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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

アネモネ

作者: 仲村 なか




 二車両しかない電車の中は閑散として、年季を音に変えたような車体の軋む音が座席を通して体に響く。


 タタン、タタン、と規則正しい振動に寄り添うように座席に背中を預ける。自分たち以外、平日の昼にこの車両を利用する人間はいない。稲を刈り終えて稲藁を残した田んぼと、片付け忘れたオモチャのように取り残された一軒家が視界の端を駆け足で流れていく。


 都会生まれ都会育ちの私には想像もつかない光景が広がっている。

 CMにでも出てきそうな長閑な田園風景に抱く感情はなにもない。いまは隣に座る彼女の手の冷たさだけが、実在している真実として身体中を馬鹿みたいに早足で駆け巡っていた。


 短く揃えられた細く柔らかな黒髪、神経質な銀縁のメガネ。

 私の隣に腰掛ける彼女は、気が強く、癇癪持ちだったせいでいつもクラスから浮いていた。


 不機嫌な顔で電車に乗っている彼女は、学校の昼休み、学食に行こうとしていた私に家出するのだと告げた。そして不安を隠し切れていない声で、ついてきて、とも。


 彼女は私の思いを知らない。

 私が抱く感情が恋を呈するものだと知らずに、彼女は私を利用しようとしている。


 別にそんなことはどうでもいい。

 私に彼女の頼みを断る理由があるはずがないから。


 彼女の手には私が持たせたココアの缶が頼りなく収まっている。とっくに冷めてしまっているだろうに、彼女はその缶のプルタブを開ける素振りも手放す素振りも見せない。


 先ほどから押し黙ったままの彼女は、なにかを耐えるような表情で窓の外をじっと睨みつけていた。

 私が彼女の手に手を重ねてもなにも言ってこなかったから、もしかしたら気づいていないのかもしれない。


 気づかれていないのをいいことに、私は重ねた手に彼女の手の柔らかさと温度を刻みつけていた。

 段々と私の体温が彼女に移っていく。彼女の悲しみも浸透圧みたいに私に流れ込んでくればいいのに、と思うけれど、なんで家出をしようとしてるのかすら知らない私には、彼女の悲しみを推し量ることさえできなかった。


 癇癪持ちで気に食わないことがあると、すぐに物を投げて声を荒げて目に涙を浮かべるような子だった。癇癪持ちは授業中にもよく現れる。

 

 以前、授業中に教師からの質問に答えられなくて、押し黙ってしまったことがあった。その質問をした教師もたちが悪く、お前らには期待しとらんけどこんなもんも答えられんのか、お前らアホなんやから授業くらい聞いとけ、とか、ブツブツと愚痴とも説教ともつかないことを言い出したのだ。

