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バリア・フリーの階段  作者: 望月笑子
12/35

バリア11

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

「それで、どうしたの?」

「帰りました。みんなにお別れの挨拶だけして…」

すると純氏は、冷静にこう言い放った。

「今からでもいい。そのグループ・ホームに電話をして、明日から出社すると言いなさい。」

「えっ、なんでですか?!」

頭がこんがらがった。

「貴女はまだ、解雇だと言われた訳ではないんでしょう?」

「はい」

「だったら大丈夫。試用期間中は、間違いなく働けるから。」

「でも、もう来なくていいって…」

「そんな事はないです。会社は、貴女が出社すれば、黙って椅子に座っていても給料を支払う義務があります。ここで働きたいという意思を伝え、出社するのです。」

ホッと胸を撫で下ろした。

「分かりました」

言われた通り、急いでグループ・ホームに電話を掛けた。



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