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魔王退治は要件定義から!  作者: 荒井清次
ファストの町編 -初めてのクエストとダンジョンと多くの出会い-
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【番外1-4】メイドのメイコの素敵な置手紙

この物語はメイドのメイコ目線で語られる番外編ですが、前回メイコは家出をしたため、一部ホワイト・ヒューガルド目線の番外編です。

「ホワイト、昨日の話の答えは出たか?」


朝一番から昨日の言葉に対する答えを求める父さん。僕は少しだけ赤く腫れた目で、そんな父さんのことを睨んでしまいましたが、いけないいけないと首を振ります。すぐに笑顔を浮かべ、昨夜考え抜いた答えを父へと告げます。


「父さん、いつまでも子供のわがままを言って、ごめんなさい。僕は父さんの跡を継ぐことにします!いつも僕の好きにさせてくれた父さんが、あそこまで言うってことは何か理由があるんだよね?言えない理由があるだろうから、僕は聞かない。黙って、父さんの跡を継ぐ。それが僕の一晩考えての結論だよ!」


「ホワイト…。」


僕の言葉は、父さんの望んだ言葉のはずなのに、父さんは悲しみに満ちた表情を浮かべます。悲しみに満ちた表情を浮かべたどころか、父さんの頬から一筋の涙が流れます。


「父さん!?」


頭を抱えてうずくまる父さんに、僕は慌ててしまいます。父さんの側へと駆け寄ろうとした僕は、突然の大きな声によって、その行動を阻止されます。


「旦那様、坊ちゃま!!メイコ先輩の部屋にこのような手紙が!!」


僕の行動を止めたのは、メイコの後輩メイドでした。優秀だけど変態なメイコとは異なり、常識的だけど少し残念なメイド、それが後輩メイドです。

そんな彼女は手に数枚の紙の束、メイコが残したという手紙を持っております。父さんと僕のただならぬ様子に怯みながらも、彼女は慌てた様子で、手に持った数枚の紙を僕へと手渡します。僕はゆっくりと手紙の中を確認します。


「このミミズが踊りくねったような字。メイコで間違いないですね。」


「あ、メイコ先輩って字が汚いんですね、なんか意外です。」


「メイコの字の汚さは今はどうでも良い。その手紙にはなんて書いてあるんだ?」


頭を抱えた姿勢から立ち直った父さんの質問に、後輩メイドは慌てた様子で答えます。


「びっしりと書かれた数枚の手紙な上、隣に置かれていたのは折り畳まれたメイコ先輩のメイド服…。極めつけには、開けっ放しの窓…。そんな状況だったため、手紙の中を確認するよりも先に、旦那様と坊ちゃまに伝えるのが先だ!!と、急いで駆け付けたわけなので…。申し訳ないです…、手紙の中身は確認できてません…。」


申し訳なさそうに頭を下げる後輩メイド。彼女の気持ちも分かります。数枚の置手紙に、折り畳まれたメイド服、極めつけは開けっ放しの窓。

それらが何を意味しているか…。真意を確認するために、僕はゆっくりとメイコの置手紙を読み始めます。


「親愛なる坊ちゃま、そして、旦那様へ。」


「旦那様も親愛してあげてください。」


後輩メイドの言葉に、父さんの顔が少し悲しい表情に変わりますが、僕は無視して、手紙の続きを読み進めます。


「あぁ、坊ちゃま。あなたはなぜ坊ちゃまなの?と身分の違いに、(わたくし)は毎日頭を痛めておりますが、身分の差など、愛の力を持ってさえすれば、簡単に超えることが出来ます。ですから、坊ちゃまはいつでも私の寝床に夜這いを…、あ、この辺は飛ばすね。」


「メイコ先輩の愛の言葉と、坊ちゃまのスルー…。束の間の日常が戻って来たことに、私は後輩メイドとして、ほっと一安心してしまいます。」


後輩メイドの言葉を聞きながら、いかにもメイコな部分を斜め読みします。ぺらり…、ぺらり…、ぺらり…。


「前置きはこの辺にして、本題に移らせていただきます。」


「メイコ先輩の坊ちゃま愛の部分、多いっすね!!あの文字びっしりの手紙、三枚分ですか!?」


三枚ほど手紙を読み飛ばしたところで、後輩メイドがツッコミをいれます。メイコの愛が重いのは今に始まったことではないので、僕は後輩メイドの言葉を聞かなかったことにし、手紙の続きを読み進めます。


「私がお仕えするヒューガルド家は、岐路に立たされております。坊ちゃまは美雪さん達と一緒に冒険者として冒険をしたい。でも、旦那様は正当な後継者である坊ちゃまに、ヒューガルド家を継いでほしい。優しいお二人は、お互いに相手の考えを尊重し、二つの相反する思いになんとか応えられないかと、苦悩していることかと思われます。」


