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プロローグ ~神の気まぐれ~
神がいた
いつからと問われると
神ですら答えられぬほど
ずっと昔 遥か昔から
神はいた
神は退屈を嫌った
神は気まぐれだった
神はこの星を作り出した
神は大陸を作り出し
その大陸に
三つの生命を作り出した
魔族 妖精族 人間族を
神はそれらに知識を与えた
それらは争い合い奪い合った
神はそれを見て退屈をしのいだ
しかし三つの生命は争いをやめ平和を求めた
神は退屈した
そこで神は自分を殺しうる存在を作り出した
三つの生命に一つずつ
神を殺す運命の三人は
同じ日に生まれ
八つになる日に
神によって出会った
その後の運命は
誰も知らない
神ですらも
神はただ待つのみ
三人の運命が
神を殺す日を
初めてのファンタジーものなのですごくありきたりな設定になってると思います。
また更新もとてつもなく遅いと思いますので、長い目で見てください。