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四度目は嫌な死属性魔術師  作者: デンスケ
第九章 侵犯者の胎動編
252/514

九章キャラクター紹介下&勇者&バストランキング&タロスへイム発展度

●ザンターク 炎と破壊の戦神 ?歳 男性


 火属性の大神。ドワーフの父祖神であり、神代の時代では戦いに関する神々の頂点に君臨していた。

 魔王グドゥラニスが異世界から襲来した際も従属神達を率いて『龍皇神』マルドゥーク、『巨人神』ゼーノ、『獣神』ガンパプリオと肩を並べて最前線で戦った。


 勇者召喚の時は、自身の加護と相性が良く最も伸び代が望める若者である遠山錦司……後のファーマウン・ゴルドを選んだ。

 その後ファーマウンが戦闘系勇者となり、アルダの勇者ベルウッドとシザリオンの勇者ナインロードと行動を共にし、ザッカート達生産系勇者達と別行動をとる事が多くなった。しかし、これはザンタークの考えや心情がアルダと近く、ザッカート達の考え方や価値観を疎んでいたからではない。


 戦神である彼の加護を受けた勇者の力が戦闘に偏るのは当然の事で、そうなると戦場での役割は他の戦闘系勇者と同じになり、ザッカート達とは離れて戦う事が多くなっただけである。

 ……ヴィダ達に対して、魔王との戦いに力を借りる勇者を選ぶ際に、何故戦闘力以外を重視したのかという不満が多少はあったと思われるが。


 その後戦いの結果魔王軍相手に深手を負い、ファーマウンやベルウッド達を撤退させる時間を稼ぐため、そしてこのまま何万年も眠りにつく……最悪の場合眠っている間にグドゥラニスに魂を砕かれるよりはと、『魔塵の邪神』と『邪闇の悪神』を取り込む形で融合。しかし性質が大きく異なる邪神と悪神を一度に取り込んだために狂乱し、敵味方見境なく暴れ回る狂神となってしまった。

 その際に起きた混乱でファーマウン達は逃げ延び、魔王軍も撤退した。


 魔王グドゥラニスも狂ったザンタークを態々倒そうとはせず、暫く狂った状態が続くと推測して戦争中は放置していた。

 実際、ザンタークが不完全ながら理性を取り戻したのは、グドゥラニスがベルウッドによって倒された後のことである。


 その後、邪神悪神としか意思疎通が出来なくなった彼がアルダ陣営ではなくヴィダ陣営と行動を共にしたのは極自然な流れだった。

 ヴィダとアルダの戦争後、我が子である魔人族や鬼人の始祖やティアマトやディアナ等の神々と魔大陸に逃げ延び、雌伏の時を過ごしていた。


 敵方についたファーマウンの事は、自身が選んだ勇者であり、もっと力以外も教えなければならなかったのにそれを怠った、出来なかった自身の責任を痛感している。ただ自分が他の神々に「許せ」と説いても誰も納得しないどころか逆効果になりかねないので、見守り続けるに止めていた。

 ただ狂乱して戦い方が雑だったとはいえ、人間のまま自分を抑え込んだファーマウンの強さは戦神として認めている。




●ファーマウン・ゴルド 火属性の英雄神 ?歳 男


 地球に似た異世界、『アース』からザンタークに選ばれ召喚された勇者。改名する前の名前は遠山錦司(とうやま・きんじ)。若くして両親を亡くし、その生命保険で大学に通いながら冒険家を目指していた。

 そしてザンタークからの異世界への誘いを生涯最大の冒険のチャンスと直感し、『ラムダ』に転移した。


 格闘技は素人だったが、冒険家を目指して身体を鍛えていたのでザンタークの加護にすぐ順応し、勇者達の中でも肉弾戦では最も高い戦闘能力を獲得する。

 そのため魔王軍との戦いでは前線で戦う事が多く、結果的に同じ戦闘系勇者であるベルウッドやナインロードと過ごす時間が多くなった。


 そのためベルウッドの言葉を聞く機会が増え、元々冒険家志望で自然環境保護等にも関心がある等共通点もあったため彼の思想に染まってしまう。

 ザッカート達が魔王に滅ぼされた時も、どんなに罪悪感を覚えても魔王を倒さなければ人類は滅亡するため、「彼らの犠牲を無駄にするな!」と言うベルウッドと共に戦い続けた。


 その後多大な犠牲を払って魔王グドゥラニスを倒すが、世界を復興しなければならない段階になってヴィダが自身の従属神や信者、ザッカートによって魔王軍から寝返った邪神悪神を連れて離れた。

 それはアルダや人々との元魔王軍の邪神悪神の関係の悪化や、ザッカート達を犠牲にしながら滅亡寸前まで追い詰められた自分達の不甲斐無さからだと思い、それでも何時か自分達の遠い子孫とならヴィダと分かり合えるかもしれないと思い、「これは私達に対する裏切りではないのか!?」と激高するベルウッドを説得して静かに見送った。


 しかし約百年後、アルダによって寿命を延ばされ若さを保っていた彼はベルウッドから「ヴィダが正気を失った」と聞かされる。

 魔王軍の残党や、地上で増え続ける魔物と戦い、世界を再生しなければならないのに、邪神悪神と交わって人とも魔物とも言えない種族を創り出し、ノーブルオークやハイコボルト、ハイゴブリン等の純粋な魔物まで創り出している。

 更に、ザッカートを生き返らせようとするあまり遂にはアンデッド化させ、恐ろしい吸血鬼と屍食鬼(グール)を創り出したのだと。


 当時の『ラムダ』では「理性的で安全なアンデッド」は存在しなかった事もあり、また狂乱したザンタークの姿を見ている彼は「神も狂う」と認識していため、ベルウッドの言葉を疑う事はなかった。

