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街のネズミ  作者: なむる
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田舎

やぁ、オレはネズミのラト。この街の裏のトップさ。すごいだろぅ?どうやってなったかって?・・・・あんたオレが田舎の出身だからバカにしてんのか。 まぁいい、聞いてくれ。それは2年前のことだった。オレの家は8匹家族でなぁ、オレは次男で1人の兄貴と4人の弟妹逹がいたんだ。あの日は冬だった。街のネズミと違って田舎のネズミにとって冬は命がけだった。食糧は尽き、寒くて死にそうだった。すると兄貴が、

「オレが行く」

なんて言い出したんだ。オレは正直バカかと思ったよ。あのわなでいっぱいの人のいるところへいくなんてね。だが兄貴は気が狂った訳ではなく、このままでは皆が死んでしまうと思ったんだそうだ。

大雪の日に兄貴はいってしまった 。そして次にあったときは、もう息はなかった。この時オレは決めたんだ。人間に復讐する事を誓ったんだ。街に出る覚悟をきめたんだ。

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