第24話 好きにさせて頂きます
そよ風、呪いの藁人形、魔力感知、隠蔽、思考加速を掛けてそっと講堂に入る。
ボスはローブを纏っていた。
全裸ではないのだな。
良かった。
男の体なんか見せられてもちっとも嬉しくない。
「貴様、誰だ」
くそっ、何もしないうちに隠蔽が見破られた。
「敵だよ。そんな事も分からないとは間抜けだな。ちなみに何で分かった」
「ドアの開く音と足音だ。瞑想していると良く聞こえる」
「じゃ、まだ俺の位置は掴んでないな」
「ほざけ。火炎散弾、隠蔽」
こいつ、魔法に隠蔽を掛けやがった。
くそう散らばった炎弾の軌道が読めない。
石化の呪物を使う。
俺は石化し、炎弾が当たって隠蔽が解ける。
俺は石化を解除した。
「お前は隠蔽を破れるか。隠蔽」
くそう、ボスが見えない。
お触り魔法を縦横無尽に走らせ、秘孔魔法・死弾を乱射する。
お触り魔法がボスに当たり、姿を現した。
「お互い隠蔽は効果がないようだな」
「わしの手札は色々とあるぞ。重力」
俺は動けなくなった。
お触り魔法の髪の毛が重力の影響で落下する。
遠距離の攻撃も使えないか。
ふっ、こんなのじゃまだまだやられない。
「そよ風、振動刃」
ナイフ状の風でボスに切りつける。
血しぶきが上がり、重力の魔法が解けた。
ボスは回復のポーションらしき物を飲んだ。
「ふむ、なかなかやるな。ならば、真銀の肌」
「そよ風、呪いの藁人形」
秘孔魔法・金縛り拳。
ボスは力を込めて踏ん張った。
金縛りが解ける。
こいつもオークジェネラル級か。
ならば、秘孔魔法・石化拳。
お触り魔法が魔力の秘孔を突き石化させる。
これは石化を解除して覚えた攻撃だ。
解くことが出来るのなら組み立ても出来る。
「石化か。解呪」
こうなったら勝負だ。
石化拳、石化拳、石化拳、石化拳、石化拳、石化拳、石化拳、石化拳、石化拳、石化拳。
これでどうだ。
「解呪。解呪が間に合わないとは無念」
ボスは石像になった。
強敵だった。
重力魔法は少し危なかったな。
教室に戻ると男達は消えていた。
たぶん保安係かなんかが連れて行ったのだろう。
「ヒロ君、ご苦労様」
「このぐらい余裕です」
「流石、ゴキブリローパー。しぶといな」
「ありがと、私達を守ってくれて。他の教室の子に聞いたわ。服をはぎ取られたって。ゴキブリローパー被害者会の会長として、あなたに痴漢された事を一割ほど許してあげる」
「そうか、ありがとよ。女の子は守る。野郎はどうでも良い。エロ魔法のパートナーは何時でも募集中。よろしくな」
「やっぱり、ゴキブリローパーだな。何時でも助平心を忘れない姿に感心したぜ」
授業は再開された。
俺は隣に座っているアイナを見た。
アイナに被害がなくて良かった。
「アイナ、愛おしくなった」
「何よ、急に」
「今、いいか」
「何がいいかなのよ。今、授業中」
アイナはペシっと俺の手を叩いた。
了解の合図だよな
バイブハンドを発動。
「あんっ」
アイナの恥じらう姿がとても良い。
「ちょっと、みんなが見ている所は嫌」
「先生、アイナの気分が悪いらしいです。医務室に連れてって良いですか」
「はい、連れて行ってあげて下さい」
アイナを連れてマッサージ屋をやっている教室に入る。
「もう、好きにしなさいよ。戦いで血がたぎっているんでしょう」
そうなのか。
そうなのかもな。
快楽結界を発動。
※済まない、ここから先は自主規制なんだな。
アイナは失神してる。
両手と舌のコンビネーションもだいぶ慣れたな。
3つまで制御可能なら、別の攻撃も出来る。
死弾は吹き矢用の矢を発射しているけど、髪の毛とそよ風の弾を発射したら、重力魔法に負けないで秘孔を押せないかな。
やってみる価値はありそうだ。
筒状のそよ風に、髪の毛入りのそよ風の弾を込める。
軽くアイナ向かって発射した。
おっぱいに弾が当たり、ぷるんと揺れて、指に痛みが走る。
ああ、弾が物に当たれば、弾に同調している俺は痛いよな。
失敗というより、切り札だな。
思いっきり打ち出すと激痛なんだろうな。
相打ちは嫌だが、仕方ない。




