【幕間】夢の中で再び熊さんに出会った
「んー?ここはどこだー?」
周囲を見回すと、霧に包まれてるみたいにボンヤリしてる。
あれ、私はさっきまで、美雪と美味しいご飯を食べてたよね?
なんで、こんな霧に包まれた中にいるんだ?どっか近くにいるはずの美雪に向けて、私は大声を上げる。
「鬼火の里でもこんなに霧が立ち込めてないよー。美雪ーーー!!ここどこーーーー!!近くにいないのーーーー!?」
力いっぱいの大きな声で美雪の名前を呼んだけど、声は霧の中に消えてしまう。あれ?美雪いない?
「美雪がいないなら、シロ君かサっちゃんでも良いや!シロくーーーーん!!サっちゃーーーーん!!ここどこーーーー!!近くにいないのーーーー!?」
返答は無い。どうやら、美雪だけじゃなく、シロ君もサっちゃんもいないようだ。
「んー?なんで、こんな霧の立ち込めるとこに一人でいるんだ、私?って、なんか見覚えがあるな、この状況?んー?んー?」
腕を組み、体を傾けて考えてみたけど、この場所に全く覚えがない。
まぁ、考えても仕方ない。考えるのは私達のパーティのプルーンこと、美雪の役割だから。
「こんな時は、まず自分の置かれた状況を冷静に判断することーって美雪が言ってたね!よーっし!」
私達のプレーンの言葉に従い、両足は肩幅より広く、左手は腰、右手は拳を作って前に。胸を張って、鬼火流の発声スタイルを取る。
「私の名前は鬼火 愛!!鬼火の里長である母ちゃんを倒すため、強敵求めて異世界にやって来た!!そこで数々の強敵と、かけがえのない仲間である美雪とシロ君とサっちゃんに出会って、強くなって、ついに強敵の一人であるミスリルゴーレムを倒したー!!今ここ!!うん、ちゃんと憶えてる!!」
「いや、あの仲間の大男…、ユウジっつったか?あいつのことも憶えといてやれよ…。常日頃、お前や凶悪目つきの女に苦労させられてるんだからさー…。」
声のした方を見ると、大きな黒熊が短い手足を器用に折り曲げ、体育座りで私を見ていた。
「ん?ユウジ?憶えてるよ。憶えてるけど、いても力にならないし迷惑なだけだから、あえて無視してたんだよ。」
「そっちの方が酷いな…。優しくしてやれよ…、って、まぁ、俺が気にすることじゃねぇか。相変わらず元気だな、愛。」
どこかで見たことある気がする黒熊が、なんだか笑ってるような気がする。
「鬼火流剛術 壱の型 牡丹!!」
「ぐがぁぁぁあああ!!??」
なんか親し気に話しかけてきた黒熊を、牡丹一発、光の粒に変える。
「この感触…!?まさか…!?」
手に残る感触から、黒熊のことを思い出す。
転生した直後に喧嘩を売って、異世界のモンスターは並じゃないと初めて感じた黒熊。なんやんかんやの一騎打ちの末にぶち殺した黒熊。
私が黒熊のことを思い出したところで、霧の中から黒熊がわなわな震えながら現れる。
「なんで感触で思い出す…!?夢の中だから殺されても、なんとか復活できるけどよー…、なんで出会い頭に殴って殺す…!?」
「え?モンスターが目の前にいたら、殴って殺すよね?」
「その辺のモンスターと一緒にするなよ…!?一緒に戦ってきた仲じゃねぇか…!!」
歯を剥き出しにして、ぷるぷる震える黒熊。どうやら黒熊は怒ってる。
そういえば、黒熊は黒熊剛拳って名前の私の武器として、この異世界で一緒に戦ってきたんだっけ。忘れてたけど。
「一緒に戦ってきた仲だろうと…、例え同じ釜の飯を食って来た仲間だろうと…、目の前に敵として現れるんなら…、私は己の剛を信じて、殴り殺す!!」
