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バリア・フリーの階段  作者: 望月笑子
11/35

バリア10

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目にいっぱい涙が溢れていた。凍てついた空気が流れたと思うと、うなだれた首筋に冷たいものが当たっていた。

ぽつぽつとそれは次第に強くなり、気が付くと、灰色だった道路一面が、真っ黒になっている。

慌てて軒下に入ると、思わず携帯電話を取り出し、年の離れた友人の岡目純氏にすべてを話した。

「それはひどい…」

岡目純氏は、現在は退職しているが、現役時代は労働組合『みちのくユニオン』で先頭を切って活躍してきた、社会運動一筋の強者つわものである。

経済的弱者の味方で、今まで多くの経済的弱者を助けてきた。

彼と知り合ってから、まだ半年しか経っていないが、私はこれまでも何度か彼に助けてもらったことがある。

その純氏が言うのだから、確かだった。



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