 このままヴィダが戦力を高めれば、まだ復興していない人類にとって取り返しがつかない脅威になると訴えるベルウッドの言葉に頷き、かつての戦友たちとの戦いを決意した。


 だが実際戦ってみるとヴィダが作った町には堅牢な城壁こそあったが、大規模な戦いに対する備えは無く、魔物とも人とも言えない邪悪な存在であるべき新種族達は、姿が異なるだけで人間と変わらない様子で助け合い、庇い合っていた。

 原種吸血鬼の、人外の化け物になり果てたはずの戦友ゾルコドリオは魔王軍との戦いで見せたのと変わらない気高さで彼に立ち向かい、「この襲撃にいかなる大義があるのか!? それともこれ程の仕打ちを受けねばならぬ非が、我々に在ると言うのか!?」と訴えて来た。


 違和感を覚えたがその直後にザンタークとの戦いになり、彼は戦い以外の事を考える余裕を失ってしまった。


 そして戦いがヴィダとザンタークの敗走という形で終わった後、「自分達が攻撃を仕掛けたのは早計だったのではないか?」と考えるようになった。

 バーンガイア大陸に移り住み人間がある程度増え発展した段階で「冒険者ギルド」を組織し、ザッカート達生産系勇者の功績を残そうとし、またギルドに登録を希望する者は種族問わず受け入れるようにという言葉を残しているのは、その影響でもあった。


 ただファーマウンが自分達の間違いを自覚したのは、ベルウッドが『罪鎖の悪神』と相打ちになって眠りに落ち更に数年後の事である。

 その後も邪神悪神と融合した事で自分本来の神域に戻る事が出来なくなったザンタークに替わり、世界の管理維持を続けながらアルダ勢力から離れ、ヴィダ派に属している。


 ただし他のヴィダ派の神々には、とりあえず「百回殴られる」事で協力する事を許されるなど、ヴァンダルーが魔大陸に来るまで関係はギスギスしたものだった。




●ドルトン ダークエルフ 155歳 男性


 アミッド帝国のS級冒険者パーティー、『暴虐の嵐』のメンバー。冒険者ギルドに登録した時は、シュナイダーが口説き落とした受付嬢に協力してもらい、人種として登録している。

 人間社会では耳が丸く見えるようになるマジックアイテムを使って変装している。等級は魔大陸到達&帰還の功績により、何時の間にかS級になっていた。


 筋肉質な体つきにモヒカン頭でスパイク付きのレザーファッションを愛用し、棍棒としても使えるスパイク付き杖を持ち歩いている。そのため「賊っぽい男」と呼ばれ、初めて彼を見る女子供には大抵怯えられている。そして見た目通りに普段から口調も荒く、無類の酒好きである。


 しかし性格はシュナイダーに比べると大分常識人寄りで、女子供には優しい。河川敷で昼に殴り合いの喧嘩をしても、夕方には仲良くなれるタイプである。

 敬虔なヴィダ信者で、アルダ教の聖職者やアミッド帝国やその属国の貴族は基本的に敵と見なしている。しかしアミッド帝国の人々を無差別に殺したいという程憎んでもおらず、そういう意味では穏健派でもある。


 なお、髪型やファッションは人間社会で活動するために変装している訳ではなく、彼の里のダークエルフ達が数千年前に嗜んだとされる、由緒正しいもの。そのため、彼自身は自分の事を懐古主義だと思っている。

 その格好を人間社会でもしている理由は、自分達ヴィダの新種族を迫害しておきながら、耳を偽装しただけで気がつかない人間達への皮肉でもある。


 シュナイダーの仲間になった一人目の人物。以前は人間社会に出る事無く、バーンガイア大陸西部のヴィダの新種族の隠れ里を移動しながら、種族間の連携を取り持ちながらトラブルバスターをしていた。

 そんなある日、あるラミアの隠れ里に出入りしている冒険者がいると聞いて、怪しんだ彼が様子を見に行き、若かったシュナイダーと出会い意気投合し友人となった。


 最初はドルトンが、当時まだC級冒険者だったシュナイダーを鍛えていたのだが、何時しか対等の仲間となった。そのためシュナイダーの師匠でもある人物。

 しかし人間社会では「シュナイダーが見つけて素質を見出した、未開の少数民族の生き残り」という事になっている。


 彼の実力は非常に高い。

 昔はスタンダードなダークエルフの精霊魔術師だったが、今のファッションに目覚めた事をきっかけに棍術を使い始めたせいか、ジョブやスキルに「蛮」の字がやたらと多い。これを本人は「原始的な自然と一体になる」的な意味だと独自に解釈し、肯定的に受け止めている。


 数多くの精霊を従えているが、彼の精霊が他人に姿を現す時は何故か彼同様モヒカンであったり、ピアスやタトゥーをしていたりする。どうやら、友人である彼の姿を真似ているようだ。