「出たよ、剛…!!お前の仲間が、夢を操る力で空間を開いたから、俺も便乗してお前に力を与えるために現れたってのに…。お前の仲間は、夢の中で過去の新たな事実と向き合い、乗り越え、お前を射殺す未来…、受け入れられない悲劇を打開する道を切り開こうとしてるってのに…。なんでお前は、そうやって己の剛の道を切り開こうとするんだよ…!!」
「ん?難しい話?それなら、美雪にお願い!剛を極めんとする私には、理解できないから!」
「…。はぁ…。」
ずーん、といった感じで落ち込む黒熊。
黒熊はなんで落ち込んでんだろうな?って思ったけど、ひとつ大事なことを、一緒に戦ってきた黒熊に話さなければいけない。
今日新しく手に入れたミスリルナックルを片手に、私は黒熊に話しかける。
「黒熊。見てこれ、ミスリルナックル!今日手に入れた、強力な武器!!」
「強力な武器って…、まさか!?」
ミスリルナックルを確認した黒熊は、私が言いたいことに気付いたのか目をカッと開く。
わなわな口元が震えだす黒熊に、私は優しく笑いかける。
「そう、そのまさか。あなたとの関係は、お終いなの、黒熊。」
「なんで俺がフラれたみたいになってんだよ…!?って、お前まさかそのミスリルナックルを装備するから、俺はもう必要ねぇって、ふざけたこと言うんじゃねぇだろうな…!?」
「しつこい男は嫌われるわよ、黒熊。」
「しつこい…!?熊に転生しちまった俺は、この異世界でお前と最強になるって決めたのによぉ…!!こんな、ミスリルナックル…、こうだ!!」
美雪が前に連れて行ってくれた演劇の女性キャラになりきって小芝居をしていた私の手から、黒熊はミスリルナックルを奪い取る。
突然の強奪に驚く私に、にやりと笑った黒熊は大きな口を開け、ミスリルナックルを噛み砕き始める。
「がりがりがりがり!!」
「えーーーー!?なんで、私のミスリルナックルを食べちゃうんだよ!!ふざけんな、黒熊!!」
私が黒熊の体を掴んで揺さぶり、黒熊の暴挙を止めようとするが、黒熊は止まることなく、ミスリルナックルをバリガリ、ゴリグシャと噛み砕き続ける。
「やめ…、や、やめろって、言ってんだろー!!」
私は大声を上げるが、黒熊は止まらない。
がりがりを続ける黒熊はついに、真っ赤な顔でゴクンとミスリルナックルを飲み込む。
「ふんっ!!これで、お前は俺を使い続けるしか…って、ん!?んんぅ!?」
「どうした、黒熊!?」
黒熊は目を見開き、最初は喉を押さえてもがき苦しみ始める。
いや、そりゃあ、あんな金属の塊を噛み砕いて飲み込んだら、そうなるよ…。
どうしようも出来ずに、ぼーっと見守っていた私の前で、黒熊は天を見つめたまま、腕をダランと垂らして動かなくなる。
「今、お腹をドーンってしたら、ミスリルナックルの残骸とか出てくるかな?残骸があれば、サっちゃんに直してもらえるかも…って、ん?」
腕をダラーンとしていた黒熊の体がぷるぷると震え始めて、青白く光り始める。
「俺様、進化ーーーー!!!」
死んだと思った黒熊の声が響き渡り、黒熊の体が見てらんないくらい強く光る。
「進化!?何だそれ!?」
「ミスリルナックルを体に取り込むことで、俺様はブラックベアから、ミスリルベアに進化した。どうだ、このキラキラした毛。一本一本がミスリルで出来てるんだぜ。」
光の中から、青白く光る黒熊が現れた。これが、進化…?
