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人と魔物の極限解放  作者: 浪漫病
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プロローグ

オリジナル小説初投稿、矛盾発生しないよう注意しながら書いていきます。しかし不安だ……

プロローグ



 元厨二病患者は大きく分けて二種類に別れる。

 厨二病だった過去を後悔し、なかったことにしたがるタイプ、

 厨二病はまあ楽しかったと言えば楽しかったと思い、

 開き直るタイプの二つだ。

 どちらかというと後者の方である元厨二病患者だった相良翼は、

 日が落ちかけた帰り道を早歩きで歩いていた。

 季節は冬に差し掛かっており、部活帰りの翼は汗で濡れた部活着のまま下校していたため肌寒さを感じていた。


「うへぇさみぃ……換えの着替え忘れさえしなければなぁ……」


 高校二年生の翼は陸上部に所属しており、

 練習が終わり下校しようとしたのだが、

 変えの服を忘れたため寒さに震えながら帰っていた。


 翼は小学生の頃、習い事ばかり行っていて遊ぶ暇がなく、友達がいなかった。

 中学生になり、習い事が減ったおかげで学校生活に励めたが、

 小学校で人付き合いをあまり経験できなかった翼は、

 中学校で人と話せず、ぼっちになった。


 そして翼がぼっちだと知り、

 上の学年にいる『御一行様』と周りから呼ばれている不良集団に苛められ、

 その光景を見た同学年の生徒も次々と翼を苛め始め、

 翼は毎日布団で泣いていた。

 影で自分は特別なんだ、だから周りは嫉妬してるんだと無理やり解釈して、

 厨二病になった。だが、中学を卒業と同時に厨二病を卒業し、

 翼は若干遠い、同中の人がいない高校を選び、

 一から学校生活をやり直そうとした。


 最初は何を話せばいいかわからずうろたえたが、

 周りが話してる内容を聞き、家に帰って調べ、

 話せる話題を増やしていくことで一応の関係を築けた。

 話すときはなるべく笑顔で接し、相手の調子に合わせ、

 アニメやラノベなど、話題を増やす過程で興味を持ったものもあり、

 明るい多趣味なアニオタとして周りに受け入れられていた。


 すぐに家に帰っても途中で同中の人と出会う可能性があったので、

 部活に入り、遅くに帰るようにした。

 部活は、万が一苛められて追いかけられた時、

 逃げ切るために体力をつけようと思い、

 陸上部に入部した。


「せめて下着だけでも持ってきていればなぁ……」


 翼はそう愚痴りながら道を歩いていたのだが……


「っつ、やばい、頭痛がする……風邪でも引いたか?」


 頭痛が続き、目眩がし始めたあたりから翼はふらふらし始めた。


「やばい!?

 倒れ……」


 ドスッ


 翼は地面にうつぶせに倒れそのまま意識を失った。

地面コンクリートのつもりで書いてるので正直ドスッて音でいいのかわかりません。

っていうかこれ書くだけで30分って大丈夫か俺……

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