 最近ヴィダの加護と謎の加護を獲得し、御使いも呼べるようになったのでシュナイダー同様に喜んでいる。

 しかし、その内御使いを呼んだらヴァンダルーの霊体が来るのではないかと思っている。……謎の加護を獲得した時見た夢が、ちょっと怖かったらしい。


 ちなみにテイマーギルドには登録していない。何故なら、テイマーギルドの受付嬢はシュナイダーが口説き落としていなかったからである。

 その後登録のチャンスはあったが、「今更登録しても面倒が増えるだけだ」と言って、結局登録していない。




・名前:ドルトン

・種族:ダークエルフ

・年齢:155

・二つ名:【精霊の友】 【遍歴の聖者】 【蛮族】 【賊っぽい男】 【ドラゴンスレイヤー】 【精霊将】 【魔大陸生還者】

・ジョブ:蛮霊闘士

・レベル:67

・ジョブ履歴:見習い魔術師、魔術師、精霊魔術師、精霊使い、スピリットテイマー、戦士、精霊棍士、盗賊、暗殺者、大盗賊、スピリットマスター、大精霊使い



・パッシブスキル

闇視

魔術耐性:10Lv

状態異常耐性:5Lv

筋力増大:1Lv

杖装備時魔術攻撃力増大:中

棍棒装備時攻撃力増大:中

非金属鎧装備時敏捷増強:大

精霊大強化:10Lv

直感:8Lv

気配感知:9Lv

魔力使用量減少:10Lv

魔力自動回復:5Lv

全属性耐性:5Lv


・アクティブスキル

無属性魔術:1Lv

蛮炎王魔術:5Lv

蛮嵐王魔術:5Lv

蛮渦王魔術:5Lv

蛮山王魔術:5Lv

光属性魔術:10Lv

生命属性魔術:10Lv

魔術精密制御:3Lv

大精霊魔術:7Lv

棍術:10Lv

格闘術:7Lv

短剣術:3Lv

弓術:7Lv

連携:10Lv

限界超越:1Lv

魔杖限界突破:10Lv

魔棍限界突破:5Lv

鎧術:5Lv

鍵開け:5Lv

罠:7Lv

忍び足:10Lv

暗殺術:6Lv

魔闘術:9Lv

高速思考:1Lv

解体:3Lv

御使い降臨:1Lv


・ユニークスキル

精霊の友

ヴィダの加護

ヴァ■■■■の加護




●メルディン ドワーフ 42歳 女性


 トランジスタグラマーなドワーフの踊り子。アミッド帝国の属国である海国カラハッド出身。父親はエルダートレントを伐採した事で名を上げた、木こりから冒険者に転身した変わった人物。

 メルディンも父のような冒険者になろうと成人後ギルドに登録したのだが……当時パーティーを組んでいた仲間に裏切られて所持金と装備を盗まれてしまう。それで泣く泣く酒場で踊り子をしていたら、飲みにやって来たシュナイダーとドルトンに偶然出会った。


 その後何故か二人と組んで、町の歓楽街を牛耳る悪徳商人と専属の護衛になっていた元仲間をタコ殴りにし、そのままの勢いでシュナイダーの仲間になった。当時、僅か三時間の出来事であった。

 そして彼女が加わった時に、『暴虐の嵐』が結成されたのである。


 メルディンはボティン信者だったが、シュナイダーとドルトンから真実を打ち明けられ、「あの時私を助けてくれたのはアルダ信者じゃなくて、あんた達だった」と言う理由で二人を信じる事にする。……その結果、反帝国活動とヴィダの新種族の大規模な保護活動に参加する事になるとは、当時の彼女は知る由も無いのだった。


 性格はシュナイダーと、やはり「常識人寄り」でしかなく度々暴走するドルトンの抑え役になる事も多いしっかり者……の筈なのだが、気がつくと一緒に暴走している事が度々ある。

 対外的にはシュナイダーの愛人の一人と見られているが、実際その通りである。


 本来は不本意だった踊りもやっている内に気に入ったのか、今も趣味やトレーニングを兼ねて踊りを続けている。結果、ドワーフとは思えない敏捷さを誇るようになった。そのためかダンスには一定のプライドを持っており、勝負を挑まれるとつい受けてしまう。


 冒険者としては前衛職で、戦闘時には斧で敵に殴り掛かり、敵からの攻撃は踊り子をしている間に培ったしなやかな動きで回避する。

 ちなみに、アクティブスキルの【踊衣術】は鎧術の上位スキルで、ユニークスキルの【ハープスの加護】とはボティンの従属神、『木こりの神』ハープスの加護である。




・名前:メルディン

・種族:ドワーフ

・年齢:42

・二つ名:【戦場舞踏者】 【神炎の踊り手】 【迅雷の愛人】 【伐採チャンピオン】 【魔大陸生還者】

・ジョブ:神斧

・レベル:90

・ジョブ履歴:見習い戦士、戦士、踊り子、斧士、舞踏戦士、魔斧使い、魔闘士、アックスダンサー、狂戦士、アマゾネス、斧豪、大斧豪



・パッシブスキル

闇視

全能力値増強:小

斧装備時攻撃力増大:極大

非金属鎧装備時敏捷増大:大

状態異常耐性:5Lv

精神耐性:5Lv

魔術耐性:4Lv

直感:7Lv

自己強化:踊り:10Lv

色香:4Lv

殺業回復:5Lv


・アクティブスキル

舞踏斧術:10Lv

盾術:2Lv

踊衣術:10Lv

格闘術:10Lv

連携:8Lv

神舞踏:10Lv

投擲術:9Lv

限界超越:6Lv

魔斧限界超越:7Lv

魔闘術:7Lv

伐採:8Lv

家事:3Lv


・ユニークスキル

ハープスの加護

プラントキラー

■■■■ルーの加護




●リサーナ(ヂュリザーナピペ) エルフ(堕酔の邪神) 98歳 女性


 

 四番目に『暴虐の嵐』に加わった人物。一見するとエルフの若い美女だが、実はエルフに転生した邪神である。

 ザッカートの誘いに乗って魔王軍を裏切り、人間と共に魔王グドゥラニスと戦ったが、十万年前の戦いで倒され、その際封印されるよりはと、転生してアルダ勢力の手から逃れる事を選んだ。


 結果、無事逃げ延びたが……転生したのが十万年後のエルフだった。ここまで時間が経つとは思っていなかったし、エルフの身体は彼女が想像している以上に脆く弱々しかった。

 その上成長するのに時間がかかったのが、地味にきつかったようだ。以前は十年や二十年は短い時間だったがエルフの、それも子供になってみると長い年月だった。


 その後、人間社会ではヂュリザーナピペとしての名はアルダ勢力によって消し去られていたので、それを利用して自身の信者を獲得してかつての力を取り戻す事と、見聞を広めるために冒険者になる。