「もう黒くない黒熊…、黒熊って呼べない…。なんて呼べば良い…!?」
「いや、そこかよ…。もっと俺の進化に食いつけよ…。青っぽい色だから、青熊ってでも呼んでくれ。」
「分かった、青熊!」
黒熊の新しい呼び名が決まったところで、私は拳を青熊に向けて突き出し、ニヤリと笑う。
「言葉はいらないよね、青熊。お前、進化して強くなっただろ?」
「ふんっ!!さっきみてぇに、出会い頭のお前のワンパンで、一撃死しないくらいには強くなったはずだ!!さっき殺された恨み、晴らさせてもらう!!」
「望むところだ!!返り討ちにしてやる!!」
はじまりの草原、その後の夢の中で戦いあった時と同じ体勢で、私達は三度目の対峙をする。
どんなに一緒に戦ってきても、私達はこうして戦い合う方が性に合ってるんだろうな。私と青熊は笑いながら拳と爪を交える。
前回、前々回はお互いに、殴り殴られの互角な戦いをしたが、今回はそういかなかった。
「ふんっ!!どうだ、俺様の新しいミスリル毛皮は!!硬いだろっ!!殴ったお前の拳の方が傷ついてるじゃねぇか!!くまーくまくまくま!!お前の拳が壊れる前に、ギブアップをしやがれ!!」
「え、なにそのくまーくまくまくま!!って、まさか笑い声?」
「いや、今はそこに引っかかるところじゃないだろ…。殴ったお前の拳がダメージを負うってのに、俺は小さいダメージだけなんだぞ。絶体絶命だろ…。大人しく、これからも俺を武器として使いやがれ!!」
青熊の言う通り、青熊の毛皮は進化してすごく硬くなっていた。
青熊は大したダメージが無いって言うのに、殴った私の拳の方は、打撲で青く色が変わり、ところどころの皮膚は破けて血が流れている。
実際のところ、すごいピンチなんだけど…、余裕綽々の表情でニヤニヤと笑う青熊に、イラッとした私は頭に巻いていたハチマキを力任せにほどき、天に向けて高々と掲げる。
「絶体絶命…?そんなこと無いぞ。進化するのが、お前だけだと思うなよ!!私、進化ーーーー!!!」
「進化…!?なん…だと…!?」
目を見開く青熊に背を向け、私は進化の準備に取り掛かる。
「えーっと…、まずは、マグカを操作してー…、今日のお昼にゴーレムいっぱい倒して、レベル39になったから、レベル35の時のスキルポイントがたまってるはずー…。あ、あったあった、これこれ。この増えたスキルポイントを使ってー…、うん?これ、どう操作すんだっけ?美雪ー…、って、すぐに頼るのは良くないから、なんとか自分でー…、あ、うまくいきそう。お、おっけーおっけー。スキル取得できた。それじゃ、次は…、うん、インナーちゃんと着てる。この前は、道着を脱ぎ捨てたら、女の子なんだから、ぽーんって裸になるなって、美雪に怒られたからなー…。それから、インナー着させられたけど…、うん、夢の中でもちゃんと着てるね。確認オッケー!そして、最後の仕上げに…、このハチマキを、拳にくるくるーってして…。オッケー!バッチリだー!!」
進化の準備が完了した私は、バッと青熊に向き直る。
着ていた道着をバッと脱ぎ捨て、ハチマキをグローブ代わりに巻き付けた拳を青熊に向ける。
「待たせたな、青熊!!これからの私は一味違うぞ!!むぎゅう…。」
進化を終え、拳を向けた私の目の前に、いつの間にか近くに立っていた青熊は、大きな手で私の両頬を包み込むように掴む。
「ちょっと待て、お前。進化って言いながら、無防備に俺様に背中を向けて、スキル取得とか、防具の脱衣前の確認とか、いろいろやってんじゃねぇよ…!!小声だったら、バレないと思ってんのか…!?あぁ!?」
