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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

狂犬刑事

狂犬刑事

「警察だ!」


出てきた母親に警察手帳を突き付ける





「は?!」


母親は鳩が豆鉄砲食らったみたいに間抜け面を晒した





さすが自分の子供一人、満足に育てられないクズ


ナイスなリアクションだ


おかげで土足で家に入るのに躊躇いはない





息子の部屋なら多分二階だろう


バカと煙は高い所が好きだからな


そう思い玄関の目の前にある階段を昇る




後ろからなにやら声が聞こえてくるような気がするが気のせいだろう




階段を昇りきるとドアを開ける


そうするとバカ息子、もとい犯罪者がいた




ここまで順調に行くと気持ちがいいな





まあこれから先はシナリオのないドラマ


どうなるかね




まあ勝つのは刑事オレだけどな




「何入ってきやがるんだよっ!」


バカ息子が怒鳴ってきた





ふっ犯罪者に人権はないんだよ


・・・いやあるけど無視しているだけなんだけどな




と言う訳でまずは蹴りを入れてみた





いわゆる


『ヤクザキック』


というやつだ




犯罪者に常識や理屈は通じない


とにかく痛めつけて自分の立場を判らせないといけない


だからこれは正しい選択だ





「グフッ」


犯罪者が何か言っているような気がする


だが気にする必要はない




バカが蹲っている隙にスマホを取り上げた


もちろんロックがかかっている





右の人差し指を無理やり押しつけてロックを解除する


なぜみんな利き手の人差し指なんだろうな


まあこっちは楽できていいけどな





そんなことを考えながら動画を探していくとすぐに目的の動画ものが見つかった


この犯罪者くそやろうが少女を襲っている動画だ


嫌がる少女を凌辱していやがった


それも何人も


・・・碌なやつではないとは思っていたがここまでとは思わなかったぞ




なかには動画を盾に行為を強要している動画もあった


・・・ほんといい趣味していやがる




そんなにずる賢いならば当然バックアップもしていることだろう





だから


「おい、おまえ、バックアップはどこだ!」


と聞いてみた




「だれが言うか!」


お約束の返事が来た




「これ以上オレに何かしたら動画が拡散するぞ!」


逆に脅してくる始末





本当にいい趣味していやがる






だから警官オレは肉体言語で返事をした


つまりは蹴りを入れてみた、と言う訳だ




「グッ」


クソ野郎が痛みの余り思わず声を出した



だがまだまだ終わりではない





「おまえが喋っていいのはバックアップの在り処だけだ」


「だれがいく、グフッ」


「ゲッ!」


「ゴホッゴッ」




話し合いは難航した




さすがクズ頭が悪すぎる




まあ警官オレもすぐに解決するとは思わなかったけどな


なにせ悪党というのは諦めが悪いのはお約束だし?


それにすぐに終わったら愉しめないだろう?




と言う訳で股間を踏みつぶしてみた





<グニャリ>


確実に潰れる手応え、いやこの場合は脚応えか、があった





「ぎゃあああああっ」


犯罪者はイイ声で啼いていた




悪党おまえに身体を穢された女性は精神的に病んでしまっているので結婚するのもの難しい


ましてや子供を産むことも、だ


それなのに強姦者きさまが子供を得る?


絶対に許されることではない


いや警官おれが絶対にゆるさん!」





痛みで聞いているか判らないが一応言っておいた





まあ股間を抑えて転げ回っているので絶対に聞いてないだろうけどな




なのになぜ言うのか?


部屋の入り口でオロオロしているクソ息子の母親に聞かせるためだ


もしも警官おれからの暴行ということで訴えたらクソ息子の悪行も世の中に晒されるぞ


そういうことだ



痛みと言うのは時間と共に小さくなる


これは身体の正常な反応だ


医学的になんていうかは知らん





だが経験的に判ってる


拷問が世の中で行われている所以である





30分後にようやく話せるようなった犯罪者だったがバックアップの在り処をいうことはなかった


結構根性があると言ってよいかもしれん


まあ本当は頭が悪すぎるだけなんだがな




と言う訳でその後も結構肉体言語での説得が続いた


股間を潰したので次は指だった


その次は膝


そして顎、肩、足首、腰骨と全身くまなく潰していった




もちろん無駄なのに警官おれに反撃しようとしてきたので公務執行妨害で押しとおすつもりだ





この国は権力を持っていれば犯罪を起こしても許される特異な国だ


だから警官おれも犯罪者を叩き潰して、もとい公務執行妨害で少々手荒に取り押さえても問題がない




体中をぼこられてようやく心が折れた犯罪者がバックアップの在り処を吐いたのは部屋に入ってから2時間後のことだった




戦利品どうがのバックアップさきであるパソコンを手に警官おれは犯罪者の家を後にした


ひと仕事を終えた満足感で満たされていたのは言うまでもない

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