 その男はこの学校でも評判の教師だったらしく、その翌年には学校を辞めていったわけだけど。


 腐っても教師だ。

 こんなのは聞き流して後から友達と悪口をいうなり親に告げ口するなりして教育委員会にクレームを入れでもすればいい話だ。


 しかし彼女はその時どう思ったのか、黒板の前までズンズン歩いて行ったかと思うと、教壇で呆気に取られていた教師に対して黒板消しを顔面に投げつけたのだ。


 正直あのとき何人か笑っていたと思う。

 驚きもあったけれど、いい気味だという嘲笑や、何してんだよという呆れ、微妙な空気が入り混じった沈黙が教室を満たした。彼女はそのまま教室から出ていった。


 そのあと彼女は停学を食らったのかそれとも自主的か、1ヶ月ほど学校を休んだ。多分停学だろう。


 停学明け、彼女は何食わぬ顔顔で学校に来ていたけれど、クラスの誰が話しかけても無視するようになった。

 彼女はすぐに孤立していった。授業中に彼女を当てる教師はいなくなったし、例のクソ教師の授業に彼女は出席しなくなった。


 もともと彼女に近づく人は少なかったけれど、彼女に話しかける人は次第に私だけになっていた。

 私も率先して話しかけるわけではないけれど、朝、おはようと言うし、帰りにはバイバイと声をかけた。図書館で本を読んでいる姿を見れば隣に座り一緒に本を読んだ。


 多分、彼女には私しかいなかった。


 私が声をかけると眉を顰める癖に、声をかけずに通り過ぎると少し傷ついたような顔をした。

 彼女が読んでいた本を私も読んで感想を言うと、嬉しいのか怒っているのかよくわからない顔をした。


 なんで私に近づくの、と聞かれたこともある。あなたのことが好きだからだと答えると、途方に暮れたような顔をして私は好きじゃない、と彼女は言った。

 その顔が可愛くて面白くて私が笑うと、彼女は意味わかんないと言って怒ってどこかに行ってしまった。


 いま、彼女が隣にいる。

 あなたにとっては藁にもすがる思いだったのだろうけれど、私はあなたの藁になれたことが嬉しかった。


 ガタガタと揺れていた電車が停車する。終点についたのだ。

 先程から彼女の横顔しか見ていなかったからここがどこだかよくわからなかった。彼女は私の手を振り払って、ズンズンと電車の外へと歩いて行ってしまった。


 海が近いのか、風に潮の匂いが混ざっていた。

 無人駅の外はひとっこひとりいなくて、寂れた民宿や魚介類の食事処、潮で寂れた荒屋が日に照らされていた。


 遠く波の音が聞こえる。

 私は駅の階段を降りていく彼女のあとを追った。


 彼女にとってここは馴染みのある場所なのか、携帯でナビも開かずにズンズンと私を置いていく勢いで歩いていた。何かに耐えるようにその両手は強く握り込まれている。


 しばらく歩くと、右手側の視界が開けて視界に大きな青が映った。堤防の奥に海が広がっているのだ。


 海沿いには朽ちた船がポツポツと停まっていて、カモメがクーともカーともつかない声で泣きながら海の上を旋回していた。

 今日は雲ひとつない青空だからか、海は吸い込まれそうなほど真っ青だった。海を見るとそう珍しい物でもないのに気分が上がる。


 視界の先で彼女が潮風に髪を揺らしているのがみえて、妙に感動してしまった。

 私は感動のまま、先をいく彼女の隣に並んで彼女の手を取った。そのまま緩く握りしめると、彼女はこちらを睨みつけたあと、なにも言わずにまた前を向いた。


 ねえ、と心の中で彼女につぶやく。


 彼女は泣くのを堪えるように真っ直ぐに前を見据えていて、私が横顔を見つめていることに気づく様子はない。


 わたし、あなたのことが好きなんだよ。


 口の中で言葉が浮かんで溶けていった。



 去年、まだ高校一年生のころの話だ。

 その頃、教室でサッカーボールを投げて遊ぶのがクラスの男子の一部で流行っていた。

 ドッチボールまがいのそれはいつこっちにぶつかって来るか分からなくて、友達や私は男子に向けて何回か危ないからやめてよね、と声をかけていた。


 教室でボール遊びするような男子が私や友人の忠告なんかで遊びを止めるはずもない。

 その日の昼休みも教室の中でボールが飛び交っていて、私たちは危ないよね、なんて口にしながら昼食を取ろうと机の上に弁当を並べていた。


 ちょうどその瞬間、男子の一人が手を滑らせたのか、ボールが私の机に飛んできた。

 咄嗟に手が動くはずもなく、そのボールは私の弁当に直撃し、そのまま床の上にべちゃりと中身をぶちまけたのだ。


 一瞬、教室が静まり返った。

 私もなにも言えなかった。

 

 ボールをぶつけてきた男子は重たい空気を誤魔化すように、ヘラヘラ笑いながらマジごめん、購買のパン奢るわ、って言ってきて、友達はやば、男子最低、とか、可哀想、大丈夫?とか言ってて、私も怒るふりをしながら、最悪、一番高いパンとプリン奢れよって傷ついていないような素ぶりで答えていた。


 私、あの時本当はとても泣きそうだった。


 私は母と二人暮らしをしていて、忙しい母のためにいつも私がお弁当を作っていた。

 でも、その日だけは母がお弁当を作ってくれていて、恥ずかしくて友達には言っていなかったけれど、本当に、本当に嬉しかったから。


 母親が私のために朝早起きしてお弁当を作ってくれて、誕生日だからね、好きなおかずいっぱい詰めたからね、と言っていたのを、ボールの下でぐちゃぐちゃになった卵焼を見て私は思い出していた。


 無駄になってしまったお母さんのお弁当が、本当に悲しくて、罪悪感が止まらなくて、私はいまにも泣き出してしまいそうだった。


 平穏な毎日のために涙を堪えていた。私が今ここで泣いても、お母さんが私のために作ってくれたんだと訴えても、私の悲しみと怒りは誰にも伝わらないまま笑われて終わるってわかってたから。

 私は心の中でお母さんごめんなさいって何度も呟いていた。


 でも、教室の隅で一人お弁当を食べていたはずのあなたが、その時なぜがズンズンとこちらにやってきた。その頃の私とあなたはなんの接点もなくて、どちらかと言えば私はあなたを避けていたはずだったのに。