「あわわわわ…!!先輩の手紙を渡しに来ただけなのに、お家騒動に巻き込まれてしまいました…!!」


後輩メイドが青い顔であわあわしてますが、気にせず僕は手紙の続きを読み進めます。


「たとえ、坊ちゃまが自分の気持ちを貫いて冒険者になったとしても、旦那様のことを気にしながら、自分は冒険者になっても良かったのかと苦悩することでしょう。逆に、坊ちゃまが自分の気持ちを押し殺して、旦那様の跡を継いで領主になったとしても、冒険者になれなかったことをどこか後悔しながら生きていくことでしょう。この先、坊ちゃまに待っているのは苦悩の日々だけです。そんな苦悩に満ち溢れた坊ちゃまの未来。愛しい坊ちゃまの曇天模様な未来に、ヒューガルド家のメイドとしてだけでなく、坊ちゃまを心の底から愛する私は、耐えることが出来ません。そのため、私は家を飛び出すことを決めました。メイドの職務から逃げ出すことをお許し下さい。」


「それで、メイコ先輩は家を飛び出したんですね…。今後、不幸しか待ってない仕え先…。私もメイコ先輩と同じく転職先、探そうかな…。」


手紙の内容に、この場にいる三人は青い顔になってしまいます。父さんと僕のせいで、メイコは家を飛び出してしまった…。

僕のことが変態的に好きで、正直ドン引きしてしまう発言も多いメイコ。そんなメイコだけど、いつも僕のことを優しく見守ってくれていました。子供の頃から一緒だった大事な家族の家出に、僕は手に持ったメイコの手紙を握り締めてしまいます。

しかし、あることに気付きます。くしゃくしゃになってしまった手紙を、もう一度開きます。


「父さん、まだメイコの手紙に続きがあるよ!!」


驚いて顔を上げる父さんに僕は頷き、メイコの手紙の続きを読み始めます。


「でも、私はメイドの職務からは逃げ出しますが、お二人から逃げ出すわけではありません。メイドが仕える家の危機を放り出すわけがありませんから。見くびらないでください。主に仕えるメイドを。」


「も、もちろん!わ、私もメイコ先輩と同じ、思いですよー!!絶対に旦那様と坊ちゃまを守ります!!」


慌てる後輩メイド。さっき、転職先を探すとか言っていたことは聞かなかったことにし、僕はメイコの手紙の続きを読み進めます。


「ただし、私は仕える家の危機を黙って見てられないため、行動に移させていただきます。坊ちゃまが何の憂いもなく冒険者になり、かつ、領主の座を正当な後継者である、旦那様の家族に継がせたい、という旦那様の願いを同時に叶える素敵な第三案を、私はメイドとして提示させていただきます。」


「坊ちゃまが冒険者になり、旦那様の願いも叶える案…?それがあったら、万事解決ですけど…。そんな案ありますか?さすがのメイコ先輩でも無理なんじゃ…?」


メイコの案に、首を傾げる後輩メイド。父さんは、まさかという表情を浮かべています。それぞれの反応を横目に、僕は手紙の続きを読みます。


「要は、旦那様の跡を継げる、もう一人の家族がいれば良いのです。坊ちゃまは幼かったため、憶えていないかもしれませんが、実は坊ちゃまには生き別れの姉がいます。旦那様に愛想を尽かし、実家に戻られた奥様についていったロゼ様です。」


「坊ちゃまのお姉様!?ってことは…、お嬢様!!」


大声で、間違いないという表情を浮かべる後輩メイド。そんな後輩メイドに驚きながらも、僕は手紙の続きを読み進めます。


「そうです、お嬢様です。」


「いや、なんで会話が成立してるんすか!?」


メイコなら後輩メイドの言動を先読みし、手紙の上に書いておくなど造作もありません。疑問いっぱいの表情を浮かべる後輩メイドを無視し、僕は手紙の続きを読み進めます。


「ヒューガルド家の正当な後継者である、お嬢様に旦那様の跡を継いでいただければ、ヒューガルド家の後継者も見つかり、坊ちゃまも何の憂いなく冒険者稼業を始めることが出来ます。つまり、坊ちゃまと旦那様の願いは、お嬢様がいれば同時に叶うのです。そのため、私はメイドとして、お嬢様探しの旅に出ることに決めました。」


「確かにお嬢様がいれば、問題解決そうですが…。どこにいるかも分からないお嬢様を見つけるのに、どのくらい時間が必要になるやら…。いくら、メイコ先輩でも、厳しくないっすかね…?」