「ミスリルの毛が、ちくちくするー。」
私の言葉に、ちっと舌打ちをした青熊は、ぶんっと手を振って私の頬から手を離す。
ちくちくから解放された私は、頬を撫でながら青熊に拳を向ける。
「なんだか、私の進化に不服みたいだけど…、拳にハチマキ巻いたことで、もう私はお前を殴っても痛くないんだぞ!!しかも、重い道着を脱ぎ捨て、私は身軽になった!!全力で拳を振るえるってもんだ!!」
「確かにさっきよりはマシだろうけど…。そのくらいじゃ、俺様のミスリル毛皮を破れると思うなよ!!」
「鬼火流剛術を舐めるな!!鬼火流剛術 壱の型 牡丹!!」
両手を広げ、腹で受ける体勢をとった青熊の腹に、私は豪快な正拳突きをぶち込む。どぉん…と重い音が周囲に響き、拳に巻いたハチマキにじわりと血が滲む。
「ふんっ!!やっぱり、俺様の強靭堅牢な毛皮は…、ぐばぁ!!」
私の拳を受けた青熊は、ダメージが無いように立っていたが、突然口から血を吐き出す。
「そうか…、さっき取得したスキルは、歌姫のマネージャーのペトラが使ってた痛撃か…!!」
「うん!あのマネージャーさんが使ってた、防御無視の一撃を放つ技!!これなら、お前の硬い毛皮も関係ないだろ!!」
私の言葉に、なぜか青熊は目元を押さえている。
「どうした?」
「いや、あの猪突猛進で、無謀な突撃しかしなかったお前が、ちゃんと考えて行動してるんだな…。脳筋でも成長するんだな…って思ったら、ついホロリと来てな…。」
「隙あり!!鬼火流剛術 参の型 桔梗!!」
「うおっ!?危ねぇ!!目頭押さえている手を殴るんじゃねぇ!!危うく、自分の爪で目を傷つけるとこだったじゃねぇか!!なにしやがる!?」
「戦闘中だぞ、青熊!!隙を見せるんじゃねぇ!!」
「くそう!!ムカつくけど、お前の方が正しい!!正しいけど、お前さっき隙だらけの背中を俺に見せてたよな!?」
「そこを攻撃しなかったお前が悪い。」
「くっそ…。なんでこんな自分を棚に上げられるんだよ…。って、まぁ、良いや!!こうなったら、お前の拳が壊れるか、俺の内臓が先にやられるかの耐久勝負だ!!いくぜ!!」
「望むところだ、青熊!!」
どのくらいの時間が経っただろう。
殴っては拳を傷つけ、反撃の爪攻撃をなんとか受け流しながらも、青熊の内臓にダメージを与え続け、もう少しで倒せるところまで追い詰めた。
私は、最後の一撃を繰り出すために拳を突き出そうとするが、両腕はズシリと重く、私の意志に反して、ピクリとも動かなかった。
私の拳の軟弱さに、ちっと憎々し気に舌打ちをしたところで、青熊はげほっと口から血を吐き出しながらも、ニヤリと笑う。
「正直、もう少しで倒されるところだったが…、お前、もう拳が上がらないじゃねぇか!!残念ながら、俺様の勝ちだ!!」
「お前の勝ち!?何を言ってる、青熊!!私はここまで、最後の一撃を放つため…、足が壊れないように、蹴りを繰り出さなかったんだぞ!!」
「なんだと!?」
青熊は蹴りを警戒したのか、後ろ跳びで下半身を私から遠ざける。海老みたいな動きだな、なんて思いながらも、私はにやりと笑う。
「放つのは、蹴りじゃない!!美雪のロケットアローを、鬼火流剛術に取り込んだ、私オリジナルの武技だ!!いくぞ!!」
「!?」
「弾丸は我が身!!鬼火の剛を集中、圧縮して放つ一撃!!くらえ!!鬼火流剛術 終の型!!鉄砲瓜!!」
