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なんかよく分からないけれど怖い話  作者: 日暮キルハ


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1/7

唯一の相談相手

 私は友人であるミサから、最近気になっている奇妙な視線について相談を受けていました。


「毎日、誰かに見張られている気がするの。でも、あなた以外に相談できるような人もいなくて……」


 ミサは所謂天涯孤独で、頼れる親戚もいないため、知人の私に縋り付いてきました。

 彼女の不安は本物で、私は警察への相談を勧めましたが、ミサは「大事にしたくない」と拒否しました。


 私は彼女のために毎日連絡を取り、状況を確認することにしました。


 数日後、ミサからの連絡が途絶えました。電話もLINEも一切繋がりません。


 私は不安になり、彼女の家を訪ねましたが、応答はありません。警察に相談すべきか、それともただの旅行か何かで連絡を忘れているだけなのか、迷っているうちに二日が過ぎました。


 その日の夜、私の携帯にミサから電話がかかってきました。


「もしもし。○○さんの電話で間違いないですか?」


「……はい。そうですが、あなたは?」


「あ、すみません。申し遅れました。私、ユウヤと申します。ミサとは恋人です」


「え、あ……ミサの彼氏さん、ですか?」


「はい。実はミサが体調を崩していまして、今は私の家で看病をしているのです。どうやらあなたに毎日連絡をいれる約束をしていたみたいだったので私の方から連絡をいれさせていただいた次第です」


 相手は落ち着いた声で説明しました。

 私は心底ホッとしました。ミサに何事もなくてよかった。

 それに、彼氏さんと一緒にいるなら一人暮らしで家に一人でいるよりよほど安全です。


 体調が戻ったら、また連絡をしてみましょう。

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