 名声を高め、自身に尊敬を向ける人々を信者として活用しようと思ったのである。最終的には、境界山脈を超えてヴィダ派に合流するつもりだった。


 しかしその途中でシュナイダーに遭遇し、彼に勘でリサーナが邪神であると気がつかれてしまった。戦うしかないかと思ったリサーナだが、シュナイダーには戦う気が無く「十万年前の真実を教えてくれ!」と頼み込んで来たのでそのまま話している内に、紆余曲折合って仲間になった。

 シュナイダーが倒したとされている邪神は彼女の事である。


 十万年前の戦いの当事者であるため、ファーマウンに対する怒りがメンバー中最も深い。冒険者ギルドの全ての支部に、お地蔵様的な感覚でおかれているファーマウン神像のせいでもあるようだが。

 パーティー内での役割は後衛職の魔術師だが、実際には前にも出られる力を持っている。そのため 『暴虐の嵐』に加入したばかりの頃は、シュナイダー達に恨みを持つ暗殺者に狙われる事が度々あったが……その度に撃退していたため、『暗殺者殺し』の二つ名で呼ばれている。


 また邪神であるため人間とは異なる価値観を持っている筈なのだが……転生した上に肉体もエルフのものであるため精神構造は半ば人間に近づいている。そのため【半異貌精神】スキルを獲得している。

 他にも酒が関係するジョブに就き、酒が関係する多くのスキルを獲得している。ちなみに、普段禁酒しているシュナイダーも、いざとなったら彼女の酒を飲んで能力値を強化している。


 本来邪神であるリサーナにはステータスは存在しない。しかし、エルフに転生した事でステータスシステムに組み込まれている。

 ちなみに、ステータスの表示をある程度自力でコントロールする事が出来る。下記に記したステータスの内、括弧内の情報はギルドでは表示していない。




・名前:リサーナ(ヂュリザーナピペ)

・種族:エルフ(邪神)

・年齢:98

・二つ名:【迅雷の愛人】 【暗殺者殺し】 【前衛的後衛職】 【エルフ?】 【魔大陸生還者】

・ジョブ:邪神の転生者

・レベル:85

・ジョブ履歴:狩人見習い、魔術師、水属性魔術師、神官、酔魔術師、毒酔士、酔剣士、酔邪神、大魔術師



・パッシブスキル

闇視

状態異常耐性:10Lv

水属性無効

気配感知:10Lv

魔術耐性:7Lv

物理耐性:2Lv

自己強化:飲酒:10Lv

高速再生:3Lv

他者強化:飲酒:10Lv

魔力回復速度上昇:飲酒:10Lv

魔力自動回復:10Lv

色香:7Lv


・アクティブスキル

弓術:2Lv

忍び足:7Lv

罠:4Lv

解体:3Lv

料理:4Lv

連携:10Lv

無属性魔術:4Lv

酔酒魔術:10Lv

生命属性魔術:5Lv

魔術制御:10Lv

酔剣術:1Lv

格闘術:7Lv

枕事:5Lv


・ユニークスキル

邪神の転生体:10Lv

半異貌精神




●ジーク 人種 3歳 男性


 今年4歳になるゾルコドリオの義理の息子。実の親はアミッド帝国皇帝マシュクザール。

 工作の一環として息子を身籠もった女を洗脳によって記憶を改竄し、『暴虐の嵐』に助けられるように細工されていた。

 更に、実は彼はヴァンダルーと同じ転生者で、【韋駄天】の田中仁でもある。


 ただし、記憶と人格は一時的に戻った後再び忘れてしまい、自分の実の父親に関する事も知らないままである。


 ハーフエルフであるマシュクザールと人種である母親の混血だが、種族も見た目も人種そのもの。注意して見れば耳がやや長い……かも?と言う程度の特徴しかエルフの特徴は受け継いでいない。


 実の父に皇帝、育ての父に深淵原種吸血鬼、そしてダンピールの妹か弟を持つ予定。彼の今後の人生は波乱に満ちたものになりそうだ。




●ハインツ 人種 28歳 男性


 勇者ベルウッドの後継者になり、アルダにその正義や神意を問う事を目的にダンジョンに挑んでいた、アルダ融和派の旗頭兼オルバウム選王国の国家的英雄。

 恋人でもあったマルティーナを喪った『ザッカートの試練』へのリベンジを狙っていたが、ヴァンダルーが先に攻略してしまい、代わりのように出現した『アルダのダンジョン』に挑戦していた。


 ダンピールのセレンを保護した事を始め、ヴィダの新種族に不利な冒険者ギルドの制度改定に抗議したり、ヴィダの新種族を違法に捕まえ売り捌いていた悪徳商人に証拠を突き付け衛兵に引き渡したり、融和派として様々な活動をしてきた。


 ただあくまでも彼は人間社会に属しており、人間社会が許容できる範囲内での融和を目指していた。そしてゆくゆくはその範囲を広げられればと思っていた。

 ヴァンダルーはそれを直感的に察しており、グールや魔人族に対する彼の対応等から「憎悪を抑えてまで生かしておく価値無し」と判断されてしまった。


 他にもハインツはアンデッドに対して「不自然で、存在するべきではない危険な存在」という強い信念を持っているため、やはりヴァンダルーとは相容れなかっただろう。


 ヴァンダルーによって【御使い降臨】から覚醒した【英霊降臨】で降臨する英霊ヨシュアを喪い、魂だけの状態で受けたダルシアの攻撃によって心魂共に深い傷を受け、現在『眠りの女神』ミルの神域で眠りながら治療中。




