表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/90

[喰らう者]

なんと!350PVもいっててビックリです!コメントも頂いたので一層がんばります!

 俺は朝6時頃目覚めて、顔を洗ってから朝食を食べ、ベルナールさんは午前は仕事があるらしいので、その間は特にすることもないので、村を見て回ることにしたのだった。


「あ、そうだ、ドルシアいるかな?案内してもらえるといいんだが」


 それから俺は重大な事に気づいてしまった。

ドルシアの家ってどこだ?

 それから俺は村長の家に戻り、ドルシアの家を聞いてからドルシアの家に向かった。


「おーい、ドルシアいるかー?」


「あ、アベル君いらっしゃい、どうしたの?」


「ゴブリンの調査の打ち合わせと、村を案内してもらえないかなって思ってさ」


「なるほど、今日は仕事が少しあるから、長いこと案内できないけど少しでもいいかな?」


「あぁ、大丈夫だ、ありがとう、ところでドルシアってなんの仕事してるんだ?」


「大したことじゃないんだけど、村の人の手伝いが中心で、畑で収穫とか湖で水汲みなんかしてお金稼いでるんだ、今日は鍛冶屋で荷物運び入れたりする手伝いかな、明日からはゴブリン調査のために仕事は入れてないけどね」


「そうか、頑張ってるところにすまないな…」


「大丈夫だよ、案内くらいなら疲れないし、いこうか」


「ありがとう、いこうか」


「えーっとあっちが道具屋で日用品からポーションとか色々売ってるね、であっちが鍛冶屋で武器や防具の販売や日用品の包丁なんかも売ってるし研いでくれたりもするよ、で向こうにあるのが薬屋だね軽い治療とかもしてくれるよ、あとは小さいけど宿屋に隣が食事処かな、使いそうなお店はこんなところかな」


「ふむ、なるほど」


「さて、そろそろ行かなくちゃいけないけど、まだ何か知りたいことある?」


「いや、大丈夫だよ、忙しい中ありがとう」


「いえいえ、これくらいのこときにしないで、じゃあ行ってくるね!」


「おう、行ってらっしゃい、頑張ってこいよ」


 ドルシアが行ってしまってベルナールさんもまだ仕事中なので何をしようか悩んだ時ふとあることを思った。


「確かスキルに[喰らう者]ってあったな、やることもないし、使ってみるか」


 そこで俺はスキルを試すために村から少しでた湖に向かっていったのだった。

 湖についた俺は、どう使えばいいのか悩んで、とりあえず近くの雑草を食べてみた、不味くて吐き出した。

 なんだ?使い方が違うのか?俺はスキルを発動すべく、四苦八苦しながら、雑草に向かってスキルを叫んでみた。


「[喰らう者]発動!」


 その瞬間、俺が喰おうと思った雑草が、その場から消えたのだった。

 何が起こったかわからなかったが、俺の体内で他の成分が入ってどこかにしまわれたような感覚があったので、たぶん成功したんだと思うことにした。

 そこで俺はある事に気づいた、あれ?なんか詳細っぽいのある気がする…

 詳細に書いてあったものは短く、簡単な物しかなかったが、俺には重要なことなので見てみることにした。


「えーっと、吸収、収納、分解、再構築か、って説明これだけかよ…」


 実に簡潔だが名前から予測して見ることにした、吸収はさっきの雑草を喰らったみたいな感じだろう、そして収納は吸収したのを勝手に発動して収納してくれる感じかな?それで分解かこれはどうなんだろう、そこで俺はさっき喰って収納した雑草に意識を向けて分解を試みた、それで雑草は固体からエネルギーっぽいのに分解されたっぽい、よし!成功だ、それで再構築ってのはさっき分解したのをもとに戻すのかな?次は分解したのを再構築してみることにした、なんか戻った気がするので出してみることにした。


「うおっ、すげぇ出てきた、これは色々試してみるのがいいな」


 それから俺は色々な物を吸収、分解していった、そこで分かったことが、生きてるものは喰えないっぽいのと、分解したものを複数合わせて再構築すると別の物が作れたのだった。

 そのあと水やら石やら雑草やらを手当たり次第吸収していった、あと別にスキル名は口に出さないでも使えた。


 そこで俺は昨日のカマキリ吸収できるんじゃないか?と思いまだ時間があったので魔物に注意を払いながら、昨日のカマキリの場所に向かったのだった。


 カマキリの場所までついた俺は、小さな虫がカマキリの死体に群がっていたが、その虫達を払いながらカマキリに近づき、[喰らう者]を発動させた。

 すると、そこにあったカマキリの死体は一瞬でその場所から消えたのだった、そして吸収したカマキリを分解してみると俺の体が少し強化されたような感じがした。


 そこで俺はある仮説をたててみた、雑草や石などでは特に変化はなかったが、カマキリを吸収して分解すると俺の体が強化され、収納もされておらず再構築もできない、となるとそれは俺の体が分解したカマキリを直接吸収したのではないか?というものである。


 理屈はわからないが元が生物か、ある一定以上の強さだった者を吸収すると、俺自身が強化されると。


 よくわからないがこれから色々試すことに決めて、そろそろベルナールさんが仕事を終えるので、俺は急いで村に戻るのだった。

タロウは段落とルビを手に入れた!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