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バリア・フリーの階段  作者: 望月笑子
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バリア9

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ロッカーの鍵を開け、荷物をまとめると、同僚のスタッフ達にお別れの挨拶をした。スタッフの中には、あらかじめ話を聞いていたスタッフもいたらしく、淋しそうに手を振ってくれる人も何人かいた。

−−−ゆっくりと家路を辿りながら、通勤時にはよく、この大慈清水の水を飲んだことを思い出していた。

しばらく、ここを通ることもないだろう。たしかに自分でも、そそっかしい点があることは分かっている。

初めてこの井戸の水を飲んだ時は、この水に、段組の表示がなされてあることすら気が付かなかったのであるから。

真っ先に口にした水が、4番井戸の洗濯すすぎ水であったことは、たらふく飲んでから気が付いたことであった。




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