プロローグ
伏線とか無いです
あと、プロットとか
書き溜めとかも
無いです
電子音がする
一定の間隔で鳴り続けている
何の音だろうか
テレビやネットで聞いた心電図の音が近い
こんな音がするもの身近にはない
夢…、だろうか？
.復元に成功しました＿
誰か喋った？
.形成に失敗しました＿
はい？
.人格及び記憶措置に深刻な不具合を確認＿
変な夢、何言ってんだ？
.原因不明、原因不明、ゲンイイイイ.ィ＿
「うわこわ、あ、喋れるのね眩しっ！？」
.バグが深刻な◼️◼️◼️、素体に原因不明の意識◼️確認、可及◼️速やか◼️、説明◼️＿
.ハロー、ワタシの音声が聞こえますか？＿
眩しい光に目を開けると、今までに見た事がない場所に居た
俺が寝て居たのは自宅のベッドではなく、シーツも引かれてない不可解な光のラインが走る機械で、周りも味っけのない鉄の壁
俺が寝て居た機械の横で声が語りかけてきている、我ながらよく分からない夢だと思う
「ハロー聞こえているとも…、アレだな、こう、なんだ？
明晰夢って奴な――」
.素体はこれから人類の繁栄の為に活動していただきます＿
「あ、俺無視されてるコレ？」
どうにも問答をしようという雰囲気を感じない、相手が機械なのだから何を今更といった感じだが、夢なのだからそこら辺は俺の気分次第だろう
ピカピカと声に合わせて光る機械を見る、もう少し可愛い女の子とか出てきてくんねーかな、そう思う俺の意思を無視して無機質な声は続けて一方的に声を発した
.現在人類は深刻なダメージを受けており、人類の絶滅を防ぐ事が貴方の役割です＿
「へぇ、俺救世主な訳か、我ながら我欲に満ちた夢だな」
.その為の活動として貴方は人類のXX染色体…◼️◼️、人間の女性と交尾を行なって貰います＿
「は？何だその頭の悪い内容、俺以外に男が居ないとか言うありきたりな設定？」
.現状貴方以外に人間の男性は存在しません、人類の女性と交尾を行ない、子を作り、人類の総数を増やしてください＿
「……マジでコレ俺の夢？
使い回しが過ぎるだろ、俺そこまで性欲旺盛だっけ？」
.現在システムに深刻なバグが発生しており、素体を十分にサポート出来ません、素体とコミュニケーションが取れるのはコレが最後になります＿
「コミュニケーション取ってないけどね？
ねぇ知ってる？
コミュニケーションって相互に行うものだと思うのだけど？」
.何か聴きたい事はございますか＿
「あ、ダーメだこれ話にならんわ、会話できる奴探さないとだわ
俺以外の人類って今どこにいんの？待合室とか？」
.現在素体以外の人類は存在しません＿
「……？」
.現在人類の総数は素体を含まない場合0、素体を含めた場合に限り1となります＿
「？？？」
.素体が現状唯一の人類になります、追加で素体を作るのは不可能な為、身近な女性の人類と交尾を行い人類の絶滅を防ぐのが素体の役割です＿
「？？？？？」
.それでは人類の素晴らしい未来の為にににに＿
それだけ言うと、機械は煙を吐いて黙ってしまった
幸いにも？、周りの電気は動いているのか部屋の電気などは消えてない
今の言う事を間に受ければ、俺はこれから存在しない女性とイチャコラしないといけないらしい、無と交尾して子を作れってよ
「何だこのポンコツ？」
夢ではなく現実だと気付くのに一日かかった、泣いた
んんwwwコレはボューマンですぞwww役割を果たせないヒューマンの事ですなwww絶滅する以外ありえないwwwwww
話終わった、最終回ですねくぉれわ