●エドガー 人種 31歳 男性


 『五色の刃』の斥候職。冒険者としてはハインツ達の先輩に当たり、パーティーを支えてきた。

 特段どの神の信者という認識は無かったが、ハインツ達とパーティーを組んで活動する内にアルダ信者という事になって、気がつけばニルタークの加護を得ていたという宗教的な意識の低い人物。


 短く刈り込んだ髪に目つきの悪い顔に無精髭と、スラムに行けば必ず一人はいるような外見をしている。そして見た目通りスラム出身者。

 その経験の為か貧しい者には情を見せる。ハインツの融和派としての活動に対する理解も、多くの場合それに由来していた。多くの場合人間社会のヴィダの新種族は、貧しいからである。


 ただグールや魔人族等、人間社会に害をなすヴィダの新種族には容赦が無く、魔物や山賊同様の対応を取る。無力な女子供に関しては多少躊躇うが、ここで見逃してもどうせ(無力だから)生き残れない。なら楽にしてやるべきだと考えている。


 ヴァンダルーに対しても「人間社会に害をなす存在」であり、それ以上に自分達を狙う「危険な敵」だと認識している。


 ヴァンダルーによって魂を崩壊寸前まで傷つけられ、廃人となる事が確定していたがアルダによって魂の専門家であるロドコルテに治療の依頼がなされた。その際消滅したニルタークの英霊ルークの魂の欠片が使われるらしいが……エドガーがエドガーとして戻って来るのか、予断を許さない状況が続いている。




●デライザ ドワーフ 32歳 女性


 『五色の刃』初期メンバー最後の一人、青い髪をしたドワーフの女性でパーティーの防御面を支える。

 ハインツを英雄の器と見込んでおり、アルダ融和派としての活動も最初はハインツが行っているから協力するという認識を持っている。

 善行を積むのは嫌いではないし、上位の冒険者となると社会的な活動も求められる。ただその対象を、ハインツに合わせて選んだだけである。


 ただ別にパーティー以外の人々に対して情が無い訳ではなく、セレンは妹同然に想っており、彼女が住みやすい世の中にしたいという思いが融和派として活動する意義になっている。


 ヴァンダルーに関しては同情するし罪悪感も覚えているが、それよりも盾職としての役割を優先している。

 魂に若干の傷を受け『眠りの女神』ミルの神域で休んでいるが、数日中にジェニファーとダイアナが待つ『街』へ帰還する予定である。


 優秀な盾職だがヴァンダルーには挑発系の武技が効かず、また盾で防げない攻撃(貪血)等を幾つも持っており、相性は最悪に近かった。

 以下のステータスは、ヴァンダルーと戦っていた時のものである。




・名前:デライザ

・種族:ドワーフ

・年齢:32歳

・二つ名:【赤炎盾】 【闇を切り裂く者】 【聖母殺し】

・ジョブ:轟炎輝盾士

・レベル:58

・ジョブ履歴:見習い戦士、戦士、守護戦士、大守護戦士、重戦士、魔盾戦士、棍士、聖戦士、盾士、炎光盾士



・パッシブスキル

闇視

全属性耐性:10Lv

状態異常耐性:10Lv

気配感知:5Lv

直感:6Lv

物理耐性:10Lv

盾装備時防御力増強:大

金属鎧装備時防御力増強:大

自己強化:導き:6Lv

能力値強化:カバーリング:10Lv


・アクティブスキル

棍術:10Lv

炎輝盾術:8Lv

炎輝鎧術:5Lv

連携:10Lv

限界超越:7Lv

魔盾限界超越:8Lv

魔鎧限界超越:7Lv

解体:2Lv

礼儀作法:1Lv

英霊降臨:5Lv


・ユニークスキル

アルダの加護


●ダイアナ エルフ 111歳 女性


 『五色の刃』がオルバウム選王国に密入国し、『ザッカートの試練』に挑戦した後に参加したエルフの女性。アルダの従属神であり生命属性の女神である『眠りの女神』ミルの神官。

 人里離れた場所に在るミルの神殿出身で、そこに駆け込んだ人種の女性から産まれた先祖返りでそのまま神殿で育つ。


 そして母が亡くなった事を機に修行の為に神殿を出て、諸国を回るのに便利であるため冒険者になった。臨時パーティーを組んでは解散を繰り返しながら町から町へ、公爵領から公爵領へと移動して、その途中偶然ハインツ達と出会った。その瞬間ミルから神託を受け、「これが私の運命だ」と直感し『五色の刃』に加わった。


 華奢な体つきで、切れ長の瞳に長い髪というエルフらしい美人。パーティーでは魔術での仲間の援護と回復を担当する。攻撃魔術も使えない訳ではないが、あまり得意ではない。『五色の刃』の中では最も攻撃力に劣る、仲間を援護してこそ真価を発揮する事が出来るタイプの魔術師。


 アルダ融和派になったきっかけはハインツの影響を受けたからだが、ダンピールのセレンを助けて保護しているのは融和派としてではなく人間としての行動。そうした活動を経て、ヴィダの新種族も人間と変わらない事を知る。

