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バリア・フリーの階段  作者: 望月笑子
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バリア1

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さんざん言われた挙げ句、極め付きはこれだった。

「しかも、この前の研修先で、600円の食い逃げをしましたね?一週間だけ猶予を与えます。この一週間で、アナタの行動を観察します。それから改めて判断します」

栗林からは、高飛車な香水の匂いがした。

このグループ・ホームはオープン前で、男女合わせて20名が契約社員として採用された。まだ利用者が入居していない段階での、半年間という試用期間中での出来事だった。

ほぼ全員のスタッフが、ヘルパー2級以上の資格を取得しているので、ある程度の予備知識は把握していたが、実際に利用者と接触する介護をしていないため、未熟なスタッフが多かった。とはいえ、働きはじめてたった半月で解雇となると、あまりに惨めだと思った。


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