表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で生きたい  作者: 丸丸九
本編
51/134

あの太陽に届け

(仮称)鳳凰さまは身体を目一杯に広げて力を溜めいているように見える、なんだか羽根の先と頭がおんなじくらいの高さにあるからフォークとか燭台みたーい。



刹那、発せられる閃光が地面を焼き焦がす。



あ”あ“あ”あ“あ”!!目がッ!めがぁあああ!!い“だい”の“ぉぉぉ、ホワイトバランスとかの次元じゃないよ!瞼閉じても白が焼き付いてるの!離れないのぉぉぉほおおお!!

そうだ!バカ言ってる場合じゃない、アジーさんは!?無事に避けれた?それとも…

いーやいや、俺が信じるのやめちったらどうにもならんでしょうにッ!見るんだ、意地でも生存を確認するんだ!俺!



・・・ いた! 良かったちゃんと隠れて回避できてる。

って、あれ足怪我してるじゃない! ちょ、ま。

うぐぉおおおお!滑り込みセウトぉ!身体痛い!

けど止まるわけにいかん、このままどっかに隠れましょ!









ゼェゼェ、慣れない急ダッシュに人一人抱えての移動プラス身体を掠めてった一撃=超辛い!

それに相手さんもこっちをそう易々と逃がしてくれそうにないッ!現在進行中でピンチ真っ只中ッ!


でも勝機が見えないわけではない!

こっちが消耗してるのはそうだけど、相手が万全ってわけでもない。身体に目一杯ついてる傷と最初よりも速度が落ちた攻撃がその証拠よ!

だからあと少し、何か打開する良い案でもあれば…!


あ”





思いっきり吹っ飛ばされて岩肌を擦る。熱くって、液体に触れてて、身体全体が一個の心臓みたいにドクンドクンて脈打ってる感じがする。

それでもちゃんとあじーさんは守れたよ。

これまでいっぱい頑張ってくれたんだから当然ヨネ、そんな彼女がピンチになってたら、助けられた分ちゃんと返さなきゃ。

だからまだ止まれない。

生きなきゃならない。


剣をお借りします、こっからは俺の番だクソドリ。


目の前が真っ赤に染まる、熱い、熱い、熱い。

痛みと熱さが身体に降りかかる。でも今はそれでいいと思う。だってこの熱さに身を任せて、どこまでも走れるような気がするから。

どれだけ頑張ったって、本職の剣士でもない、運動不足の一般人にできることなんて高が知れてるはずなのに。

もう避けきれなくなって、身体に傷が増え、何度もぶっ飛ばされてるのに。

届くはずもない剣を振り続けてる。


そんな熱狂の最中、風が吹いたんだ。熱を奪うほどの急な風が強く。そのまま僕を空へと飛ばす奇跡の風が。












は?え、ちょっと待てやなんで俺空飛んでるの?地面がすっごい遠いぜ、観覧車の頂点くらいにたっかいばしょに今いるのよ。理解不能理解不能!

でもなんだか気持ちいいからいっか! あははは!

もう可笑しくってたまらない、だって死にかけで戦ってたら、急に空飛んでるんだぜ?このまま天国まで行っちゃうのかね、それともこう、ビターンってな感じかな?


・・・いやいやいや。そんな死に方真っ平御免で御座る!可笑しいってなんだよ!なんも笑えねーってんだよなぁ!あーっと、えーっと。


あ!下を見ればあの(仮称)鳳凰さまの頭が!

助かるイメージもわかないなら、せめて道連れを伴わせろぉぉ!!

落下の勢いに任せて、剣を振り下ろす!


「おんどりゃあああああああ!!!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