この世界について
今回で四話目ですね、何だか進むの遅い気がしますが、楽しんで見ていただけると嬉しいですw
「えーっと、ヴェクトル=テナルディエさんは…」
「めんどくさいからヴェクトでいいぞ」
「じゃああのヴェクトさん自分この世界に来たばかりなのでなにも分からないんですが、色々教えてもらえませんか?」
「うーん、まあ、暇だしいいぜ。まず、お前のいた世界は魔物とかいないっていってたな?」
「はい、そうですね、動物とかはいますが、知能の高い生物は人間以外存在しない感じですね」
「そうか、じゃあ魔法とかそこら辺もないのか?」
「魔法!?この世界は魔法もあるんですか?」
「そうだな、あとは魔法とは別でスキルってのも存在するな」
「そのスキルと言うのはどんなもので?」
「魔法とは別で詠唱して魔力で発動したりするもんじゃなく、なんていうか、条件を満たしたり進化したりすると自分のステータスに追加される技能みてぇなもんだ」
「な、なるほど」
「魔法は、火、水、風、土、光、闇、無属性が基本でそこから組み合わせで氷や電気や治療系に発展してたりするな、んでスキルが階級が下から、ノーマル、スペシャル、レア、ユニーク何て感じだな」
「なるほど、そのスキルや魔法何て言うのはどうやって確認するんですか?」
「簡単だ、目を閉じてステータスを思い浮かべる感じだよ、ほっといたらそのうちでてくるさ」
「やってみます」
そこで俺はゆっくり目を閉じた、そのうち俺の脳内に直接情報が入ってくるような感じで、ステータスが浮かんできた。
「えーっと、固有能力[狂人化]とユニークスキル[喰らう者]?魔法はなくてあとは各種耐性かな?あ、ほんとだ種族がオーガってなってる」
「[狂人化]はオーガの固有能力だな、で、お前生まれたてでユニークもってんのか、おもしれぇ。お前名前をくれてやろう、前の世界の名前はこっちの世界じゃ変だろうからな」
「名前ですか…」
「そう、名前だ、そうだなぁ。よしいまからお前は[アベル=ロワ]だ!」
「[アベル=ロワ]か、いい名前ですね、ありがとうございます!」
「喜んでくれたところで一つお前にしてもらうことがある」
「してもらうこと?」
「それは、強くなって俺と戦うことだ、最近暇でな、お前は強くなって俺んとこにくるんだ」
「そ、そんないきなり戦うために強くなれって言われても…」
「なにいってんだ、この世界じゃ弱かったら命を落とすだけだ、どのみち強くならなきゃ生きていけないんだ、それに名前もやったろ?」
「え?名前ってなにか意味があったんですか?」
「名前ってのは一度決まれば魂に刻まれるもんだ、魂に刻まれた名前は力となってその者を強くする」
「なるほど、だから名前を…」
「そういうこった」
そこで背後からいきなり声が発せられた。
「そういうこったじゃありません、ヴィクトル様、探しましたよ勝手に居なくならないで下さい!」
「あ、サタナキア居たの」
「あ、じゃありません!今すぐ城に帰還していただきます」
「まじかよ、いまいいところなんだちょっと待ってくれよサタナキアちゃん」
「ま・ち・ま・せ・ん!!今すぐ帰ります、ではそこのお方、ヴィクトル様は忙しいのでこれで失礼します」
「な、おい、ちょ待っ」
そこでヴェクトさんとサタナキア?さんは俺の目の前からいなくなってしまった。
っておい、まだ詳しいこと全然聞いてないぞ!
俺はこの世界で生きていけるのだろうか…
第四話終わりました、今回も全然進んでねぇ(^q^)つ、次からは進むと思いますw




