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エピローグ

次の日の朝が来ました。今日も平和で清々しい空気が流れています。


「遥、藍、ご飯よ」

「はーい」


バタバタと音を立てて、姉妹で一階に降りてきました。朝から騒がしくて、すみません。


結局、地球人から見たら宇宙人だけれど、宇宙人から見たら私たちも宇宙人です。

宇宙は広いです。そして星の数だけ、宇宙人もたくさんいるはずです。


他の星の人々からしたら、父も母も私も藍も宇宙人。

だったら宇宙人であることを気にする必要がないことに気がつきました。


「遥、藍、行ってくるよ」

「行ってらっしゃーい」


私たち姉妹は食パンを食べつつ、父が仕事に行こうとするのを見送ります。


「パパ、行ってらっしゃい」

「ママ、行ってくるよ」

「ママが心配だなぁ。やっぱり今日は仕事を休もうかなぁ」

「もう、パパったら。心配しなくても大丈夫よ」


父と母は今日も朝からラブラブです。はい、ごちそーさま。


……私は父も母も、そして妹のこともとても大好きです。もちろん友人も大好きですし、今まで生きてきてたくさんの人々に親切にしてもらえました。きっとこれから先もそうなのでしょう。


とりあえず言っておきますが、藍より先には死にませんよ!

というか死ねないだけですね。


これから先、半分だけも宇宙人であることに悩む日が来るかもしれません。

でも、私は半分だけでも宇宙人であることに、誇りを持って生きていたいです。

私が七瀬家に生まれてきたことにも、ちゃんとした意味があるのかもしれませんしね。


「行ってきます」


私はそう言って玄関のドアを開け、外に出ました。


――まだ見たことのない、未来を歩いていていくために。


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