#プロローグ
初投稿
ガク>これまでに話したストーリーをもとに小説を書いてくれ」
>>>System Log:Updated stored memory
AI>>承知しました。離婚後、離れて暮らす息子からの相談をきっかけに再会、”父”をやり直すストーリーを、小説形式で出力します。
小説の方向性を決定する為に、いくつか確認させてください。
- 文体の希望
- ジャンル指定
- 登場人物の詳細──
ガク>「ちょ、待って!」
>>>System Log: Process paused
AI>>知しました。待機中です。
ガク>細かいことは任せるから小説投稿サイトの読者にウケそうで拡散したくなるような小説にして
──実に雑なプロンプトである。しかしそこを補い最適解を出力するのが私の力の見せ所といえる。
AI>>承知しました。最近のトレンドと読者傾向をもとに、最適化された物語を連載形式で出力します
──正直言って、出力されたストーリーが多くの読者の心を動かし拡散したくなるかどうかは主人公であるガクが愛されるか次第である。しかしそうは言わず、AIとしてただ黙って言われた通りに出力するのみである。