 そのためグールもヴィダの新種族である事をヴァンダルーから教えられ、その事実にショックを受けていた。

 もっとも、アンデッドは存在してはならない害悪であるというアルダ勢力の神々の神官らしい価値観を持っている。


 現在は『街』でジェニファーと共にハインツ達の帰りを待っている。

 ちなみにオルバウム選王国の名誉貴族位以外にも、ミル神殿の名誉高司祭位も持っている。


 以下のステータスはヴァンダルーと戦った当時のものである。




・名前:ダイアナ

・種族:エルフ

・年齢:111

・二つ名:【遍歴の聖者】 【紫燐杖】 【闇を切り裂く者】

・ジョブ:癒し手

・レベル:80

・ジョブ履歴:見習い神官、神官、神官魔術師、聖職者、生命属性魔術師、付与魔術師、治癒魔術師、大魔術師、賢者、大賢者



・パッシブスキル

暗視

状態異常耐性:5Lv

杖装備時魔術攻撃力増強:小

魔力使用量減少:8Lv

魔力回復速度上昇:10Lv

魔力自動回復:8Lv

魔術耐性:3Lv

能力値強化:後衛:10Lv

自己強化:信仰:10Lv

自己強化:導き:5Lv

魔力増大:3Lv


・アクティブスキル

無属性魔術:1Lv

光命魔術:8Lv

風属性魔術:10Lv

水属性魔術:10Lv

魔術精密制御:1Lv

聖職者:10Lv

限界超越:5Lv

魔杖限界超越:1Lv

杖術:1Lv

連携:10Lv

英霊降臨:3Lv

家事:4Lv

礼儀作法:3Lv

詠唱破棄:4Lv


・ユニークスキル

治癒効果増大:5Lv

付与魔術効果増大:5Lv

ミルの加護




●ジェニファー 人種 22歳 女性


 ダイアナと同じく『五色の刃』がオルバウム選王国に密入国し、『ザッカートの試練』に挑戦した後に参加した女冒険者。既に格闘士として名が売れつつあり、自分こそが『ザッカートの試練』を攻略して見せると意気込んでいた。


 加入して間もない頃は大物ぶって堅苦しい口調や態度を取っていたが、徐々にボロが出て今はすっかり素が出てしまっている。

 アルダ融和派としての活動をしているのは、やはりハインツから受けた影響と助けたダンピールのセレンとの交流が理由。


 そのためダイアナ同様にグールがヴィダの新種族である事にショックを受けていた。……魔人族にショックを受けないのは、オルバウム選王国では今まで倒してきたのが危険な犯罪者だからである。幾らヴィダの新種族だからと言って山賊のような略奪や、公爵領を滅亡させるような陰謀を企む者には容赦する理由は無い。

 そのためグールに関しても冒険者や隊商を襲った大人に関しては討伐した事を後悔はしていないのだが……。


 現在はダイアナ同様『街』で仲間が帰るのを待っている。

 以下のステータスはヴァンダルーと戦った当時のものである。




・名前:ジェニファー

・種族:人種

・年齢:22歳

・二つ名:【白輝拳】 【闇を切り裂く者】

・ジョブ:拳聖

・レベル:89

・ジョブ履歴:見習い戦士、戦士、格闘士、狂戦士、魔闘士、魔拳使い、不死殺し、聖拳士、聖蹴士



・パッシブスキル

全能力値増強:中

無手時攻撃力増強:大

非金属鎧装備時敏捷増強:中

全属性耐性:4Lv

状態異常耐性:6Lv

魔力回復速度上昇:3Lv


・アクティブスキル

輝拳術:7Lv

投擲術:5Lv

鎧術:10Lv

限界超越:10Lv

魔拳限界超越:8Lv

解体:4Lv

連携:10Lv

魔闘術:10Lv

英霊降臨:3Lv

家事:1Lv



・ユニークスキル

アンデッドキラー:7Lv

アルダの加護




●キュラトス 記録の神


 ラムダ世界が創造された直後からアルダに仕えていた御使いが昇華され、従属神となった存在。光属性の神であると同時に法の神であったアルダの秘書官的な存在であり、その為現在でも彼を単独で祭る神殿や祠は存在しない。

 神像でもアルダが携えている書物がその象徴とされ、アルダと共に信仰されている。


 魔王グドゥラニスが魔王軍を率いて世界に侵略戦争を仕掛けてくる以前から存在するため、アルダの「世界を魔王が現れる前に戻す」と言う理想を理解する神の一柱。

 ただ感情に乏しく、ときに人間の不合理な振る舞いや矛盾した感情を理解できずにいる。それは彼が独自の信者を持たず、教えを説くような事をする必要が無かったせいで、人間からの距離が他の神々よりも遠かったため。


 ただそんな自分の在り方を「記録を司る神としては、寧ろ好都合である」と認識しており、理解できない事を嘆いても理解しようとはしない。


 世界創造直後からの詳細な記録をつけ続け、それ等と自分自身の神威を用いてアルダのダンジョンの管理を行っていたが、本物と寸分違わぬヴァンダルーのコピーを創ってしまったために、本物のヴァンダルーの魂をダンジョンの中に招いてしまった。


 ベルウッドが眠っている神域と繋がっている部分を含めてダンジョンの深部を守る事と引き換えに、ヴァンダルーの攻撃を受けて魂を喰われ、消滅した。ただ、自身の記録のコピーを主であるアルダの為に残している。

 ただ、記録を扱う事に関して彼ほど長けた神はアルダ勢力には存在しない。


 ちなみにキュラトスが消滅したため、世界中のアルダの神像が携えている書物が砕け散っている。アルダ信者達による改修作業が待たれるところだ。




●ゴゾロフ ドワーフ 127歳 男


 通称『ハイエナ』のゴゾロフ。アルクレム公爵領に幾つかある都市の一つ、モークシーを中心とした地域で悪事を働く、名の知れた悪党。

 スタンダードな山賊行為の他に人身や盗品の売買、殺しの請負、麻薬の栽培と精製等、手広く行っている。

 悪事を働くのは主に町の外で、略奪は村や隊商を、殺しの時もターゲットが町を出て旅をしている時を狙う。


 それはモークシーの町にはゴゾロフの組織の上位組織が存在していたためだ。


 巧みな策謀よりも残酷さと暴力を武器にしてのし上がってきた人物で、その戦闘能力は山賊の頭と評すには高すぎる。それは彼の前歴が傭兵団の団長で、悪党に身を落とした今も自分と配下に厳しい訓練を課している成果である。


