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俺はもう間違えない  作者: ちゅういっちゃん
第1章 青春初心者の学校生活

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4月10日 4月11日序

新規です。誤字脱字、もっとこうしたら見やすい!面白い!などあればなんでも教えていただけると嬉しいです!

「新入生の皆さん、この度は北海道鶴翔高校へのご入学おめでとうございます。

ご家族をはじめとしたご関係の皆さんにも、心よりお慶びを申し上げます。

鶴翔高校は昭和………」


いつも思うのだが、果たして自分が入学する高校の歴史が気になる人は新入生にどれだけいるのだろうか?少なくとも俺は興味がない、

正直校長先生のありがた〜いお言葉は俺にとってはそこまでありがたくないので、頭の中でこの後いずれするであろう自己紹介でも考えるとするか…


俺の名前は齋藤大輝、この鶴翔高校に入学した新入生である。正直もっと近い高校に行きたかったが、内申点も学力も低くて田舎の学校しか行けなかった!好きな食べ物はラーメン、嫌いなものはトマ…


「本校はここしばらく生徒数が20人を上回ることができず、廃校の危機に……」


ちょっと待て今この学校生徒数少なすぎて廃校の危機があるとか言ってたぞ、よかったな新入生23人だから廃校は遠のいたぞ……後輩がいない高校生活とかラーメンからチャーシューめんま煮卵抜くくらいダメだろ………何考えてたか忘れたしせっかくの入学式くらい真面目に校長先生の話を聞こう、そうしよう。


「あらためまして、新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます」


ようやく終わったらしい、偉人の言葉とか言ってたような気がするがもうすでに忘れている。


「続きまして新入生挨拶です。新入生代表佐藤愛華さんお願いします」


そう名前も知らない先生が言うと小柄の女の子が登壇した。代表挨拶って確か1番頭いいやつだよな、やっぱり1番上は女の子になる運命なのか?


「みなさま、こんにちは。新入生を代表して挨拶申し上げます。桜の花びらが……」


これ家で考えてきてるのかな。入学前からすごいなと色々考えているといつの間にか挨拶が終わっていた。

あとは集合写真を撮って入学式は終わった。自己紹介はなかったらしい。初日挨拶除いたら会話0……幸先不安である。


さて、俺にはこの高校で果たさないといけないことがある。

俺は人の感情を読み取ったり空気を読むことが死ぬほど苦手だ、だから中学はクラスの端っこで誰とも話さずず〜っと本を読んでいた。誰も興味ないと思うがもちろんラノベだ。

そんないい思い出より黒歴史塗れの中学時代を経て気が付いたことがある。隅っこにいるとそれはもう的なのである、思春期真っ只中、ちょうどいい暗そうなやつがいたらお猿さんからしたらいいおもちゃであろう。あとは察してほしい。だから俺は中学時代とは逆に生きたい!好きだろうが嫌いだろうがいろんなやつと話して、いろんなことして自分が下にならないようにする。これが俺の果たさないといけないことだ。

昔から友達が0かと言われるとそう言うわけでもない。中学時代にも3人くらいは友達いたし、ネットではいつもバカやり合う知り合いもいる。だがどこか会話に混ざれなかったり話がズレたり。端的に言えば浮いてるのだ。だからこの新天地で、齋藤大輝は生まれ変わるのだ。そんな厨二病全開の妄想と決意をして、入学初日である4月10日を終えるのであった。


母がドアを開ける音で目が覚める。ちなみに俺は朝に非常に弱い、今ならスライムにすら負ける自信がある。母さんが作ってくれたご飯を食べて、身支度をしてバス停へと歩きだす。バスに乗ってから学校まで結構かかるため中学よりも早く家から出なければいけない。とても憂鬱だ

そんなこんなで学校の近くのバス停についた、ここからまっすぐ7分くらい歩けば学校である。


「おはようございます」


何とこの学校では玄関に先生が立って挨拶をするらしい。5、6人だろうか?先生がいっぱいいるとそれはそれで緊張するのだが、


「おはようございます。おはようございます。おはようございます。おはよう……」


って何回挨拶するんだよこれ!先生が挨拶して、俺が挨拶して、別の先生が挨拶して。

これがイタチごっこである。朝からちょっと疲れた。そんなこんなで教室に入るとみんな緊張していて静か…………な訳ではなかった、なぜならこの鶴翔高校は田舎の高校なのもあって、近くの中学からの生徒が半分を占める。そのためすでにグループがある程度できていたのだ。

だがここで話しかけないともっと出遅れる。そんな焦りを抱えて前の席の人に話しかけた。


「おはよう!」

「あ、おはよう」

「今日からよろしく!」

「うん、よろしく」

「…………」

「…………」


やはり話題を決めておかないとうまくいかないか、、、そりゃあいきなり話しかけられても緊張するか。ごめんな名前も知らない同級生よ。

あ、そうか、名前聞けばいいのか


「名前なんていうの?俺は齋藤大輝!」

「…浅野 涼介」

「ありがとう!浅野、これからよろしく!」

「…うん、よろしく」

「………」

「………」


デジャヴを感じるなこれ、もうちょっと話題作ってから話すか。話を広げやすい話題。好きなもの?そう色々考えていると先生が入ってきた。


「おはよう!SHRを始めるので席についてくれ。本当は挨拶係を決めて挨拶をお願いするんだけど今日はまだ決めてないから、今日のところは佐藤さんおねがいしていいかい?」


お願いしていいかいって日本語なんか変だよなぁとかこれ断りづらそうだなぁとか色々考えてると佐藤さんがそれはもう元気いっぱいにはい!いいですよ!と言って挨拶をした。こいつ絶対いいやつだ、仲良くしたい。


「今日は体育館でこれから仲良くなるために軽くレクリエーションを行います。そして学校を歩きながら教室などの案内、校則や自転車通学、バイトなどこれからについての説明、最後に係決めを行い午後から新入生歓迎会をします。昼休みが終わったら椅子を持って体育館に行くように」


初日から盛りだくさんである。初日にいきなり勉強が始まらないことに少し安堵しながら朝のSHRを終えるのであった。

そうして1時間目の自己紹介を行う時間になった。自己紹介は自分の立ち位置を決めることに非常に大事である、だから失敗しないように自分の中できちんと話す内容をまとめてあるのだ。偉いぞ俺、すごいぞ俺。


「じゃあ最初に自己紹介に移ろうと思うんだけど、せっかくだしスライドで自己紹介を作って発表しようか!」


……………は?

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