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プロローグ

仲良し三人組、リレー小説の第二弾です。ちょっとは慣れたかな?

憧れのファンタジー、憧れの要素を詰め込みました。このお話には、スピンオフも存在します。興味のある方はそちらもあわせてどうぞ!


リレーの順番

第一走者 ブッディ

第二走者 リーナ

アンカー ボンゾ

 今起こっている事って、どれくらい予測できたと思う?


 例えば昨日のうちに、今日のことを考えたとする。学校があるから、朝は早く起きてご飯を食べ、友人と待ち合わせていつもの時間に学校の門をくぐる。お弁当には晩ご飯の残り物であるハンバーグが入っているに違いない。学期も半ばに差し掛かっているから、もしかしたらそろそろ抜き打ちテストがあるかも、なんてことは予想の範囲内だ。

 一年前はどうだろう。一年前の今頃は、来年は最上級生になっているはずだからそろそろ進路が決まっているだろうって思ってた。もしかしたら希望する就職先に推薦がもらえてるかも…とか。まさか一年前はこの年になって妹が出来るとは思ってなかったけど。一年あると、姿形もなかった新しい命が生まれるんだ。

 十年前は、そうだな……今の学校に通ってるなんて思いもしなかった。堅実な道を進みたかったから、父さんの仕事を継ぎたいって思ってたし。十年ってすごいんだ。盤石だと思われてた国民的アイドルが解散したり、一時代を築いた歌姫が引退したり、大きな災害で生活が一変してしまうことだってある。

 つまり何が言いたいかっていうと、未来に何が起こるかなんて誰にもわからないんだって事。

 だから、今の僕の状況もそう。まさか、昨日のうちにはこんな事になるなんて思ってなかった。学校の抜き打ちテストで、まさかこんな所に来ることになるなんて。



 僕、ルシウス・ローズブレイドは途方に暮れていた。魔法学校の抜き打ちテストで3000年前の──2017年のニホンとかいう所にたった一人で飛ばされてしまったのだから。

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