ゼロにできない
許せない事に
過剰に反応する
悪を許せない
悪を裁こうと
躍起になる
未来の君もそうなるかもと
考えないというより
考えられないのか
ネットという名の国は
某国より
たちが悪い
主義主張の自由主義
悪の概念を
もう一度問いたい
君が悪を働いても
僕は今あるモノの中で
裁かれるのを望むだろう
何処かの誰かに
父が母が子が自分自身が
醜く殺されようと
そう望むだろう
悪に重罰をと
叫ぶことは簡単だろう
叫んだ結果に
幸福が着いてくるのなら
僕もそれを望むだろうけど
誰も行き着く果ての結果を
声高に教えてくれない
末端にまで伝わってない
結局確かな事は
人は人を殺す
生き物だって事
その結果を
毎日に近い日々
耳にしている
消せない結果を
積み重ねている
重罰の果てに
出来事を減らす事はできても
苦しむ人をゼロにできない
人間の限界は
常にそこに有る
我慢の限界は
常にそこに有る
失敗と言えば簡単だ
変人と認識するのも簡単だ
欠陥が有ると思うのも簡単だ
始まりも簡単なら
終わるのも簡単に
裁くのも簡単に
創作された事柄
ふざけるなと何回も言いたい
人生が削られる
時間が持っていかれる
罪の代償
人間が人間だから
文化として
そう有るべき
許せないから
残忍だから
面白いから
テキトーな適当が
社会に転がる
悲しい事はある
いつあるかわからないが
必ずある
結局確かな事は
人は人を殺す
生き物だって事
その結果を
毎日に近い日々
耳にしている
消せない結果を
積み重ねている
重罰の果てに
出来事を減らす事はできても
苦しむ人をゼロにできない
人の未来の天秤
平等に
性別も関係ない
年齢も身体も容姿も
関係ない
平等に
平たく均等に伸ばされた未来
悪には重罰を
それだけが答えなら
君にも重罰を
僕にも重罰を
だって昨日人に優しく
できなかったから
それは罪だろう?
だから重罰を
だから重罰を
結局確かな事は
人は人を殺す
生き物だって事
その結果を
毎日に近い日々
耳にしている
消せない結果を
積み重ねている
重罰の果てに
出来事を減らす事はできても
苦しむ人をゼロにできない
ゼロにできない
苦しむ人をゼロにできない
人間の限界
人間の感情の限界
それでもある社会
それでもいる君
それでもいる僕
僕等の心は進化しないのか?
技術革新だけじゃなく
僕等は心も
進化させなくちゃいけない
そうしなければ
いつまでも
苦しみの声が
上がり続けるんだ
僕はそんなのは嫌だ