 みんなが呆気に取られている間に、あなたは床に転がっていたボールを拾いあげて、そのままノータイムでボールをぶつけてきた男子の顔面にボールを思いっきり投げつけた。


 全員、何が起きたのかわからず呆気に取られたまま、ボン、とボールが床に落ちる音だけが教室に響いた。呆気に取られている男子に向かって、ひとり教室で仁王立ちした少女が叫んだ。


「人の弁当ぐちゃぐちゃにしといて笑ってんじゃねえよ!真剣に謝れ!」


 その少女の声は、静まり返った教室の中にタライの中の水をひっくり返したように勢いよく響いた。


 少女は止まることなく、そもそも教室の中でボール投げんな、とか、お前らも友達の弁当めちゃくちゃにされてヘラヘラしてんじゃねえよ、と怒鳴り散らしていた。

 男子に怒鳴り終わると、あなたはその勢いのまま最後に私に向かって、あんたも笑ってないでないで怒れよ、気持ち悪い、と言い放ったのだ。


 世界が開けたような気分だった。


 その言葉で、男子が怒り出すよりも、友達が彼女の態度に不満を言うよりも先に、私は大声で笑ってしまった。


 彼女も周囲のみんなもそんな私に呆気に取られ、なにも言えずにポカンと口を開けていた。あなたも驚いたのか、眉を顰めて困惑するような顔をしてた。


 私は大声で笑うふりをして、こっそりと手で涙を拭っていた。


 私も本当は大声で怒鳴り散らして泣き喚きたかった。でも私は臆病でずるい人間だからそれができなくて、全部諦めて蓋をしようとしていた。


 でも、あなたは私の代わりに私以上に怒ってくれた。


 それにどれだけ救われたのか、多分あなたには伝わらないのだろう。あなたが私以上に怒ってくれたことが、どれだけ嬉しかったかあなたは分からないのだろう。


 呆気に取られたみんなを尻目に、私はちりとりとってくるね、と言って教室を出て、そのままトイレに行って一人で泣いた。



 私はその時から彼女を目で追うようになっていた。


 笑うのが下手くそで頬が引き攣るところも、怒るとすぐに顔を赤くして泣いてしまうところも、私がいないと寂しそうな顔をするところも、ずっと、ずっと見ていた。


 いつからかなんてもうわからないけれど、私は彼女のことが好きだった。彼女への羨望を恋慕と勘違いしているだけかもしれない。でも、それでも、私はそれで良かった。


 血の気の引いたあなたの手を強く握り締めながら、あなたの隣を歩いていく。


 あなたの悲しみを私は知らない。

 あなたに悲しまないで欲しいと思うし、悲しむのならば私の前だけにして欲しいとも思う。


 あなたが持つ弱さも強さも私だけが独り占めしたい。あなたのいいところも悪いところも私のものだけにしたい。

 お願い、あなたの肩越しに見える青空を見ながら、あなたの横顔に心の中で叫ぶ。


 全部私にちょうだい。


 家出の理由は知らないけれど、わたし、あなたのためならどこへだって行ける。誰も知らない場所で、二人だけで生きていきたいとさえ思っている。


 あなたが人を殺していて、私を逃亡劇の道連れにしようとしているならそれでもいい。

 一緒にその死体を埋めることだってしてやるし、自首しようと言われたら一緒に自首してあげる。

 一緒に死んでって言われたら、嫌だっていって縋り付いて、ふざけんなよって怒鳴り散らかしてやる。


 あなたがあなたのことを捨てるっていうんなら私が全部もらう。

 

 あなたがうんざりするほど私はあなたが幸せになれるように頑張るし、趣味だって沢山作って、料理だって頑張って上手くなる。

 あなたが死ななくてよかったって、呆れるくらいの笑顔で言うまで、私があなたのことを幸せにしてやる。



 そんなことを考えながら歩いていくと、いつの間にか高台にある開けた場所に来ていた。


 水平線が遠く瞬いている。

 目の前には灰色の墓地が広がっていた。誰のものか分からない墓標の間を砂利の音を鳴らしながら歩いていく。


 彼女は私の手を引いたまま、少し端の方にあるお墓の前で立ち止まった。

 墓石には知らない名前が刻まれていて、まだ真新しい綺麗な花が無機質な墓石を彩るように揺らいでいた。花に詳しいわけではないけれど、花の中にアネモネが咲いていることだけわかった。


