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そして私は描けなくなった。(happy end)

作者: えひめみこと

毎度のことながら...ココにかくのは『お気軽に!』

短い文章ですが、のんびり読んでってくださーい

 「とある彼は三度恋をしました。


    一、幼稚園時代、ある転校生に一目惚れをしました。


      それはもうキラキラしていた女の子で、実際美容師の娘でした。


      彼は必死でアプローチをします。何度も何度も何度も何度も。


      けれど、その子は逃げていきます。最後には泣かせてしまい、彼は『自信』を失いました。


    一、小学低学年時代、再び新たな転校生に恋をします。


      自信をなくし、弱気な彼はいつもみんなの輪に入れずさみしい思いをしていた所に手を差し伸べてくれたのがその子でした。


      放課後も一緒にいることが増え、自信を取り戻し、彼女との思い出ができるほど恋心が募っていきました。


      なのに、クラスメイトと付き合っているという噂が広まり、彼は落胆。登校拒否までして、心を入れ替えた彼はガヤやらグチやらをこぼすことが癖づいてしまいました。


    一、高学年まで続いていたガヤやグチは悪口へ、そして彼を悪役へ引き立たせていきました。


      高学年では悪ぶった男子が流行り、モテ期ともいえる5人の女子からの告白を受けます。


      彼はその中で優しそうな女の子の必死のアピールに心を打たれ、その子との交際開始をしますが、三ヶ月後、悪口で傷つけてしまい別れることに。


      彼は好きなものを壊し、大切なものを手放してしまう自分自身を嫌うようになってしまいました。



 ・・・えー、私と同じ新岡中学に入った黒崎真くんは友達と仲良くつるみますが、一歩離れた所でみんなといました。」


「おい! 三崎! オレの黒歴史語りすぎや!」


「えっ うそよ、 私心の中で語ってたわよ」


「声に出して語りすぎ。 しかもめちゃくちゃ誰かに説明するかの如く丁寧すぎな解説なのは気になりますが・・・・・・高校に入ってからのおまえ、すごくサディスティックだね。」


「わざとあんたの嫌がることをしてんのよ。私と付き合ってくれたら、いくらでも優しくしてあげられますけど、どう? 」


「俺にはお姫様がいるからな、 一生断らせていただきます。ってな」


「うわ~ あんたのそういうとこ嫌いだわ。もう一度黒歴史やり直しなさいよ!」


「やだね、 今のほうが幸せだから」


「ふ~ん チェリーなうちは追いかけるからね!」


「  !」


「      !?」


「  !」






「な~んてうそだよー。 私はあんたが幸せになりさえすればいいんだから。」(よしっ 言ってやったわ!)


「うっ」(ご、ごめんな三崎。でも 俺はすごく感謝してる。)

読んでくださってありがとうございました!

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