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第74話 あれを卒業

「ど、どうしよう」

「ロイド、落ち着け」

「落ち着いていられないよ。浮気調査してたら怪しい取引を目撃してしまったんだ」


 ロイドから話を聞いて録画した映像を見る。

 黒ずくめの男が金貨の入った袋を受け取って手筈通りにと言っていた。

 殺しの依頼かな。


 黒ずくめの男と話していたのは学園の事務員だ。

 学園の事務員の後を隠蔽魔法を使いながら後をつける。


 事務員は書類が保管されている部屋に入ると文字の上に薄い紙を貼り改ざんし始めた。

 なるほどね。

 殺しではなかったようだ。

 金の着服といったところか。


 事務員を秘孔魔法・金縛り拳で身動きできないようにして、モーラに学園長に報告に行かせた。


「済まないね。学園の不正を見つけてもらって。何か私に出来る事はあるのかい」


 学園長の部屋で学園長からそう言われた。


「できれば去勢の罪をなかった事にしてほしい」

「それは出来ないね。恩赦は王族でないと」


 むっ、部屋の扉の所に5人ばかりかたまっている。

 嫌な予感がする。


「学園長、伏せて下さい」


 俺達が伏せると扉が爆発して、5人の黒ずくめの男達がなだれ込んだ。

 その中の一人がポーションらしき物を飲む。

 魔傷がそいつの中に沢山出来て、筋肉が膨張して服が裂けた。


 覆面も裂けてそいつの顔があらわになる。

 どこかで見た顔だ。


 ああ、ヘクターじゃないか。


 秘孔魔法・滅魔点穴を打ち込むと魔力がヘクターから抜けていく。

 いくが、魔力がヘクターに流入していく。

 抜け出るよりも入っていく魔力の方が多い。


「ヘクター、悪い事は言わない。もう止めろ。ボロボロになるぞ」

「うるさい。お前に負けて癒しの温泉に浸かって治したんだ。また治せば良い。今日こそお前を殺してやる」


「ヒロ君、学園長の権限でこの者たちの殺害を許可する。存分にやりたまえ」

「はい」


 そうは言ったものの、金縛りも効きそうにない。


点火(イグニッション)Sランクバージョン」

「があああっ」


 ヘクターが焼け焦げるが、肉が盛り上がり、みるみる再生する。

 残りの4人は灰になった。


「ごっぢのばんだ」


 ヘクターが俺の頭をむんずと掴んだ。


生水ジェネレイトウォーター、ローションバージョン」


 ヘクターの指が滑って俺はアイアンクローから抜け出した。

 ローションが役に立つとはな。


点火(イグニッション)点火(イグニッション)点火(イグニッション)点火(イグニッション)Sランクバージョンつるべ撃ち」

「ぐがぁーー」


 そうだ。

 ヘクターの魔傷を増やそう。


 名付けて秘孔魔法・魔斬拳。

 ヘクターの魔傷が加速度的に増えていく。


「ぐっ? なぜ? まげる? ごのおれが……」


 ヘクターは肉塊になって動かなくなった。


「学園長、黒幕はガイの野郎だ」

「いいでしょう。殺人の許可を出します」


 俺の脳裏にちゃららーと殺しのテーマ曲が流れ始める。

 探したところガイは階級突破クラブの部室にいた。


 扉の隙間からそよ風を送り込み、秘孔魔法・滅魔点穴からの心臓金縛りをかます。

 終わった、あっけないもんだ。

 俺って暗殺特化だよな。


 マッサージクラブに行くとアイナとモーラとリンダが揃っている。


「お疲れ様ですわ」

「モーラは知ってそうだな」

「ええ、密偵は常に放っております」


「ヘクターとガイを始末した。たぶんエクセレントからの報復があるだろう。熾烈を極めるはずだ」

「危ない事はしてほしくないけど、仕方ないわ」

「お爺様に言ってインフィニティからエクセレントをけん制してもらいましょう」

「そうだな。そうしてもらえるか。それはそうと俺は決意した。童貞卒業だ」


「何言ってるの。馬鹿」

「結婚して貴族の仲間入りするのも頃合いですわ」

「私は承諾したなんて言ってないんだから」


 三人の快感を増幅して、人除け魔法を反転。

 快楽のフィールドに変える。


※済まない、ここから先は自主規制なんだな。


 結論を言えば、滅茶苦茶セックスした。


「子供は沢山欲しいな」

「もう、知らない」

「そうですわね。跡継ぎを作るのは貴族の義務ですわ」

「身も心も許したなんて思わない事ね。でも素敵だった」


 俺も遂に身を固める事になった。

 でもエロ魔法道はこれからも続けていくぞ。


-完-


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