同意を求める後輩メイドに、父さんと僕はなんとも言えない表情で応えます。その表情に、後輩メイドは首を傾げます。

少しばかりの沈黙は、突然の大きな音によって打ち破られます。


「たっだいまー!!ロゼ・ヒューガルド、久しぶりに我が家に帰ってきましたー!!」


「早っ!!え、お嬢様っすかー!?メイコ先輩が探しに旅に出たっていうお嬢様っすかー!?」


「そうよ!私がこの家の次期当主こと、ロゼ・ヒューガルド!!あなたにとっては、お嬢様で間違いないわ!」


「いや、昨日の今日っすよ!?もう見つかったんですか!?メイコ先輩どんだけっすかー!?」


屋敷の入り口の扉を蹴破って現れたのは、僕の姉であるロゼ・ヒューガルドを名乗る女性でした。青を基調としたサマードレスを着たその女性は、幼いころの記憶にある姉の姿に間違いがありません。


「姉さん…?」


「そうよ!あなたの姉、ロゼ・ヒューガルドよ!!久しぶりね、ホワイト!すっかり大きくなったわね!姉として誉れ高いわ!」


「ありがとう、姉さん。久しぶりだから、困惑するのは許してほしいんだけど…。ひとつ質問をさせて。」


「良いわよ!姉である私に、なんでも聞きなさい!」


「姉さんは、なんでダースさんと腕組んでるの?」


突然現れた姉さんは、困惑の表情を浮かべる、僕の冒険者仲間であるダースさんをがっちりと腕組し、横に従えています。


「あ、この人ダースっていうのね!さっき、危険なモンスターに囲まれてたところを助けられて、その荒々しくも優しい彼の姿に、私恥ずかしながらあっという間に一目惚れしちゃったわよー!ぜひ、私の夫にってことで連れ帰ったわ!父さん、私この人と結婚します!」


「「「「え!?」」」」


父さん、僕、後輩メイドの驚きの声と重なるように、求婚されたダースさんの驚きの声が重なります。そんな四名の驚きの声を気にすることなく、姉さんは言葉を続けます。


「いやいや、そんなキョトンとされても困るんだけど…。私なりにも考えがあるのよ!メイコってメイドに理由を聞いたけど、ヒューガルド家って他の貴族に乗っ取られそうなんだってねー。だったら、領主の後継者になるような男手は必要でしょー?だから、婿入りを認めてくれるような夫を連れ帰ってきたんだけどー…。って、どうしたの、みんな?」


「なんというか…。久しぶりの娘との再会なのに、怒涛の展開で脳の処理が追い付いていない…。」


「姉さん、突然帰ってきて好き放題やり放題だね…。」


「え?俺はこの坊ちゃんのお姉さんって方と結婚するの?さっきそこで会ったばかりだけど…?え?そうなると、坊ちゃんは俺の弟?坊ちゃん、俺のことはダース(にい)って呼んでくれな!」


「皆さん、突然のお嬢様の登場に大混乱です!!まぁ、私も混乱してますけどー!!パパパパパニック!!パニックー!!」


両手で頭を抱えて、あわあわする全員を目の前に、姉さんはパンッと柏手(かしわで)を打ちます。突然の音に、全員が揃って振り返ると、腰に手を当てた姉さんが僕たちに人差し指を向けております。僕たちの混乱など気にすることなく、姉さんは堂々と宣言します。


「私の帰還にそんな慌てるんじゃない!!この家のメイドであるメイコの誠意ある懇願に、私は胸を打たれ、この家を継いでやろうって決めたってのに!!慌てるんじゃなくて、祝福しなさいよ!!祝福しないってなら、父さんは領主の変更申請や、私とダースの結婚式の準備とか、やることいっぱいを片付け始める!!はい、キビキビ動く!!」


姉さんの言葉と柏手に、父さんはいそいそと私室に戻ります。領主の変更にどんな申請が必要か僕には分からないですが、やる事はいっぱいありそうです。


「名前も知らない後輩メイド!!あなたは、メイコの代わりにこの家を支えるメイドになりなさい!!メイコは私を無理矢理この家に戻すために、少しばかりの粗相を働いたから、クビにしたわ!!」