ぐぐっと体を沈めた私は、脚部に集中した剛を爆発させ、青熊に向かって豪快な頭突きを放つ。
ミシリと嫌な音が額から聞こえてくるが、私の頭が刺さった青熊の胸からも、肋骨を砕く音が聞こえてくる。
「お前、頭の防具を外したってのに…、なんて無茶な一撃を放ちやがる!!ぐがぁぁぁあああ!!」
私の捨て身の一撃を受けた青熊は、大きく吹き飛び、地に沈む。
ピクリとも動かなくなった青熊を目の前に、私は震えながらでもなんとか両足で立ち、ふーっと息を吐いて残心をする。
「私の勝ちだ!!」
「あぁ…お前の勝ちだ…。俺は、もう少ししたら死ぬだろう…。でも、お前…。こんなボロボロになる戦い…、いつまでも続かないぞ…?いつか、死んじまうぞ…?」
青熊の言葉に、私は自分の全身を確認する。
全身は青熊の爪で切り裂かれ、切り傷だらけ。最後の一撃を放った額は、ズキズキと痛み、流れ出た血が額から頬へとドクドク流れる。何度も硬い毛皮を殴った拳は、血まみれでもう感覚が無い。
青熊が心配するのも仕方ない有様。でも、私はにこりと笑う。
「大丈夫。鬼火流剛術を貫く間は、私は死なないよ。私が死ぬ時、それは、鬼火の剛を己で軟弱に曲げた時だ。」
「…けっ、相変わらずかっこいいこと言うじゃねぇか…。それじゃ、勝負に負けた俺は、少しでもお前の死ぬ確率を下げるために、力になることにするよ…。」
にやりと笑った青熊が眠るように目を閉じると、以前と同じように青熊の体が金色の光の粒になる。
金色の光の粒は天に消えることなく、ぐるっと私の周りを包んだ後、両腕に集まる。
光が弱まってきたところで、私の両腕に青く光る腕甲が装備されていることに気付く。前まで装備していた黒熊の武器に似ているが、青白く光る金属のミスリル製になっている。
こうして私は青熊の力強さと堅牢さが感じられる不思議な腕甲。「青鉄熊剛拳-極-」を手に入れた。
「無茶するなよ、愛。」
腕甲から青熊の優しい声が脳に聞こえてくる。それと同時に、変な声も頭の中に聞こえてくる。
「アイはレベル40に上がった!HPとMPが全回復した!
攻撃が41上がった!防御が6上がった!魔力は上がらなかった!魔法防御が1上がった!速さが26上がった!スタミナが16上がった!状態異常耐性が1上がった!」
頭の中で響く変な声を聞きながら、青熊の言葉に答える。
「多少、無茶するよ。だって、この軟弱な世界、レベルアップしたら全回復するんだもん。」
綺麗に怪我が消え、痛みもなくなった拳をぐーぱーと開いたり閉じたりしながら、私は少し残念な気持ちになる。
まぁ、良いや。また、強くなれたんだもん!
「思わずレベル40になれたし、強力な装備も手に入った!確実に強くなってる!これなら、もう母ちゃんに勝てるんじゃないかなー?いや、まだまだかな!?あー、次はどんな強敵に出会えるかなー?楽しみだー!」
次なる強敵との出会いに心を弾ませながら、新しい装備の具合を試すため、型の素振りをしながら夢から覚めるのを待つ。
「待ってろよー!!母ちゃん!!いつか絶対に勝つぞーーーー!!!」
この時の私は、レベルが上がり、新しい武器を手に入れてご機嫌になっていた。
なんなら、この世界で最強になったんじゃないか、もう母ちゃんに勝てるんじゃないかと勘違いをしていた。
そんな私の自信は、一年もしない内に、突然現れた母ちゃんによって粉々に砕かれることになるんだけど…、それはまだ先の話。今の私はまだ知らない。




