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冒険の始まり

 


 彼は困っていた。


 ミラは自分(彼)が魔法使いだと思っている。


 確かに少しくらいなら使える。

 しかし、独学で学んだので効率も悪く魔法学校の

 中等生並みの火をおこす程度の魔法しか使えないのだった。



 確かに彼がネオを喋れるようにしたのは事実だし、

 彼の魔法によってネオは喋れている。

 だがそれは彼が眠くなりながらも、勉強するために魔法の本を見ていて

 夢うつつで実験したときたまたま、できたからであった。


 動物を一瞬でもを喋らせるのは高等魔法であり、

 小学生が高等生の問題を偶然できたようなものであった。


 そのため村をなおせ、村人を戻せと言われても 無理な話であった。


 しかし、ミラは大きな眼をキラキラと輝かせて

「村をお願い!戻して!」と言う。


 彼にそんなことできるはずない

 ミラに魔法が使えるなどと余計なことを言ったネオを恨んだ。


 そこで彼は言う。

「今は、無理なんだ。」


 ミラはその言葉を聞いて、だんだんと目に涙が溢れてくる。

 彼は慌てて

「今は無理なんだ、"今"はね

 大丈夫、自分が何とかしてあげるから、泣かないで」


「ほんと?」


「ああ、もちろん」


 ミラはその言葉を待っていたかのように答える。

「分かった、でも絶対よ!」


「ああ、絶対」


 彼は根拠もなく、しかし心からの思いで答えた。

 そして圧力を込めた微笑みをネオに向けた。

 ネオは猫のくせに口笛を吹こうとヒューヒュー言っていた。




 ともかくここを出なければならない。ここは、やはり思い出が残っていて辛い。

 旅をするには、まず始めが肝心である。

 昨日、倉庫で見つけた村の周囲の地形の簡易的な模式図を広げ腕を組んだ。


「さて、これを見るに

  北にネブラサルトゥスと言う森林

 西にパリエースデンスと言う岩山 東にパクスアゲルと言う平原

  南にゲンマウンダと言う入江



 ここら辺で行ったことがないのは、、、

 そうだなぁ、パリエースデンスくらいかな」


 ネオは言う。

「僕は行ったことあるよ、でもあそこはやめたほうがいい。

 僕くらいのジャンプ力がなくちゃあんな切り立った

 岩山なんて登れるはずがない。もし登れても強い獣たちがたくさんいるしね。

 僕は猫だから物陰に隠れられたけど、人じゃ無理だね。」


 ミラは「入江に行ってもしょうがないから

 それじゃあ、行くとすれば、、、

 北のネブラサルトゥス森林かパクスアゲル平原のどちらかね。」


「森は無理だろういつも霧がかっているし、

 あそこは進んでも何もないと思う。」

 と彼。


 よって獣も少なく比較的安全な「パクスアゲル」を選んだ。

 消去法ではあったが

 この選択はあながち間違ってはいないように思えた。


「じゃあ、まずはパクスアゲルへ出かけよう。」


「OK, それじゃ、早く行きましょ!」

「僕も早く行きたい!」

「「よーっし、じゃーレッツゴー!」」


「ちょっと待て待て、行く前には準備ってもんが必要だろ」


 彼は2人で盛り上がってるのを見て慌てて言った。


 しかしミラは、

「何か持ってくものなんてあるの?」

 ネオは

「ないんだったら、時間を浪費するだけだぞ」


 持って行くものは、彼が持っているものだけで十分であった。

 彼は言い負かされたような気がした。


「そ、そうかもな

  よしじゃあ始めるとしようか

  俺たちの探求の冒険を!」



「「お、おおー ( え、なにその突発的な厨二病、、、)」」


やった!次回からようやく冒険の内容をかける!

作者は嬉しいです

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