一、プレゼント企画 (2023年度版)
命「皆さん、年明けにこんにちは。命です。作者が直しをしばらくしていない為、代わりにミニコーナーをこちらで投稿させて頂きます」
蓮美「ミニコーナー?」
命「そうです、読者の方の中には作者が書くのをやめた、野生に帰ったなど疑問が上がっているのではと思いまして、急遽僕がこのコーナーを受け持つこととなりました。大丈夫、カナブンは野生に帰ってはいません」
蓮美「……不安」
命「なんですか?」
蓮美「なんでもないよ、じゃあコーナーのテーマは?」
命「ズバリプレゼント企画です」
蓮美「何かもらえるの?」
命「ええ、ただし物理的な物ではなく能力です。神である僕がこの画面を通して読者の皆さんに授けます」
蓮美「スゴイ、どんな能力なの?」
命「人間としての魅力です」
蓮美「魅力って、女子力とか?」
命「そうです、ただし限定された能力に限られますが」
蓮美「限定?」
命「男性なら男性の、女性なら女性の魅力が上がります。もちろんどんな方でもどちらも選べる能力です」
蓮美「例えば?」
命「男性なら」
蓮美「男性なら?」
命「暗闇で股間が光ります」
蓮美「……え?」
命「股間が光るんです」
蓮美「……どういう意味?」
命「どういう意味ってどういう意味ですか。棒が光るのか玉が光るのかという質問でしょうか?」
答えになっていないし意味が不明。
命「女性なら」
蓮美「……女性は?」
命「暗闇でパイパイが光ります」
蓮美「……っ!」
命は両手を自分の胸にあてがう。
命「暗闇でこう、パイパイがボインボインと光ります」
蓮美「……それがどういう魅力につながるの?」
命「機能としては男性なら女性に、女性なら男性にアピールする魅力が発揮されます。蛍の応用ですね。寂しい時には仲間を召喚できますし、夜道で帰宅の際には変質者を寄せ付けません」
己が変質者と化すがそれはいいのか。
命「他にもイルミネーション効果で夜間に一人でパレードも可能、スマホと連動すれば好きな音楽に合わせて点滅もしてくれるのでムード満点です」
蓮美「……」
命「……どうしました?」
蓮美「……いらない」
命「もちろん蓮美さんにもこの力を授けます、友達ですから」
蓮美「いらない……」
命「両腕をピタリとくっつけて気を付けの姿勢をしてください、痛みもかゆみも感じないので数秒で済みます」
蓮美「……いらない」
命「代わりに少しだけ上から触れますね」
蓮美「いやぁあああっー!」
おしまい
※セクハラ、ダメ、絶対。