。


 ある金曜日の夜、いつものように彼とテレビ電話を繋ぎました。画面越しに見る彼は、少し疲れているようでしたが、いつもの穏やかな笑顔でした。


 私たちは互いの仕事の話などをし、楽しい時間を過ごしていました。


 しばらくして、彼が急に画面から顔を外し、何かを拾おうと下を向きました。


 その瞬間、画面の回線が不安定になり、彼の映像が、一瞬だけノイズと歪みで乱れました。


「ごめん、ちょっと今、回線が悪いみたい」


 と彼は言い、すぐに顔を上げて、私に微笑みかけました。


 私は気にせず、会話を続けました。


「ねえ、昨日さ、〇〇に新しいカフェができたんだよ」


 私が話している間、彼は相槌を打ってくれますが、彼の目の動きがどうもおかしいのです。彼は、画面に映る私ではなく、私たちがいつもテレビ電話をしている私の部屋の、背後の壁をじっと見つめているように見えました。


 私は少し不審に思い、「どうしたの?私の後ろに何かある?」と尋ねました。


 彼はすぐに目を私に戻し、少し慌てた様子で言いました。


「あ、いや、何でもないよ。ごめん、眠いだけ。それにしても、君の部屋、照明が暗いね。いつもより暗い気がする」


「そうかな?いつも通りだけど」


 と私は答えました。


 そして、私たちは「おやすみ」を言い合い、テレビ電話を切りました。

 体調が悪そうなのでゆっくり休んで欲しいです。

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