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バリア・フリーの階段  作者: 望月笑子
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バリア8

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「私は何もしていません。この仕事を続けさせて下さいっ!!」

本当にこの1ケ月、人の仕事を見ているだけで、殆ど何もしていなかった。

「トータル的に、君はこの仕事には向いていないと言っているんだよ、分かるかね?」

「いえ、解りません」

「とにかく、もう帰っていいから。午後の分のお給料もちゃんと払うから」

鬼頭は、ブラインドの隙間からこぼれる陽の光で照り輝いている頭部をさりげなく片手で掻いた。

「と、言うことですので、もう帰ってよろしいですよ」

何か反論しようと思ったが、栗林が先に淡々とした口調で制した。

納得はいかなかったが、2人の圧力のようなものに押し出される風にして、私は黙って席を立っていた。

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