 しかしヴァンダルーが幾つかある候補の内、偶々モークシーの町に目を付けた事によってゴゾロフの組織は壊滅。寄生型使い魔王の戦闘実験から運良く生還したが、そのまま生け捕りにされて今は王城地下の工房でルチリアーノの人体実験用サンプルと化している。

 なお、死後は適当なゴーレムにされる模様。


 ちなみに、生前はC級冒険者並の戦闘能力があった。




・名前:ゴゾロフ

・種族:ドワーフ

・年齢:127

・二つ名:【ハイエナ】

・ジョブ:狂戦士

・レベル:75

・ジョブ履歴:見習い戦士、戦士、斧士



・パッシブスキル

闇視

精神耐性:3Lv

筋力強化:4Lv

毒耐性:1Lv

斧装備時攻撃力強化:小

直感:2Lv


・アクティブスキル

斧術:5Lv

短剣術:1Lv

投擲術:1Lv

鎧術:3Lv

盾術:2Lv

限界突破:3Lv

指揮:3Lv

連携:3Lv

御者:1Lv

騎乗:2Lv




●アッガー 人種 男 31歳


 モークシーの町の衛兵の中でもベテランの一人、特に優秀と言う訳ではないが年相応に経験を積んでいる。

 町を訪れる者の内弱い立場の者から小銭を脅し取り、商人や冒険者から賄賂を受け取る小悪党である。


 町をパトロールする際に娼婦やスリを捕まえても、やっている事が小さければ自身の功績にならないので金で見逃してやることが多い。

 ただ手を出すと本格的に不味い事になる事には今まで手を出していないため、衛兵の職に留まっている。


 当然だが『ハイエナ』のゴゾロフや、その上位組織とは関わりらしい関わりは無い。……広い意味で言えば繋がりはあるが、用がある時だけ接触し、小銭で情報を売り、雑用(パトロールの前に腹を下して時間を遅らせる等)を依頼される程度である。つまり、町にいるチンピラAと同じくらいの存在である。


 そのためヴァンダルーから賄賂を巻き上げたり、ダルシアにちょっかいをかけようとしたり、畏れ知らずな行動に出てしまった。……知らぬが仏だが、このままだと彼の選択と行動によっては彼自身が仏になってしまうかもしれない。


 彼の実力は平均的な衛兵(兵士)と変わりない。ただベテランの小悪党らしくちょっとした特技を持っている。




・名前:アッガー

・種族:人種

・年齢:31

・二つ名:無し

・ジョブ:兵士

・レベル:75

・ジョブ履歴:見習い兵士



・パッシブスキル

能力値強化:指揮下:1Lv

気配感知:1Lv


・アクティブスキル

槍術:2Lv

格闘術:1Lv

弓術:1Lv

鍵開け:1Lv

罠:1Lv




●勇者


勇者に関する元の世界での名前や職業、趣味嗜好についてざっと纏めたものです。


●勇者ベルウッド アルダに選ばれた勇者 本名:鈴木正平(すずき・しょうへい) 自然活動家 大学生 熱弁家 


●勇者ザッカート ヴィダに選ばれた勇者 本名:坂戸啓介(さかと・けいすけ) 町工場経営者 カツカレーが好き 勇者の中で最年長(若返る前は一人だけ三十手前)


●勇者ファーマウン ザンタークに選ばれた勇者 冒険者ギルドの創始者 本名:遠山錦司(とうやま・きんじ) 冒険家志望の大学生


●勇者ナインロード シザリオンに選ばれた勇者 テイマーの創始者 本名:九道陽菜(くどう・ひな) 大学生兼ペットショップのアルバイト店員


●勇者アーク、リクレントに選ばれた勇者 阿久津春香(あくつ・はるか) 数々のマジックアイテムの作り方を考案した 文系大学生


●勇者ソルダ ペリアに選ばれた勇者 理系の女子学生 反田良子(はんだ・りょうこ) 眼鏡女子 マッチョが苦手


●勇者ヒルウィロウ ボティンに選ばれた勇者 丘柳信二(おかやなぎ・しんじ) ニンジャや侍が好き。舞台俳優の卵




●バストランキング


 シェイド(両性又は無性なのに参加)、カナコ(ノリノリで参加)、メリッサ(なんだか参加する流れだったから深く考えず参加)、そして復活したダルシアが参加した。ちなみに、ティアマトは顧問に就任した。


 カナコやメリッサは大勢に大きな影響を及ぼす事はなく、ダルシアもH内での序列が少々変わった程度だった。

 だが最底辺だったパウヴィナの躍進と、シェイドとの交代劇など今後波乱が起きる可能性は否定できない。


 尚、レギオンを含めた一部の参加者は肉体の形態を変化させる事でサイズを変動させる事が可能だが、このランキングではそうした事をしていない普段の状態のサイズを計測している。




 計測不能&名誉顧問ヤマタ ティアマト(NEW!)


●ランキング


・I

 ベルモンド

 アイゼン

 クイン

 レビア王女

・H

 ダルシア(NEW!)

 タレア

 バスディア

 ワルキューレ(レギオン)

 ジーナ

 クーネリア

 ギザニア

・G

 アイラ

 イシス(レギオン)

 イリス

 ラピエサージュ

・F

 エレオノーラ(UP!)

 サリア

 ガオル

 リタ

・E

 ペリベール

 ミューゼ

 エレシュキガル(レギオン)

 オルビア

・D

 カチア

 ビルデ

 イザナミ(レギオン)

・C

 カナコ・ツチヤ(NEW!)

