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人と魔物の極限解放  作者: 浪漫病
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第四話 魔術

お昼寝に丁度いい時間って2時だと思うので目が覚めたのは午後2時に設定しています。ちなみにこの世界では『魔法』はあって当然という認識になっていますので、『魔術』で統一しています。まあ不思議な効果を出す瓶などは『魔法瓶』と名付けますが。この世界の一般人が見たことのない魔術の場合のみ魔法と呼ぶ感じですかね。

 ルーデントに案内された部屋はなかなか広かった。

 流石領主の城だ、広い。客室でもこの広さは流石としか言いようがない。

 しばらくこの部屋に待機していろと言われたし、棚にある本でも読むとするか。


「それにしても魔術の本が多いな。それから武術の本に、呪術、神術、忍術なくて結界術、後は魔物図鑑か……」


 なんか術って書いてるのが並んでたから忍術期待しちゃったけど、ある訳ないか。

 とりあえず片っ端からパラ読みしていくかな。まずは魔術からだな。


『魔術』

 魔術には、攻撃魔術、回復魔術、支援魔術の三種類があり、攻撃魔術の基礎は火、水、土、風、光、闇の6属性で構成されている。見習い魔術士はまずその基礎を覚え、その後応用版の混合魔術を使う。混合魔術とは、二つの魔術を同時に発生させ、6属性とは別の効果を発揮させることができる。簡単に言えば光の三原則を覚えて新しい色を作る的な感じか。水と火で氷と水蒸気、土と水で泥、土と火でマグマ等々。中には三種類以上の魔術を使って放つ混合魔術もあるらしい。ちなみに火の魔術は、温度を変える魔術のようで、氷を作る時は火を使うそうだ。


 回復魔術は回復と解毒の二つに分類されている。回復は、簡単に言えば再生能力の促進、人間の皮膚の傷が自然と治るのを早める感じか。解毒はそのままの意味で、魔術でワクチンみたいなのを作って毒を消すそうだ。でも細菌とかは消せないとか。怪我したら傷口を水で流さずに回復を使ったら危ないからやめるようにと注意書きされている。なぜかキャラ付きで……誰だよ描いたの。剣や毒矢で怪我したのは問題ないが転んで擦りむいた場合はちゃんと洗おうねってことね。因みに回復にも属性があるらしく、火、水、光の三属性があるらしく、魔族やアンデット系に光属性の回復を放つと浄化できるそうで。魔族は火か水の回復を使わないとダメらしい。獣人族はいいのにか……


 そして支援魔術ってのは要はバフだね。味方か自分の体力上昇、筋力上昇、防御に素早さ等々、でも反射神経を上げるのはない。素早さ上げても反応できない人が多くて事故が多いそうで、国が研究してるらしい。できる訳ないじゃん無駄乙ってコメントされてるけど本当に誰だよ書いたの。攻撃魔術の射程は魔力の込め具合で調整可能、回復魔術、支援魔術は半径10m以内まで届き、五人までなら同時にかけれる。


 呪術についてはあまり書いていなかった。太古の昔に使う人がいなくなって消えたとか……神術は魂を直接攻撃する魔術だが、ゴーストぐらいにしか効かないため役に立たないゴミクズって書いてある。これ書いたやつほんと言葉遣い酷いな。結界術は空間を守る感じか。空中に結界を張ってその上を移動しようとした人がいたらしいが、連続で張るのが難しく、失敗して無様に落っこちたそうな。大草原生やしてやがる……ブログじゃないんだからそういうの生やすなよ。


 2時間ぐらい経っただろうか。本を読んでいたらドアをノックする音が聞こえた。


「食事の用意ができました。領主様もお待ちになっております。こちらへ」


 ドアを開けてぺこりとお辞儀するメイドさんにそう言われた。やっぱメイドいるんだな。流石異世界の定番モノ。


 まだ武術と魔物図鑑を読んでいないが、食事の呼び出しなら行かなくてはならないだろう。

 俺は読書を中断して食堂に行くことにした。

次回は転生者のちょっとした設定についてです。説明回が長い? だって戦闘シーン書くの下手ですし……

別の作品の方で戦闘シーン練習してるのでもうちょい後になりますかね、戦闘はヒロインと出会うまでないと思っていてください。

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