十五、十五夜のお月見3
お月見から日にちが経っていてもタイトルがお月見のまま。
直しが進まずこんな事ばかりが浮かびます。
秋の夜長のせいでしょうか。
まだ続く。
どこかの国で。
旅人A「なあ、おいって」
旅人B「またかよ、期末テストで元素記号覚えるのに忙しいんだよ」
旅人A「……水兵リーベ」
旅人B「俺の船……」
旅人A「僕の船だろバーカ」
旅人B「うるせぇんだよっ、邪魔すんならあっちに行けよっ!」」
旅人A「まあ待てよ、朗報だ。数学のテストで数え方に最適な方法を東から来たヤツに聞いたんだ」
旅人B「またかよ……」
旅人A「1はひい、2はふう、3はみい」
旅人B「1はひぃ、2はうぅ、3はうぃ……?」
旅人A「地獄みてーな滑舌だな、万死に値する」
旅人B「大きなお世話なんだよっ、大体それ覚えてなんの得があるんだっ!」
旅人A「なんでもこれを覚えるとイケメンになれるらしい」
旅人B「……なんだと」
旅人A「この数え方は美しいって意味からきてて、男もキレイになれる魔法の意味があるらしいんだわ」
旅人B「マジか……」
旅人A「超絶モテるかもしれねぇ」
旅人B「覚える、絶対に覚える。仲間にもリスペクトしとく」
旅人A「1はひい、2はふう、3はみいだぞ」
旅人B「1はひぃ、2はうぅ、3はうぃ……」
1はひい、2はふう、3はみい
↓
1はひぃ、2はうぅ、3はうぃ
↓
あれ?
↓
1がひぃ、2はつぅ、3はずぃ
↓
1がHI、2がTU、3はZUI
↓
……なんだっけ?
↓
1がHI、2がTU、3はZI
↓
めんどくせぇ
↓
ヒツジ
↓
ヒツジでいいじゃんよ
↓
HITUZI!
↓
HITU☆ZI!!
……こうして。
一、二、三はHITUZIと伝わり。
数はヒツジに代わり。
羊として伝わった。(←横三本だし)
ヒツジが一匹、ヒツジが二匹、眠れぬ秋の夜長にこんばんは。
なんて事があったりしてと、今回も想像していました。
※↑何を伝えようとしたのか自分もよくわかりませんが。
古代の方は滑舌に悩んだのかもしれない。