十五、十五夜のお月見4
旅人A「なあなあなあなあ」
旅人B「もういいって、東の国のヤツから聞いたんだろ。その情報いらねぇよ」
旅人A「いやいや、ぜってー興味持つって。俺らにも関わる話題なんだからな」
旅人B「関わり?」
旅人A「星座でふたご座ってあるじゃん、俺ら双子だろ?」
旅人B「……」※新事実!
兄「どうした?」
弟「俺がお前の顔面してると思うと、将来彼女できんのかなって不安になる時がある……」
兄「ざけんなボケ、俺だってそうだわ」
弟「黙れカス、オメーよりか俺の方がモテんだよっ!」
母ちゃん「ケンカは外でやって」
兄「……まあいい、あのふたご座ってな、実は男女の一卵性の双子を指すらしいんだわ」
弟「ウソだろ……」
兄「マジらしい、双子って聞いて似た兄弟か姉妹を想像したんだろうけど、男と女を現わしてるんだってよ。二人で一対なんだ、光と影、かっけーわ」
弟「……」
兄「どうした?」
弟「俺は妹が欲しかった……」
兄「俺だってそうだ」
弟「アホな兄貴より妹が欲しかった」
兄「俺だってアホな弟なんかいらねーわ」
弟「どの口が言ってんだっ!」
母ちゃん「ご飯できたよ」
こうして。
ふたご座は実は一卵性の男女の双子説が浮上した。
光と影で神が完成。
仮説ですが、神がなまって蟹から→♋なのではと。
こちらはあくまで想像となりますが。
古代はロマンが溢れてるなと過ごす秋の夜長です。
古代の事情は見てきたわけでもないのでわかりませんが、大事なのは過去と同じ過ちを繰り返さず、本質的な意味で意義ある未来に繋げる事こそ現代に生きる使命なんじゃないかと思います。
難しい事はわかりませんが……。