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ココロにあいた穴  作者: 善最
3/5

駒たちの疑問・・・ポプラってなんだ?知らねぇよ!

大男は太陽に旅立った。

その間星では2年の月日が流れていた、町作りは着々と進むなか駒たちの間に様々な感情が芽生えていた。

神様を見送った後駒たちは仕事を開始した。


『さてと、マグマ風呂で疲れをとろう。』大男はバスで太陽に向かう。だいたい1時間くらいで行ける。

バスの中では音楽を聴いて過ごした。太陽には一週間ほど滞在するつもりだ。


その頃時間の進み具合の違う大男の星では2年の月日が流れていた星の外での1時間は2年に相当する。

町田たちはお手本の建物を参考に不恰好ながらも5.6軒の建物を建てた。最後の建物はどの建物よりも綺麗にできている。

湖に向け溝を堀続けた川上達はあと1キロほどで到達と言うところだ。

ポプラを植え続ける木村達は町の周りをぐるっとポプラで囲んだ。

久米達も芋を順調に栽培し食料には困らない。


そんな中駒たちの間では疑問や不満などの感情が芽生えていたが彼らにそれがなんなのかはまだ理解できない。

ただ町田たちは自分達は他と比べ重労働な気がしたが川上達もまたそう感じているとは知らない。

木村達はポプラを植えているがまわりから、そして自分達も疑問に思う・・・ポプラってなんだ?

久米達も芋ばかりでなんだかつまらない。


そんな中とうとう争いが起きてしまう。

『俺たちはもう疲れてんだ、お前らが建物を建てろ!』町田達は木村につめよる。

『わけわかんねぇ木ばっか植えてんじゃねぇよ!』

『なんだとおらぁ、俺たちだって知らねぇよ』ポプラのことは誰もわからない。

『俺達だって疲れてる、町を囲むくらいポプラを植えたんだ、お前達なんてまだ6軒しかないじゃんか狭いしよぉ』

確かに狭かった。1軒10畳くらいの部屋に8人ほどいる。

彼らの言い合いはヒートアップする一方だ。


それを遠くで見つめる久米。彼もまた不満をもっていた・・・

読んでいただきありがとうございます!

そろそろ確信に近づく第一歩の争いが始まりました。

次の話では名のある駒たちの争いがさらにヒートアップします。近々確信にも触れるでしょう。お楽しみに!

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