『ラピュス』 The biography of Grey
太陽系を周回する地球の遙か彼方。宇宙の片隅にそれはあった。『ラピュス』、それは太陽とは別の灼熱の恒星の周りを公転する惑星。偶然にも生命の存在できるハビタブルゾーンに位置し、その気候条件は地球とほぼ同じであった。そして、この地には人間が存在したのである。地球とは異なる歴史を辿ったその星には、科学と魔法が併存する独特の文明が発達していた。大陸に割拠する数々の国の中の一つであるドラグレイ王国の王都貴族街の一画に、邸宅の窓辺のソファーに腰を据え、優雅に紅茶を嗜みながら黙々と読書に耽る少年がいた。彼の名は、グレイ=デューラー。決して外に出ることを好まない、学校にも行かない、この世界には珍しい引きこもりであった。そんな少年が数々の経験を経て成長していく姿を記した物語。
第一章 グレイ幼少期編
1引きこもり少年グレイ
2017/04/02 16:19
(改)
2突然不意に出会い
2017/04/02 20:08
(改)
3びしょ濡れ少女の正体
2017/04/03 16:16
(改)
4来訪者は王族
2017/04/05 21:52
(改)
5絶対不可侵の聖域で……
2017/04/06 20:10
6決闘!?
2017/04/07 23:03
(改)
7適正なしでも魔法が好き、そして初めての友達
2017/04/08 12:31
(改)
8日常
2017/04/09 11:17
(改)
9中級魔法に挑戦
2017/04/09 15:59
(改)
10母の誘い
2017/04/10 10:59
11エリーの再来訪
2017/04/16 20:00
12王城に来てしまった……
2017/04/23 21:00