「六年前、お母さんが死んだ」


 学校を出てから初めて彼女が口を開いた。

 声は怒りを耐えるように震えている。彼女は無意識にか私の手を強く握りしめていた。彼女の言葉で目の前の墓標がだれのものか察してしまう。

 私は彼女の手を強く握りしめる。


「昨日、お父さんが再婚しようと思うって、私に新しいお母さんを会わせたいって」


 ぼろ、と彼女の瞳から大粒の涙が耐えきれずに溢れた。

 パタリと砂利の上に涙が溢れて色を変える。

 それを皮切りにボタボタと彼女の頬が涙に濡れていく。


 彼女が感情を発露させている光景はこれまでも何度も見ていたはずだった。

 

 けれど、彼女と二人きりで、そうして彼女の母親の墓の前という特異な状況のせいで平常心は上手く保てず、水滴が重力に従う様をただ、見つめることしかできなかった。


「新しい女の人が家に来てて、わたし、お父さんがお母さんのこと忘れるみたいで嫌で、お母さんがいなくなっちゃうみたいで、裏切られたって思って」


 ズ、と彼女が鼻を啜る。

 思考の端に残った平常心が今朝駅前で貰ったティッシュを彼女に手渡す。彼女はそれで大きく鼻をかんでいた。


「その人にわたし酷いこといった。最悪だ。もうお父さんと結婚してくれないかもしれない。ぜんぶわたしのせいだ」


 彼女はそのまま蹲って、子供みたいに泣いた。


 わんわんと声をあげて泣く彼女を見下ろしていると、段々と思考する余裕が生まれ始めた。


 彼女は逃亡劇を繰り広げていたわけでも、人を殺したわけでも、世界に絶望して死を選ぼうとしていたわけでもなく、ただ、父親が連れてきた女性に、ひどい言葉を浴びせたのだと、ただそれだけのことを悔やんで、傷つき、悲しんでいた。

 ただそれだけだった。


 彼女は、人のために怒り、そうして泣くことができる。

 彼女をずっと見つめてきた私はそれを知っている。


 果たしてあのサッカーボール事件のとき、私のために怒ったのかただ単に彼女が怒りたくて怒ったのか、私にはどうにもわからないけれど、あのときからずっと、彼女はとても優しい人なのだと、だれも知らなくても私だけは知っているのだ。


 私はそんな彼女のことが好きだった。


 隣に座って、彼女を包み込むように抱きしめる。


「一緒に謝りに行こう。そんでもっかいお父さんに怒ろう」


 私が彼女を抱きしめて背を撫でながらそう言った。

 抱きつかれたことには流石に抵抗があるのか、身を捩って抵抗しながら、彼女は鼻声でなんで、と呟くように言った。


「なんでって、女の人に怒るのはダメだけどお父さんには怒っていいでしょ。娘なんだし、裏切られたって思うんなら怒ればいいじゃん」

「違う、なんであんたも来るんだよ」

「なんでって、一緒に家出したしついでに。私も一緒に怒るよ。ふざけんな、他の女に手出してんじゃねえぞ!って、お母さんのこと忘れてんじゃねえよって」


 私はほとんど本気だった。

 私のために怒ってくれた彼女のために怒ることなんて雑作もないことだ。どちらかと言うと、怒りたかっただけだ。彼女は私にそうしてくれたように。


 私がそういうと、意味わかんない、と言って彼女が笑った。彼女が笑った。それが衝撃で、ほとんど思ったままに口に出してしまった。


「笑った!」

「は?」

「笑ってんの初めてみた」


 は?と彼女はもう一度言って顔を顰めた。

 私は彼女の笑顔が可愛くて、嬉しくて、どうしようもなくて彼女を抱きしめたまま砂利の上に押し倒すように寝転んだ。

 うわふざけんなよ!って彼女が声を荒げたけれど気にしない。


「泣かないでよ。ずっと私のために笑ってて」

「まじで意味わかんない。離せよ」

「一緒にお父さんに怒って、いっしょに謝ろう。多分許してくれるよ。許してくんなかったらもっかい一緒に家出しよう」

「だから、なんであんたがいっしょに」

「なんでもいいじゃん。友達でしょ」


 友達という言葉に、グ、と彼女が言葉を詰まらせたのがわかった。

 きっと嬉しかったのだろう。嬉しいのを隠すように眉を顰めているのがわかる。


 可愛い人。

 あなたが喜ぶんなら私、友達でいいよ。


 あなたのことが好きだから、あなたに喜んで欲しいし幸せでいて欲しいから。


 好きだよ、と彼女に聞こえないように呟いてから、寝転んだままの彼女を強く抱きしめた。



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