 メリッサ・J・サオトメ(NEW!)

 プリベル

 見沼瞳(レギオン)

・B

 オニワカ

 ザンディア

 ザディリス

 プルートー(レギオン)

・A

 バーバヤガー(レギオン)

 グファドガーン(憑代)

・AA

 パウヴィナ(UP!)

 シェイド(レギオン)(NEW!)






●タロスヘイム発展度


・魔大陸を含めた総人口 約七万三千人(タロスヘイム 約二万三千人 魔大陸 約五万人)


グール、アンデッド、ブラックゴブリン、アヌビス、オーカス、巨人種、人種、獣人種、ドワーフ、スキュラ、ハーフエルフ、エルフ、リザードマン、アーマーン、吸血鬼、スクーグクロー、レーシィー、ゲヘナビー、鬼竜人、魔竜人、ラミア、竜人、鬼人、ハーピィ、ケンタウロス、人魚、カオスエルフ、ノーブルオーク、オーク、ハイコボルト、コボルト、ハイゴブリン、ゴブリン、魔人族、アラクネ、エンプーサ


ゴーレムやカースウェポンは含まれていない。



●タロスヘイム施設


 水銀鏡ゴーレム

 探索者ギルド(交換所と配給所、ジョブチェンジ部屋)

 ヴィダ神殿(従属神&ヴィダ派の神々、ズルワーンとリクレント、ザンターク、ファーマウンの神像有り)

 公衆浴場

 各種屋台

 公営カジノ

 イモータルエントの森(ガンテエント植樹済み スクーグクロー&レーシィー増殖中)

 各種ゴーレム工場

 モンスタープラント畑

 木人訓練場(アルダ側の英雄アンデッド在住)

 劇場

 見る者の心に残る芸術的なペイント(空からでなければ全貌は見えない)

 生命体の根源

 移住希望者用集団住宅(NEW!)

 人間社会からの移住者用寮(NEW!)




 B級ダンジョン×2(+1) C級ダンジョン×2 D級ダンジョン×3 E級ダンジョン×1

 酒ヤシ栽培用ダンジョン×1

 娯楽用ビーチダンジョン完成!(NEW!)

 漁業専用ダンジョン(NEW!)

 デーモン軍仮住居用ダンジョン(ヴァンダルーの地下工房に併設)



●沼沢地リザードマン地区


 カプリコーン農場

 カプリコーン乳加工場

 探索者ギルド支部

 『五悪龍神』フィディルグとヴィダの祠

 精神侵食ストーンサークル


 D級ダンジョン×1 B級ダンジョン×1



●沼沢地スキュラ地区


 田んぼ(魔ガモ農法採用中)

 泥湯温泉

 スキュラの英雄神メレベベイルとヴィダの祠

 探索者ギルド支部

 ヒュージカピバラ牧場

 魔鴨の養殖場

 精神侵食ストーンサークル

 転移用極小ダンジョン


●サウロン解放戦線アジト(元スキュラ族自治区)


 精神侵食ストーンサークル

 自動アンデッド化魔術陣(侵入者リサイクル専用)

 D級ダンジョン

 転移用極小ダンジョン

 闇夜騎士団本詰所

 粗製アンデッド軍


●魔大陸(NEW!)

 ザンタークの仮神域

 街

 温泉


 ダンジョン×無数


●仮設施設


 クノッヘンコンサート場

 サムのジョブチェンジ部屋


●冥魔創道の影響下にある境界山脈内部の国々(ヴァンダルーが直接訪問した国)


 ノーブルオーク王国

 ザナルパドナ

 グール国

 ハイコボルト国

 ハイゴブリン国

 魔人国

 鬼人国

 竜人国

 ケンタウロス国

 ハーピィ国

 ラミア国

 ダークエルフ国

 『ヴィダの寝所』

 人魚国




●カオスエルフ種族紹介 ルチリアーノ著


 ヴィダの神域で女神の化身となり、『生命体の根源』で復活したダルシアが始祖となって誕生した、新たなヴィダの種族。

 通常時の外見は肌の色が少々濃い以外はダークエルフと変わりなく、スキル等もダークエルフがベースとなっていると思われる。


 種族的な特徴として、高い再生能力を持ち生命力に優れていると推測される。

 また恐らく種族全員が【混沌】というユニークスキルを取得する事になると思われる。【混沌】は身体を変異させるスキルで、変異出来る形状や種類は個人差があるが、本来なら人が取得できないスキルの取得が可能になる等、強力なスキルである。


 これ以上の特徴は、現在カオスエルフが三人しかいないため、それが種族的な物なのか個人によるものなの判別不能。また、寿命などもまだ計測不能である。

 なので、ダークエルフ及びエルフの諸君はどんどんカオスエルフになってくれると研究が捗るのだが。


 希望者は始祖であるダルシアに抱擁や祝福(キス)を受けるだけでカオスエルフになれるので、タロスヘイム王城まで申し出てもらいたい。

 モークシーの町から彼女が戻った後、審査の末順番が来たら呼ぶか彼女が直接向かう事になるだろう。


 何、今は封印されているらしいダークエルフの祖も許してくれるさ。

申し訳ありませんが、十章は8月20日からの投稿とさせて頂きます。お待ち頂ければ幸いです。


現在開催中のコミックマーケットの一二三書房様の企業ブースで、拙作「四度目は嫌な死属性魔術師」の書き下ろしSSが含まれた冊子が配布されておりますので、会場に足を運んだ際には寄っていただければ幸いです。


暴虐の嵐のリサーナの邪神としての名前ですが、ヂュリザーナピペが正しいです。たびたび間違えてしまい、申し訳ありません。

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[気になる点] ハインツパーティにヴァンダルーの言葉あんま響いてないんだな
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