其のニ、彼女との出会い
どうも、奈々です。今回は2作目、すこしずつ、変わっていく物語。
あれから3日後…
僕は公園でのんびりしていると、急に体調が悪くなりそのまま公園で倒れてしまった。
「大丈夫ですか!?」
誰かが病院に付き添ってくれたみたいだった。医者が
「新城幸人さんですね。」
と、話しかけてきた。僕はもう、あと1年もたないかもしれないらしい。それほど悪い病気だったのか…と落胆していた。
ふと病室の外で無言でいきなり立ち去ってしまった音がした。僕にその頬に赤みがさししていたように、うっすら涙目になっているのを隠すために、大きなあくびをした。そして助けてくれた人が聞いていたのかな?などと考えながら病室の窓を見ていた。
その日の夜ぼくは、彼女に思いを馳せている自分がたまらなく恥ずかしいのか、病気が不安で居つ死ぬかわからないのが怖くて怖くてたまらなかったのか定かではないが、いつもは眠れるのに、今日は眠れなかった。
今回も読んでいただき有難うございます。
なるべく、死にたい理由とリンクするように投稿しているつもりですが、ずれてしまっているかもしれません。ですが、温かい目で見ていただければと思います。