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エイプリルフール・トゥルーストーリー  作者: 日向満家
現在  南波 葵達と別れて少し経った後
26/44

Scene23

 そのころ、南波一派は急に現れた怪物の大群への対応に追われていた。

「何なんだ、こいつらは!」

 黒髪短髪の亮助が、手から稲妻を放ち怪物達を丸焦げにしていく。南波は隣で、仲間達を護りながら、迫りくる怪物達に直接正のエネルギーを注入して消滅させていた。

「負のエネルギーが暴走してるね」

 様々な種類の怪物達と大立ち回りを繰り広げながらも、南波は余裕を崩さない。他のメンバーもしばらくは自分たちの能力で応戦していたが、やがて恭一と同じように能力をろくに使えなくなった。

「能力を集めろ! 全員で手を繋ぐんだ!」

 事態を即座に見てとって、南波が珍しく大声を出した。それを聞いた仲間達が、急いで輪になる。

「亮助、結界を張れ! 全員、亮助に能力を渡すんだ!」

「快斗、お前は!」

 亮助が、輪の中に入ろうとしない南波に叫ぶ。

「僕はいい!」

 南波は、そのまま怪物達と戦い続けている。亮助達が結界による防御一辺倒になってから、少しでも怪物の数を減らそうと奮闘しているが、一向に減ろうとしない。

「ここには相良と葵ちゃんも来てる! 多分救援に来てくれるから、それまでこらえてくれ、快斗!」

 亮助がそう叫んだ。そのとき南波は淡々と敵を倒していたが、それを聞いてニヤリとほほ笑んだ。

「ここにきて彼に頼るとはね」

「あと、ちょっとだ! あいつならきっとくる!」


 そんなときだった、一匹の龍が、南波一派の戦闘地点上空に飛んできた。

「あれだ! 相良が好んで使う龍だ! みんな、救援が来たぞ!」

 亮助が上空を向いて叫ぶ。一派のメンバー達もおおっ、と沸き立つ。しかし、龍は南波達の頭上を見事なまでに完全に通り過ぎた。

「うおおぉーーーーい! こないんかぁーーい!!!!!」

 亮助が全身全霊をかけてツッコんだ。



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