星でも作るか・・・
はじめまして『善最』と申します。
この話は難病である私が考えた、なぜ難病があるのか?という想像を小説にしたものです。
まだ始まったばかりでその内容には触れていませんが、あまり長くなる話ではないので近々触れていきます。
この話を読み何か感じてもらえると嬉しいです。
『なぁるほど・・・』重い腰をあげた大男
ハゲ頭に白い髭、だらしのない腹をしている。
『いっちょやっとく?』
まだこの星はできたばかりで泥団子みたいなもんだ
今からどうしたもんかと頭を悩ました、
頭のなかの設計図ではあらかたの検討はつけている、大地を割り水を流す、凹凸をつけ植物も埋めよう・・・
だが計画してからどれ程の時がたったのだろうか、まだ2割ほどしか進んでいない、元来飽き性なこの大男がすべてを終わらせることは到底できそうもないのだろうか。
昔からそうだった、机についても5分ともたないし、日記も3日で引き出しの奥、剣道は2日ともたなかった・・・
しかし頭はよくきれた、テストはいつも満点で悪知恵もよくはたらいた、そしてたった今も、
『僕の計画を遂行してくれる駒を作ろう、そうだそれがいい』男はニヤりと口角をつり上げる。
理想の星を造るにはそれしかないと男は確信していた、駒さえいれば自分は指示するだけでいい
『そうだ、その間に太陽系にある【天然マグマ風呂】にでも行ってみよう。』大男はもう次の計画を練っている。
大男は大地に腰をおろし土を一掴み握りしめた。
丸まった土にふぅーっと息を吹き掛かけ大地に戻す、 すると土の塊はむくむくと膨らみ四肢が生えやがて頭ができた
土から生まれた小さな男はあたりを不思議そうに見渡す。
大男はたくさんの小さな男をつくり子孫を増やせるようにと小さな女もつくった、息の吹きかたで性別を変えることができるらしい。
満足げな大男は小さな駒たちに命じた。
『よく聞け、今から君たちはこの星を私の代わりに素晴らしい星にしてほしい、星だけに(笑)』
駒たちからの反応はない、『しまった感情を与えなくては・・・』大男は駒たち息を吹きかけた。
『では改めて、素晴らしい星にしてほしい、星だけに(笑)』・・・反応はなかった、大男は感情を与えたことを後悔した。駒たちは微妙な表情を浮かべている。
『まぁいい、とにかく説明するからよく聞くように』大男は顔を赤らめ説明を始めた。
読んでいただき有り難う御座います。
まだなんのことかわからないと思いますが、、、
近々確信にはいりますので宜しければ次回の話も読んでいただき思います。