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第133話

今日は早めの投稿

第133話 認識すら……出来ぬのか!?


~グループ4~


ホネット「こうして二人で歩いていると、黒ゴキのアジトから逃げ出した日を思い出しますね~」


ソルトイル「懐かしいものだ、当時のお前は……その辺のガキと変わらなかったな……」


ホネット「折角ソルトイルさんに助けられたのに、引きこもりになってしまった僕を、刻蝋値さんと共に助け出してくださって……ソルトイルさんには恩しかありませんよ」


ソルトイル「フ、少しでも貢献したいなら、この試練を生き延びることだ」


ホネット「はい!」


ホネットは元気よく返事し、大きく1歩を踏み出そうとしたが、不意に動きが止まった。


ソルトイル「居るぞ」


ホネット「はい」


しばらく時が流れ……


ホネット「ヘキサニードル!!」


猿形態のホネットが、6方向に毒針を飛ばし、全て竜人に命中させた。


大柄な竜人「もらった!!」


マッハ50で火炎を吐き出し、ソルトイルを焼失させ……


ソルトイル「終わりだ」


ることはかなわず、頭部に強い一撃を貰い、地に伏した。


ソルトイル「兎に角粘り勝つぞ!」


ホネット「はい! ハアアッ!!」


2人に対し……敵は400人以上!


~グループ2・スパークサイド~


スパーク「……書物で見たことがある姿だな」


8つ首の竜「我が名はヤマタノオロチ。古来、悪行三昧を繰り返していたが、スサノオノミコトと名乗る男に破れ去った」


スパーク「そうか、ヒミコが治めていた時代の怪物か」


ヤマタノオロチ「だが、その話には続きがある。とある上級魔王に甦らせられた我は、再び悪行を行うため、手始めに付近にいた竜人に挑んだ。だが、それはサタン様であり、圧倒的な実力によって、返り討ちにされてしまったよ」


スパーク「そして下僕に成り下がったか。お前の息子や孫を名乗る鬼共の前評判は良かったが……さて、斬ってみればわかることか」


ヤマタノオロチ「出来るものならな!!」


首の1つが高エネルギーの熱線を放ってきたが、スパークはヤマタノオロチが口を開ける前から、既に射程圏外まで移動していた。そして……


スパーク「絶技・紫電一閃!」


得意技・マッハ1000の一閃をお見舞いした。


スパーク「!」


ヤマタノオロチ「ホウ、我に傷をつけるか」


が、ヤマタノオロチの首をはね飛ばすには至らず、精々カッターを誤って刺してしまった切り傷レベルしかつかなかった。


ヤマタノオロチ「大蛇(おろち)炎舞(えんぶ)


8つの首に炎を纏いつつ、マッハ1000~1200の速度で、スパークに食らいつきはじめた。


スパーク「俺に接近戦を挑むか。面白い」


首を避けつつ愛刀・鬼桜で切り傷を増やしていく。回避型の攻防一体技術だ。


ヤマタノオロチ「疾い……が、こうなったらどうだ?」


全ての首を捻らせるようにし、スパークを閉じ込めた!


スパーク「雷連斬!」


コピーした妹の得意技である、連続斬撃で退路を作ろうとするも、あまりにも頑強すぎて、自身が潰れるのが先らしい。


ヤマタノオロチ「終わりだ!!」


全身の筋繊維を強張らせ、隙間を全て埋めた。


ヤマタノオロチ「流石の奴も、"とめいとけちゃっぷ"の様になったか?」


筋緊張を解き、様子を見てみた。


ヤマタノオロチ「んぉ? 何ゆえ白き布しか無いのだ?」


スパーク「絶技・硬靭脚撃!!」


ヤマタノオロチ「ゴアアッ!!」


マッハ2500で放つ、パワー系真っ青な威力の回し蹴りは、ヤマタノオロチの顔の1つを悶絶させるのに、十分すぎる威力だった。


ヤマタノオロチ「グウッ、確かに潰したはずだ! どうやって抜け出した!?」


スパーク「ああ、それならゴキブリの真似をしただけだ。忍法(にんぽう)黒光(こっこう)・すり抜けの術と言ったところか」


ヤンキーにしか見えない巨大ゴキブリを頭に浮かべながら、説明した。


ヤマタノオロチ「ならば、最早加減は要らぬな! 星焼業炎!!」


全ての首から火炎放射を放ち、自身に与えられた対戦用の星の大地を、海を、空を焼き付くし始めた。


スパーク「これが本気……? フッ、おめでたいな」


そんな攻撃も軽く回避するし、高熱も普段、空気摩擦で鍛え上げられた熱耐性の前には無意味である。


ヤマタノオロチ「なぬ……!? 足場が溶岩で、その速度だと!?」


更に、仮に地面が全て溶けようとも、マグマさえあれば、ヤマタノオロチの攻撃を回避するのに困ることはない。


スパーク「絶技・紫電億閃・八重斬!」


1秒換算で、億回放つマッハ2200の斬撃を、8つの首の局所に集中させて、放った。


ヤマタノオロチ「ぬうっ! これで酒呑童子並の体格だったら、ゾッとするな……」


今、ヤマタノオロチが生きている理由は、紛れもなく防御力の高さである。スパークの体格が、2倍ほど大きければ、既に負けていただろう。


スパーク「どいつもこいつも、図体ばかり大きければ良いと勘違いしがちだな。そんなものは要素の1つに過ぎぬことを教えてやる」


鬼桜を構え、ヤマタノオロチを見据えた。


ヤマタノオロチ「我も一撃の元、葬り去ってやるわ」


スパーク「出来るものならな。虚空移動」


空気抵抗の影響を受けないようにする術を使い、加速力・最高速度を爆発的に上げた。


ヤマタノオロチ「亜光速・炎砲!!」


腹の底から火炎を吐き、マッハ8800にも達する砲撃をぶちかます!!


スパーク「もらったぞ。滅技・万象八閃!!」


最高速度、マッハ6000の斬撃を8つお見舞いし、遂にヤマタノオロチを斬り伏せる事に成功した。


ヤマタノオロチ「認識すら出来ず…………完敗…………か。さぁ、止めを刺すが良い」


スパーク「……」


が、刀を鞘に納め、なにもしなくなった。


ヤマタノオロチ「……何故だ?」


スパーク「殺す理由が無いからだ」


ヤマタノオロチ「……その妖刀、我を斬殺することで強くなるはずだ」


スパーク「だろうな。だが、"悪人"なら、お前は底辺中の底辺。太古の時代は知らんが、今のお前が犯罪を犯したわけでもなし。殺しの依頼が来たわけでもなし。俺がお前を殺す理由が皆無だ」


ヤマタノオロチ「ははは、変わり者だな……」


スパーク「これを飲め、全快するぞ」


薬膳を1つ投げ渡した。


ヤマタノオロチ「ありがたくもらおう」


第134話 何も夫婦が"最強"のペアとは限らないぜ?に続く。

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