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俺はもう間違えない  作者: ちゅういっちゃん
第1章 青春初心者の学校生活

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4月11日

続きです。誤字脱字等あれば教えてください!

……………は?

いやいやおかしいでしょ?今からスライド作って発表なんて無理に決まってるでしょ。このお方は何を言ってるんだ?


「あ!もちろん今すぐじゃないからな。これから体育館で軽く自己紹介するからこっちではもっと詳しいことを教えて欲しいんだ。僕が見本を作ったからそれを見て何となくイメージして欲しい。発表は来週になるかなぁ」


そんなことを言って教室にあるテレビにパソコンを繋げた。うちの学校エアコンなかったりところどころ天井剥げてたりするのにテレビは全学年教室にあるんだよな。

そうしてこの1年A組の担任こと橋元隼先生はスライドを見せてくれた。身長は俺より4cm低い175cmらしい、担当教科は体育と数学で好きな物はサッカーか、顔も爽やか系だしこいつモテそうで腹立つな、って思っていたらちゃんと奥さんがいるらしい。ケッ

でもなるほどなぁ、言葉で説明されるよりわかりやすい気がする。そして何より写真入れてふざけられるなこれどうやってふざけてやろうかな。


「こんな感じかな!総探、総合的な探求の時間っていう授業があるからその時間で作業して貰うから覚えといてくれ」


家でやってこいとでも言われると思ってたからラッキーだな。次は体育館でレクリエーション?があるらしい。英語はトマトと同じくらい嫌いだから詳しい意味はわからない。なんか遊ぶやつというイメージだ。

というわけで体育館に大集合である。まだ高校のジャージが届いてないからそれぞれの中学のジャージである。半分くらい同じジャージで俺と同じジャージが1人もいない、疎外感がすごくて大輝泣いちゃう。

そしてチャイムがなって体育の林先生が説明を始めた


「入学おめでとう。これからみんなに親睦を深めるためにちょっとした活動をしてもらうからみんなで協力して楽しんで欲しい」


そう言ってレクが始まった。最初は最低5人とじゃんけんをして負けた方が相手の質問に答えると言ったものだった。先生が言ってた自己紹介ってこれか。なんか後ろで校長先生と橋元先生が並んでこっちみてるし、数学の先生だっけ、合間みて入試の点数聞こうかな。


「7回全部負け。 じゃんけんの研究、始めようかな…」

もれなく全敗して質問責めを食らってしまった。体育が苦手と知るとみんな意外と言ってきた。悪いな身長約180あって男なのに体育得意じゃなくて。

そしてじゃんけんもそこそこにして先生に話しかけに行った。やはり既にある程度グループができてると入りづらいんだよなぁ。

「先生! 入試点数教えてくださいよ」

「あれ大輝、今は活動参加しないと」

 

もう生徒の名前覚えてるのか、さすが担任だなぁ。


「7連敗してやる気を破壊されたもんで」

「じゃあ少しだけな?しかし点数かぁ、あんまり1人1人の細かい点数は覚えてないんだよな〜。あ!でも大輝のは覚えてるわ。数学学年1位で英語は最下位だったからな。ここまで差が激しい人なかなかいないぞ」

「それは喜んでいいんでしょうかね?」

「先生としちゃあ数学の担当だから嬉しいけどね。30点未満は赤点だから最低でも30点は取ってくれよ?」

「………骨は拾ってくださいね。あ、骨は海に撒いて欲しいのでそこんとこ頼みます」

「なんで先生が骨撒くんだよ。親に頼みなさい」

「ツッコミ所そこですかね?」


ちなみに中学時代英語のテストで25点を超えたことがない。はっきり言って絶望である


「じゃあ次の活動に移るぞ〜。次の活動は4つのグループに分かれて行うから、とりあえず今から言うグループに別れてくれ」


そうして6人のグループで集まった。これから何するんだろう。斎藤さんゲームしたいな、齋藤だし


「これからこのA4用紙を使ってゲームを行う。ルールは簡単だ、どのグループが10分で1番高くまでこの紙を積み上げられるか競ってもらう。質問があるやつは挙手してくれ」


そう先生が言うといかにも運動が好きそうな男子が挙手をして質問した。外によく出て日焼けしているのか顔の色が濃い。


「手で支えてもいいんすか?」

「それはダメだな、手で支えないで崩れない状態の高さで勝負してもらう」


手はダメなのか、つまり手以外はいいのか?