「メイコ先輩をクビっすかー!?お嬢様は横暴っす!!横暴お嬢様ー!!自分には完璧超人なメイコ先輩のポジションは無理ですよー!!」


非難轟々の後輩メイドに対して、キッと一睨みする姉さん。そんな視線を一身に受けた後輩メイドは、びしっと背筋を伸ばした後、自分の持ち場へと戻ります。


「最後に、ホワイト!ちょっと、こっちに来なさい。」


後輩メイドを一睨みで落ち着かせた姉さんは、僕のことをちょいちょいと手招きします。大人しく姉さんの前に駆け寄ると、姉さんは優しくぎゅうっと僕のことを抱きしめます。


「ホワイト。今まで私不在で寂しい思いや、辛い思いをさせてごめんね…。幼い頃以来だから憶えてないかもだけど、あなたのお姉さんだよ?寂しくかったよね?ごめんね?」


僕の頭を撫でながら、姉さんは優しい言葉を僕に投げかけます。


「大丈夫。寂しくなかったよ。メイコがいたからね!」


僕の言葉に、姉さんはにっこりと優しい笑顔を浮かべ、言葉を続けます。


「そのメイコに聞いたけど、ホワイトは冒険者になりたいんだって?この家のことは、私とダースに任せて、遠慮なく美雪さん達と一緒に冒険に出なさい。」


「でも、姉さんは良いの?元の生活を捨てて、この町で領主として生きていくことになるんだけど…?」


僕の言葉に、姉さんは満面の笑みで答えます。


「姉さんのことは気にしないで良いのよ!弟の役に立ちたいってのは、全世界の姉としての共通認識だから!…ってのは、取り繕った言葉で…、お恥ずかしながら姉さんは…、住み込みで働いていた前の仕事をクビになって、現在大絶賛宿無し無職中なの…。もう生活できないって時に、メイコにこの話をもらって、やったー、ラッキー、って感じなんだからー!弟の危機に駆け付けた感じだけど、自分のためでもあるの!だから、気にしないでね!」


「そうなんだね…。ふふっ…、姉さんらしい!でも、どんな事情でも、姉さんが僕に冒険者をさせてくれることが嬉しいよ!本当に…、ありがとう…!!」


自然と流れる涙をそのまま、僕は姉さんに抱きついて感謝の言葉を続けます。そんな僕の頭を、姉さんは黙って優しく撫でます。姉さんとの再会、そして、僕の冒険者人生の始まりを喜ぶ僕に、姉さんは優しく話しかけます。


「ホワイト、こんなところで姉に甘えていて良いの?あなたの冒険者になりたいって想いを伝えるべき人は、私ではないでしょ?」


姉さんの言葉に、僕はハッとします。涙をぐっと拭って、屋敷の入り口の扉を開きます。

太陽はすでに真上。準備が出来次第、王都を目指すと言っていた美雪さん達に追い付けるかは五分五分。


「さぁ、走りなさい!ホワイト!美雪さん達が旅立ってしまう前に、同行できるよう説得するのよー!!ダメだったで戻って来ても、我が家の敷居は跨がせないからねー!!」


姉さんの言葉を背に、僕はこれから一緒に冒険をする仲間たちの下へと駆け出しました。



私室へと戻った父、持ち場へ戻った後輩メイド、そして、走り去った弟。

屋敷の入り口に残されたのは、私の夫になるダースと私だけです。胡乱な視線を送るダースに、私は普段通りの表情と声色で話しかけます。


「ダース、混乱していることでしょう。無理はございません。これから、事情を話させていただきます。こちらへどうぞ。」


「お、おう…。」


突然、早朝に屋敷の前に呼び出され、見ず知らずの私に求婚されたダースは、まさに混乱といった表情を浮かべております。そんなダースの手を取り、私は自分の部屋へと彼を案内します。

適当なところにダースを座らせたところで、机の上に置かれた写真立てが私の目に入ります。


「母さん、ごめんね!私、ロゼ・ヒューガルド、戻ってきちゃいました!」


写真立ての中で変わらぬ優しい笑顔を浮かべる、今は亡き母に私は謝罪の言葉を告げ、背中を向けます。困惑いっぱいのダースへ、私は事情を説明しはじめます。


「さーって、どこから話したものか…。と思ったけど、愛する弟の旅立ちまで時間も無いわね!かいつまんで、ちゃっちゃっと説明するわね!」


「あ…、はい。確かに坊ちゃんの旅立ちは見送らないとだけど…。なるべく丁寧にお願いします…。」


最初は困り顔だったダースですが、私の話を聞く内に、驚いた表情へ変わり、急に泣き始め、最後には笑い出します。ダースの百面相に気を良くしながら、私がなぜこのタイミングで現れたのか、なぜこの家から離れていたかの事情を説明します。

ある程度、説明し終えた頃にはすっかり昼過ぎになっていました。


「さぁ、愛する弟の旅立ちはそろそろですかね!見送りに行きますよ!!」


「おう!坊ちゃん、いや、俺の義理の弟のホワイト・ヒューガルドの旅立ちを見届けに行くぞ!!」


私の説明を受け入れ、夫になることも快諾してくれたダースの手を取ります。急にダースの手をぎゅっと握り締めた私の行動に、彼は顔を真っ赤にします。

これから、領主の跡を継ぐというのに、こんなことで驚いていては問題ありです。私は手を引き、彼をこの町の入り口へと引っ張って行きます。


「さぁ、間に合わなかったら問題です!!行きますよ、ダース!!」


「あぁ、そうだな!!メイコ…、じゃなかった、ロゼ!!」

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