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序章
「一日だけの約束さ」この言葉を最期に、僕は目を覚ました。なにもなかったかのような僕の部屋。机、本棚、思い出の写真、何もかもが今まで通り。(じゃあ、昨日の夢は一体…?)神の声が聞こえる…(変わったのは、周りの世界ではなく、お前自身なのではないのか?)「え?ほ、本当だ!こ、これはたしか夢に出てきた、ブルー!ほ、本当だったのか!どうしよう…。」彼は、昨日みた夢が正夢になってしまったのだ。これでは、ひとに顔を合わせることが出来ない。なんとかして元に戻す方法はないのだろうか?(探すんじゃ…!)え?(これからお前は顔を探しにたびにでるのじゃ。)「一人で?」(仲間はお前が旅を続けるうちに、だんだんと、増えていくじゃろう。