「じゃあ身体で支えるのはいいんすか〜?」

「いい訳ないだろ」


だめかぁ。

そんなわけで6人グループによる作業が始まった。最初は半分折りで重ねていたのだがなかなか上手くいかない、いいやり方ないか色々模索していると……


「ねえねえ、齋藤くん?だっけ」

「合ってるよ〜!えっと…佐藤さんだよね、どうしたの?」

「みてよあっち」


指を指しながらと言われたから見てみると、ハサミを使って切れ目を作り、それを上手く合わせてすごい高さまで積み上げていた。いいのかあれ?


「みんな〜!あの班見て〜!あの高さにどうすれば追いつけると思う?みんなで考えよ!」

「なにあれズル!」

「ほんとだ!うちら誰もハサミ持ってないよね?どうする?」


と言ってすこし静かだった班が賑やかになってきた。すごいなこの子。まてよ?体で支えず手が触れてなければいいんだよな?見たところ1番高いあの班でも高くて1m40くらいか。まぁここから勝つのは難しいし試してもいいな。


「ねぇねぇ!いいアイデアあるんだけど、聞いてくれる?」


 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



「じゃあ10分経ったから手止めろ〜。見た感じそこの班が1位だな、上手く協力できたようでなにより」

「ちょっと待ってくださいよ先生」

「齋藤どうした?」

「見てくださいよこれ」


自分の頭を指さして言った


「体で支えても手を使ってもいません!地面ではなくて頭の上に積んだだけです!ルール違反はしてません!そして俺は身長179……約180cmあるんですよ!これはもちろん1位ですよね?」


そう!自分の頭に紙を乗っけたのである。これならルール違反をせずに圧倒的な高さにできる!1位は貰ったぜ!俺天才かm「そんなのダメに決まってるだろ」

「………ハイ、スミマセン」


ダメだったらしい。でもハサミ使うのもズルいじゃん!結局別の班からハサミを使っていたことが先生に報告されて、どちらも反則負けにされたのであった。いい案だと思ったんだけどなぁ。

その後学校案内をしてもらった。この鶴翔高校は今年で73年目になるそうだ、高校内を歩いているとところどころに歴史を感じられる。そのせいで劣化しているのか知らないが3年生の教室はドアが勝手にあいたり、たまに外れたりするらしい。普通に怖い、幽霊とか居るのかな?

話を戻そう。最後に気になっていた場所がある。なんとこの学校の裏にはプールがある。寒いこの地域にしては珍しい、けどもう10年以上使っておらず、窓からプールをよく見ると苔があったりしてお世辞にも綺麗とはいえない状態であった。今ではまったく使われておらず、更衣室は物置になっているらしい。

 

そうして学校を1周して教室に帰ってきた。その後は学生証と手帳を貰ったり、バイトとか自転車通学の注意点を説明されたりして昼休みになった。うちの学校は赤点、つまり30点以下を取らない限りバイトOKらしい。英語がこの世になければなぁ、世界共通語が日本語になることを心の底から望むのであった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



高校に入学して初めてのお昼ご飯を食べている。こうしてお弁当を食べているともう給食を食べることはできないことを実感する。カレーライス美味かったなぁ。

そんなこと考えながら箸を動かしてると、背の低い男子が近づいてきた。

なんか威圧感あるな、こいつ。


「なぁなぁ大輝」


名前覚えてんのか。

まあ、頭に紙乗っけて「1位!」とか主張した奴は記憶に残るよな。


「どうした、長内北斗」

「フルネームやめろよ。……まぁいいや。これからだいちゃんって呼ぶわ。拒否権ねぇからな」

「なんでいとこの母ちゃんからのあだ名知ってるんだよ」

「いや知らんが?俺友達にはちゃんつけて呼ぶだけだから。例えばほらあそこのやつ、佐藤健太郎っているだろ?あいつはけんちゃんって呼んでんの」

「あ〜なるほどね、まあいいよ!よろしくな北斗」

「今アナルって言った?」

「言ってないが?まあ捉え方によっては言ったとも言えるのか…」

「え?だいちゃんもしかして変態?」

「えぇ?」


初対面で変態認定かよ。

こいつ頭おかしいだろ。


相手いわく、入試のときから背高くてずっと本読んでる奴がいたから気になってたらしい。

なんか面白そうなヤツって思ってたとか。

新入生歓迎会まで一生体育苦手なこといじり倒す気満々らしい。

……さっそく面倒な友達ができたみたいだ。一安心、ってことにしとくとするか。



全部実話です

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